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公開番号
2024174692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092660
出願日
2023-06-05
発明の名称
接続構造
出願人
株式会社水素パワー
代理人
個人
主分類
H01M
8/02 20160101AFI20241210BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】燃料電池に用いられるセルと、セルの電圧測定に用いられるコネクタと、の接続において、誤嵌合を防止するための接続構造を提供する。
【解決手段】第一セパレータC1の外周部の主切欠き部と、第二セパレータの外周部の副切欠き部と、ターミナルを収納するハウジングB1の端部に形成され、第一セパレータC1が挿通されるガイド部X3と、を備え、各主切欠き部は、略コ字状の第一切欠き部と、これに連設され、コネクタBの差込方向に延びる細長の第二切欠き部と、を有し、各第一切欠き部により一の溝部Gが構成され、各第二切欠き部により一のスリット部Sが構成され、ガイド部X3は、スリット部Sに嵌合するリブ部Rを有し、溝部Gの高さは、ハウジングB1の高さと略同一に構成され、スリット部Sは、溝部Gに対して、その高さ方向中心から所定距離オフセットされて配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料電池に用いられる複数のセルと、各セルの電圧測定に用いられるコネクタと、を接続するための接続構造であって、
前記各セルを構成し、前記コネクタのターミナルと当接する第一セパレータの外周部の一部が切欠かれて形成される主切欠き部と、前記各セルを構成し、前記ターミナルと当接しない第二セパレータの外周部の一部が切欠かれて形成される副切欠き部と、前記ターミナルを収納するハウジングの端部に形成され、前記第一セパレータが挿通されるガイド部と、を備え、
前記各主切欠き部は、略コ字状の第一切欠き部と、前記第一切欠き部に連設され、前記コネクタの差込方向に延びる細長の第二切欠き部と、を有し、
前記各副切欠き部は、前記ターミナルが前記第一セパレータと当接した状態で、前記ハウジングが第二セパレータと干渉しない切欠き深さを有し、
前記各第一切欠き部は、積層方向に沿って連通することで、一の溝部を構成し、
前記各第二切欠き部は、前記積層方向に沿って連通することで、一のスリット部を構成し、
前記ガイド部は、前記積層方向に沿って延びることで前記スリット部に嵌合するリブ部を有し、
前記溝部の高さは、前記ハウジングの高さと略同一に構成され、
前記スリット部は、前記溝部に対して、その高さ方向中心から所定距離オフセットされて配置されている、接続構造。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記各主切欠き部は、前記第二切欠き部に連設され、前記高さ方向に沿って延びる第三切欠き部を有し、
前記各第三切欠き部は、前記積層方向に沿って連通することで、一の係止部を構成し、
前記リブ部には、前記係止部に係止する係止突起が設けられている、請求項1に記載の接続構造。
【請求項3】
前記第一切欠き部と前記第二切欠き部との連設箇所には、R加工又は面取加工が施されている、請求項1に記載の接続構造。
【請求項4】
前記第二切欠き部を形成し、前記差込方向に延びる端辺は、折曲げられている、請求項1に記載の接続構造。
【請求項5】
前記第二切欠き部に隣接する前記ターミナルとの当接部分に、凹凸形状が形成されている、請求項1に記載の接続構造。
【請求項6】
前記主切欠き部を含む前記第一セパレータの所定領域は、前記積層方向に突出した凸面部である、請求項1~5の何れかに記載の接続構造。
【請求項7】
前記リブ部の先端面は、前記スリット部の最深部に当接可能に構成されている、請求項1に記載の接続構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池に用いられるセルと、セルの電圧測定に用いられるコネクタと、を接続するための接続構造に係るものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境負荷低減への取組みが世界的に活発になっていることを背景に、燃料電池の優位性が注目されている。
【0003】
燃料電池は、水素と酸素さえあれば発電が可能であり、発電時に水しか排出しないことから、環境への負荷が少ない。
また、燃料電池は、化学反応のみで発電するため騒音が発生しないこと、送電ロスが少ないこと、燃料の入手が容易であること等、多くのメリットが存在する。
【0004】
ところで、燃料電池は、セルと呼ばれる、単体で水素と酸素を反応させて発電を行うことができる略板状の構成体が複数枚積層されることで、全体が概略構成されている。
そして、燃料電池の製造等において、各セルの発電状況に応じた条件制御を行う必要があることから、各セルの電圧をモニタするためのコネクタが用いられている。
【0005】
上記に関し、特許文献1には、燃料電池(セパレータ)とコネクタとの接続構造に関する発明が記載されている。
この発明では、各セルを構成するセパレータの一部に、コネクタと嵌合する切欠き部が設けられており、この切欠き幅が、コネクタケースの高さよりもやや大きな値に設定されている。
また、この発明では、コネクタ側に、燃料電池側のコネクタ接続部と係合する係合部が設けられている。
【0006】
これにより、コネクタの高さ方向の位置決めが可能となり、また、接続時のコネクタの差込方向の移動を抑制することで、接続時の接続不良や損傷等の不具合の発生を抑制することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
国際公開WO2011/148433号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の接続構造の場合、コネクタを反転した状態でも、セパレータとコネクタとの嵌合が可能であるため、誤嵌合してしまう恐れがあり、接続不良や測定装置の故障の原因となる。
【0009】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、燃料電池に用いられるセルと、セルの電圧測定に用いられるコネクタと、の接続において、誤嵌合を防止するための接続構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明は、燃料電池に用いられる複数のセルと、各セルの電圧測定に用いられるコネクタと、を接続するための接続構造であって、
前記各セルを構成し、前記コネクタのターミナルと当接する第一セパレータの外周部の一部が切欠かれて形成される主切欠き部と、前記各セルを構成し、前記ターミナルと当接しない第二セパレータの外周部の一部が切欠かれて形成される副切欠き部と、前記ターミナルを収納するハウジングの端部に形成され、前記第一セパレータが挿通されるガイド部と、を備え、
前記各主切欠き部は、略コ字状の第一切欠き部と、前記第一切欠き部に連設され、前記コネクタの差込方向に延びる細長の第二切欠き部と、を有し、
前記各副切欠き部は、前記ターミナルが前記第一セパレータと当接した状態で、前記ハウジングが第二セパレータと干渉しない切欠き深さを有し、
前記各第一切欠き部は、積層方向に沿って連通することで、一の溝部を構成し、
前記各第二切欠き部は、前記積層方向に沿って連通することで、一のスリット部を構成し、
前記ガイド部は、前記積層方向に沿って延びることで、前記スリット部に嵌合するリブ部を有し、
前記溝部の高さは、前記ハウジングの高さと略同一に構成され、
前記スリット部は、前記溝部に対して、その高さ方向中心から所定距離オフセットされて配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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