TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024180134
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099608
出願日
2023-06-16
発明の名称
端子カバー
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
9/00 20060101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電力機器の端子部に接続されて出線口を通る電線の周囲の隙間を塞ぐことができる端子カバーを得ること。
【解決手段】端子カバー2は、電線5の端子が接続された電力機器1の端子部を覆うものである。端子カバー2は、端子部を覆い、電線5を通す出線口34が形成されたカバー本体部3と、出線口34に設けられ、電線5の周囲の隙間を塞ぐ一対のシャッター部4と、を備えている。シャッター部4は、電線5を通す挿通部が形成されており、カバー本体部3に保持されて観音開き状に回転することによって、電線5の周囲の隙間を塞ぐことが可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電線の端子が接続された電力機器の端子部を覆う端子カバーであって、
前記端子部を覆い、前記電線を通す出線口が形成されたカバー本体部と、
前記出線口に設けられ、前記電線の周囲の隙間を塞ぐ一対のシャッター部と、を備え、
前記シャッター部は、前記電線を通す挿通部が形成されており、前記カバー本体部に保持されて観音開き状に回転することによって、前記電線の周囲の隙間を塞ぐことが可能に構成されている
ことを特徴とする端子カバー。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記カバー本体部には、前記電線の周囲の隙間を塞ぐ位置で前記シャッター部の回転を止める規制部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の端子カバー。
【請求項3】
前記カバー本体部には、前記シャッター部が挿入される挿入孔が形成されており、
前記シャッター部は、前記挿入孔に挿入されて前記電線の周囲の隙間を塞ぐシャッター本体と、前記シャッター本体を回転可能に軸支する軸部と、前記軸部の一端部に設けられ前記カバー本体部に保持される保持部と、を有する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端子カバー。
【請求項4】
前記挿通部は、前記シャッター本体の一部を切り欠いて形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の端子カバー。
【請求項5】
前記シャッター部は、硬質樹脂で形成されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の端子カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電線の端子が接続される電力機器の端子部を覆う端子カバーに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電線の端子が接続される電力機器の端子部を覆う端子カバーが知られている。端子カバーは、電線の端子が端子部に接続された状態で該端子部を覆う。例えば特許文献1に開示された端子カバーは、硬質樹脂で成型された端子カバー本体と、可撓性を有する樹脂で成型された保護カバー部材とを備えている。端子カバー本体は、上面と、上面の両側端から垂直方向に延びる一対の側壁と、一対の側壁間を区切るように上面から垂直方向に延びる2つの異極間隔壁と、が一体的に成型された構成である。端子カバー本体は、上面と1つの側壁と1つの異極間隔壁とで囲まれる空間、及び上面と2つの異極間隔壁とで囲まれる空間の各々が電線の出線口とされている。保護カバー部材は、端子カバー本体に取り付けられる接続部と、接続部と一体的に成形され、出線口を塞ぐ板状の保護カバー片と、を有している。保護カバー部材は、電力機器の端子部に接続されて出線口から出線する電線の上面に、保護カバー片が垂れかかることによって出線口を塞ぐ。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-79586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された端子カバーは、電線の上方の隙間のみを保護カバー片で塞ぐ構成であり、電線の下方の隙間は開放されたままなので、電線の周囲の隙間は塞がれていない。そのため、出線口の隙間から作業者の指又は作業用の工具等が進入して電力機器の端子部に誤って接触するおそれがある。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電力機器の端子部に接続されて出線口を通る電線の周囲の隙間を塞ぐことができる端子カバーを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる端子カバーは、電線の端子が接続された電力機器の端子部を覆う端子カバーであって、端子部を覆い、電線を通す出線口が形成されたカバー本体部と、出線口に設けられ、電線の周囲の隙間を塞ぐ一対のシャッター部と、を備え、シャッター部は、電線を通す挿通部が形成されており、カバー本体部に保持されて観音開き状に回転することによって、電線の周囲の隙間を塞ぐことが可能に構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示にかかる端子カバーによれば、電力機器の端子部に接続されて出線口を通る電線の周囲の隙間を塞ぐことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態にかかる端子カバーを電力機器に装着させた状態を示した斜視図
実施の形態にかかる端子カバーを電力機器から引き上げた状態を示した斜視図
実施の形態にかかる端子カバーが装着される電力機器を示した斜視図
実施の形態にかかる端子カバーを示した斜視図
実施の形態にかかる端子カバーのカバー本体部を示した斜視図
実施の形態にかかる端子カバーのカバー本体部を示した上面図
実施の形態にかかる端子カバーのカバー本体部を示した底面図
実施の形態にかかる端子カバーのシャッター部を示した斜視図
実施の形態にかかる端子カバーのシャッター部を示した正面図
実施の形態にかかる端子カバーを装着させた電力機器を盤に設置させる向きを示した説明図
電源側の端子部に装着させる端子カバーの組立手順を示した斜視図
電源側の端子部に装着させる端子カバーの組立手順を示した斜視図
電源側の端子部に装着させる端子カバーの組立手順を示した底面図
負荷側の端子部に装着させる端子カバーの組立手順を示した底面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態にかかる端子カバーを図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
実施の形態.
図1は、実施の形態にかかる端子カバーを電力機器に装着させた状態を示した斜視図である。図2は、実施の形態にかかる端子カバーを電力機器から引き上げた状態を示した斜視図である。図3は、実施の形態にかかる端子カバーが装着される電力機器を示した斜視図である。なお、本実施の形態においては、説明の便宜上、電力機器1の開閉操作部14が設けられた面を上面15とし、電力機器1の短手方向における両端面を側面16とする。但し、これらの向きは、電力機器1を設置する向きを規定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
電波吸収体
10日前
東レ株式会社
二次電池
1日前
愛知電機株式会社
変圧器
8日前
電建株式会社
端子金具
15日前
三菱電機株式会社
端子カバー
1日前
株式会社カネカ
接着加工装置
10日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
15日前
株式会社水素パワー
接続構造
10日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
10日前
株式会社カネカ
接着加工装置
10日前
個人
電波散乱方向制御板
1日前
株式会社村田製作所
コイル部品
8日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
15日前
日機装株式会社
半導体発光装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
15日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
3日前
株式会社ダイヘン
搬送装置
15日前
住友電装株式会社
コネクタ
1日前
三菱製紙株式会社
熱暴走抑制耐火シート
9日前
日本電気株式会社
波長可変レーザ
14日前
株式会社島津製作所
X線撮影装置
15日前
三洋化成工業株式会社
高分子固体電解質
10日前
トヨタ自動車株式会社
電池温調装置
1日前
日本電気株式会社
半導体光増幅素子
14日前
株式会社ノーリツ
燃料電池システム
3日前
ローム株式会社
信号伝達装置
15日前
株式会社カネカ
配線部材の加工装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
短絡検知方法
15日前
富士電機株式会社
電磁接触器
8日前
マクセル株式会社
全固体電池
15日前
富士電機株式会社
半導体装置
1日前
マクセル株式会社
扁平形電池
8日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1日前
ローム株式会社
半導体装置および車両
8日前
株式会社リコー
コネクタ、及び、機器
9日前
古野電気株式会社
電子機器
2日前
続きを見る
他の特許を見る