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公開番号
2025005794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106170
出願日
2023-06-28
発明の名称
電気接続箱
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】バスバーの誤組み付けを防止可能とした電気接続箱を提供すること。
【解決手段】電気接続箱11は、樹脂材よりなるケース21と、ケース21内に収容保持される第1バスバー32及び第2バスバー33とを備え、第1バスバー32はケース21内の底面上に配置される第1接続部32aを有し、第2バスバー33は第1接続部32a上に重ねられつつ第1接続部32aに接続される第2接続部33aを有する。第1バスバー32は、下方向に曲げられて延びる下延部32cを有し、第2バスバー33は、下延部32cと対応した部位に突出することで、第2接続部33a上に第1接続部32aを重ねることを阻止する突出部33cを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂材よりなるケースと、前記ケース内に収容保持される第1バスバー及び第2バスバーとを備え、前記第1バスバーは前記ケース内の底面上に配置される第1接続部を有し、前記第2バスバーは前記第1接続部上に重ねられつつ前記第1接続部に接続される第2接続部を有する、電気接続箱であって、
前記第1バスバーは、下方向に曲げられて延びる下延部を有し、
前記第2バスバーは、前記下延部と対応した部位に突出することで、前記第2接続部上に前記第1接続部を重ねることを阻止する突出部を有する、
電気接続箱。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記突出部は、前記第2接続部の主面と同一平面上の主面を有する、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記ケース内の底面から雄ねじ軸部が上方向に突出するボルトを有し、
前記第1接続部及び前記第2接続部の各々は、前記雄ねじ軸部が貫通する貫通孔を有する、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記第2バスバーの幅は、前記第1バスバーの幅よりも広く設定されており、
前記第2接続部は、前記第2接続部上に外部端子が重ねられつつ前記外部端子に接続されるものである、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項5】
樹脂材よりなるケースと、前記ケース内に収容保持される第1バスバー及び第2バスバーとを備え、前記第1バスバーは前記ケース内の底面上に配置される第1接続部を有し、前記第2バスバーは前記第1接続部上に重ねられつつ前記第1接続部に接続される第2接続部を有する、電気接続箱であって、
前記第2バスバーは、上方向に曲げられて延びる上延部を有し、
前記第1バスバーは、前記上延部と対応した部位に突出することで、前記第2接続部上に前記第1接続部を重ねることを阻止する突出部を有する、
電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気接続箱に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電気接続箱としては、例えば、車両の電池パックに設けられるものがある(例えば、特許文献1参照)。電池パックは、電池パックケースと電気接続箱と複数の電池セルとを備える。
【0003】
電気接続箱は、樹脂材よりなるケースと、ケース内に収容保持される電気回路部品とを備える。電気回路部品は、リレーの一種であるコンタクタや、電流センサや、バスバー等を含む。電気回路部品は、電池セルの電流値や温度等を監視することにより、電池パックの最適な入出力を実現する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-125965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のような電気接続箱では、大電流を扱うことから細い電線ではなく金属板であるバスバーが多用される。そして、バスバーの接続部は、他のバスバーの接続部上に重ねられつつ電気的に接続されることがある。このような場合、接続部を重ねる順番が予め決められているが、手作業で組み付ける場合などでは、接続部を重ねる順番を間違えることにより誤組み付けしてしまう虞があった。なお、このような場合、バスバーの高さがバスバーの板厚分ずれてしまうことになる。このことは、例えば、バスバーと他の電気回路部品との接続不良を起こしたり、バスバーに余計な負荷が掛かったりする原因となる。また、組み付けた後にカメラによる検査を行うことも考えられるが、同色のバスバーの境界線を判定することは難しいため、誤判定してしまう虞がある。また、カメラの導入コストが増加してしまう。
【0006】
本開示の目的は、バスバーの誤組み付けを防止可能とした電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の電気接続箱は、樹脂材よりなるケースと、前記ケース内に収容保持される第1バスバー及び第2バスバーとを備え、前記第1バスバーは前記ケース内の底面上に配置される第1接続部を有し、前記第2バスバーは前記第1接続部上に重ねられつつ前記第1接続部に接続される第2接続部を有する、電気接続箱であって、前記第1バスバーは、下方向に曲げられて延びる下延部を有し、前記第2バスバーは、前記下延部と対応した部位に突出することで、前記第2接続部上に前記第1接続部を重ねることを阻止する突出部を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の電気接続箱によれば、バスバーの誤組み付けを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態における電気接続箱の分解斜視図である。
図2は、一実施形態における電気接続箱の一部拡大斜視図である。
図3は、一実施形態における電気接続箱の一部拡大平面図である。
図4は、一実施形態における電気接続箱の一部拡大分解斜視図である。
図5は、図3の5-5線に沿った断面図である。
図6は、別例における電気接続箱の一部拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電気接続箱は、
[1]樹脂材よりなるケースと、前記ケース内に収容保持される第1バスバー及び第2バスバーとを備え、前記第1バスバーは前記ケース内の底面上に配置される第1接続部を有し、前記第2バスバーは前記第1接続部上に重ねられつつ前記第1接続部に接続される第2接続部を有する、電気接続箱であって、前記第1バスバーは、下方向に曲げられて延びる下延部を有し、前記第2バスバーは、前記下延部と対応した部位に突出することで、前記第2接続部上に前記第1接続部を重ねることを阻止する突出部を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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