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公開番号2025008371
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110492
出願日2023-07-05
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 24/50 20110101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタ用導体を相手側コネクタに接続する際に、所望の接触荷重を得られるようにすることを目的とする。
【解決手段】コネクタ60は、コネクタ用導体80を備えるコネクタであって、コネクタ用導体は、筒部82と、筒部の開口縁から延出する弾性片90、96と、を含み、筒部は、筒形状をなす筒形成部86と、筒形成部における周方向の第1端部84と、第1端部に重ね合わされると共に筒形成部における周方向の第2端部88と、第1端部および第2端部をかしめて固定するかしめ固定部83と、を有し、筒部には、筒部の径方向に貫通する変形吸収開口82Sが形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コネクタ用導体を備えるコネクタであって、
前記コネクタ用導体は、筒部と、前記筒部の開口縁から延出する弾性片と、を含み、
前記筒部は、
筒形状をなす筒形成部と、
前記筒形成部における周方向の第1端部と、
前記第1端部に重ね合わされると共に前記筒形成部における周方向の第2端部と、
前記第1端部および前記第2端部をかしめて固定するかしめ固定部と、
を有し、
前記筒部には、前記筒部の径方向に貫通する変形吸収開口が形成されている、コネクタ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記筒形成部および前記第1端部は同径の筒形状をなすように連なっており、
前記第2端部は前記筒部の径方向において前記第1端部に重ね合わされており、
前記変形吸収開口は、前記筒部の周方向において、前記第1端部における前記かしめ固定部の位置よりも、前記筒形成部における周方向の中央寄りの位置に設けられている、コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタであって、
前記変形吸収開口は、前記筒部の周方向において、前記第1端部と前記筒形成部との境界に位置する、コネクタ。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載のコネクタであって、
前記第1端部のうち前記開口縁側の部分が前記筒形成部に連なっている、コネクタ。
【請求項5】
請求項4に記載のコネクタであって、
前記弾性片は、前記筒形成部のうち前記第1端部と連なる端部分において前記開口縁から延出する端部弾性片を含み、
前記端部弾性片は、相手側導体に接する接点部を有し、
前記接点部は、前記筒部の径方向の内側および外側の一方側を向いており、
前記第2端部は、前記第1端部に対して、前記筒部の径方向における前記接点部の向きとは逆側に重ね合わされている、コネクタ。
【請求項6】
請求項2または請求項3に記載のコネクタであって、
前記第2端部は前記第1端部の内側に重ね合わされて、前記筒形成部よりも内周側に突出している、コネクタ。
【請求項7】
請求項2または請求項3に記載のコネクタであって、
前記変形吸収開口は、スリット状の開口形状に形成されている、コネクタ。
【請求項8】
請求項7に記載のコネクタであって、
前記変形吸収開口は、前記筒部の周方向に交差する方向に沿って延びている、コネクタ。
【請求項9】
請求項8に記載のコネクタであって、
前記変形吸収開口は、前記筒部の中心軸の方向において、前記筒部のうち前記開口縁とは反対側の基端側開口縁から前記かしめ固定部を越える位置まで延びている、コネクタ。
【請求項10】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタであって、
内導体と、
前記内導体が収容される絶縁体と、
をさらに備え、
前記筒部内には前記絶縁体が収容されている、コネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、コンタクトと、コンタクトを保持する合成樹脂製の絶縁体と、さらに絶縁体を収容する金属製のシェルとを備える同軸コネクタを開示している。金属製のシェルは、相手側の雄型コネクタと嵌合する嵌合部を有し、その嵌合部は略円筒状に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-297491号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の金属製のシェルは、筒状の嵌合部を含むコネクタ用導体として機能し得る。このようなコネクタ用導体を相手側の雄型コネクタに接続する際に所望の接触荷重を得られるようにすることが望まれている。
【0005】
そこで、本開示は、コネクタ用導体を相手側コネクタに接続する際に、所望の接触荷重を得られるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、コネクタ用導体を備えるコネクタであって、前記コネクタ用導体は、筒部と、前記筒部の開口縁から延出する弾性片と、を含み、前記筒部は、筒形状をなす筒形成部と、前記筒形成部における周方向の第1端部と、前記第1端部に重ね合わされると共に前記筒形成部における周方向の第2端部と、前記第1端部および前記第2端部をかしめて固定するかしめ固定部と、を有し、前記筒部には、前記筒部の径方向に貫通する変形吸収開口が形成されている、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、コネクタ用導体を相手側コネクタに接続する際に、所望の接触荷重を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態に係る同軸コネクタを備える機器を示す斜視図である。
図2は図1のII-II線断面図である。
図3は同軸コネクタを示す斜視図である。
図4は同軸コネクタを示す分解斜視図である。
図5は同軸コネクタを示す底面図である。
図6は外導体を示す斜視図である。
図7は図5のVII-VII線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のコネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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