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公開番号
2025004887
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104766
出願日
2023-06-27
発明の名称
電気接続箱
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250108BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】固定部材への容易な固定を可能とした電気接続箱を提供すること。
【解決手段】電気接続箱11は、板状の第1ベース部材22と、第1ベース部材上に配置される電気回路部品と、第1ベース部材22に固定される筒状のゴムブッシュ27とを備え、ゴムブッシュ27を介して固定部材に固定される。第1ベース部材22は、ゴムブッシュ27を第1ベース部材22の主面に沿って装着可能に切り欠かれた複数の装着部を有し、複数の装着部は、装着されたゴムブッシュ27の抜けを抑えるように、対向する間隔が装着されたゴムブッシュ27の溝部27aの外径より小さく設定された括れ部54と、装着されたゴムブッシュ27の移動を許容するように、括れ部54より対向する間隔が大きく且つ平行に延びる平行部55とを有する移動許容装着部51である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
板状のベース部材と、前記ベース部材上に配置される電気回路部品と、前記ベース部材に固定される筒状のゴムブッシュとを備え、前記ゴムブッシュを介して固定部材に固定される電気接続箱であって、
前記ベース部材は、前記ゴムブッシュを前記ベース部材の主面に沿って装着可能に切り欠かれた複数の装着部を有し、
前記複数の装着部の少なくとも1つは、装着された前記ゴムブッシュの抜けを抑えるように、対向する間隔が装着された前記ゴムブッシュの外径より小さく設定された括れ部と、装着された前記ゴムブッシュの移動を許容するように、前記括れ部より対向する間隔が大きく且つ平行に延びる平行部とを有する移動許容装着部である、
電気接続箱。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記複数の装着部は、全て前記移動許容装着部である、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記移動許容装着部の少なくとも1つは、前記ベース部材の端部から切り欠かれている、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記ベース部材は、長方形形状に形成され、
前記移動許容装着部の少なくとも1つは、前記ベース部材における長手方向の端部から切り欠かれている、
請求項3に記載の電気接続箱。
【請求項5】
前記ベース部材は、長方形形状に形成され、
前記移動許容装着部の少なくとも1つは、前記ベース部材における短手方向の端部から切り欠かれている、
請求項3に記載の電気接続箱。
【請求項6】
前記ベース部材は、前記ゴムブッシュを挿入可能な挿入孔を有し、
前記移動許容装着部の少なくとも1つは、前記挿入孔の一部から切り欠かれている、
請求項1に記載の電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気接続箱に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電気接続箱としては、例えば、車両の電池パックに設けられるものがある(例えば、特許文献1参照)。電池パックは、電池パックケースと電気接続箱と複数の電池セルとを備える。
【0003】
電気接続箱は、複数の電池セルと共に電池パックケース内に収容される。電気接続箱は、例えば、ケースと、ケースの底面を構成するベース部材上に配置される電気回路部品とを備える。電気回路部品は、複数の電池セルに接続される。電気回路部品は、例えば、複数のリレーやヒューズやバスバー等を含む。電気回路部品は、電池セルの電流値や温度等を監視することにより、最適な入出力を実現する。また、電気接続箱は、例えば、ケースの底面を構成するベース部材に固定される複数の筒状のゴムブッシュを備える。そして、電気接続箱は、ゴムブッシュを介して電池パックケースの複数の被固定点に固定される。これにより、ベース部材の製造誤差は吸収される。すなわち、樹脂材よりなるベース部材における複数の固定点は、製造誤差により僅かに位置ずれを生じることがあるが、その位置ずれはゴムブッシュによって吸収される。また、電気接続箱は、ゴムブッシュによって振動の伝搬が抑えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-16467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年、電池パックにおける電池セルの数が増加傾向にあることなどから、電池パックケース内に収容される電気接続箱の上方から見た配置スペースが細長くなりつつある。これにより、電気接続箱のベース部材も細長くなりつつある。そのため、樹脂材よりなるベース部材における複数の固定点の位置ずれも大きくなりつつある。そこで、ゴムブッシュの弾性変形だけでは、ベース部材の製造誤差を吸収することが難しくなりつつあるという問題がある。つまり、ベース部材を固定部材に固定することが困難になるという問題がある。
【0006】
本開示の目的は、固定部材への容易な固定を可能とした電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の電気接続箱は、板状のベース部材と、前記ベース部材上に配置される電気回路部品と、前記ベース部材に固定される筒状のゴムブッシュとを備え、前記ゴムブッシュを介して固定部材に固定される電気接続箱であって、前記ベース部材は、前記ゴムブッシュを前記ベース部材の主面に沿って装着可能に切り欠かれた複数の装着部を有し、前記複数の装着部の少なくとも1つは、装着された前記ゴムブッシュの抜けを抑えるように、対向する間隔が装着された前記ゴムブッシュの外径より小さく設定された括れ部と、装着された前記ゴムブッシュの移動を許容するように、前記括れ部より対向する間隔が大きく且つ平行に延びる平行部とを有する移動許容装着部である。
【発明の効果】
【0008】
本開示の電気接続箱によれば、固定部材への容易な固定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態における電気接続箱と固定部材の斜視図である。
図2は、一実施形態における電気接続箱と固定部材の分解斜視図である。
図3は、一実施形態における第1回路ユニットの平面図である。
図4は、一実施形態における第1回路ユニットの一部分解平面図である。
図5は、一実施形態における第1回路ユニットの一部分解拡大平面図である。
図6は、一実施形態における電気接続箱の一部分解拡大斜視図である。
図7は、一実施形態における電気接続箱の一部断面図である。
図8は、一実施形態における電気接続箱の一部分解断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電気接続箱は、
[1]板状のベース部材と、前記ベース部材上に配置される電気回路部品と、前記ベース部材に固定される筒状のゴムブッシュとを備え、前記ゴムブッシュを介して固定部材に固定される電気接続箱であって、前記ベース部材は、前記ゴムブッシュを前記ベース部材の主面に沿って装着可能に切り欠かれた複数の装着部を有し、前記複数の装着部の少なくとも1つは、装着された前記ゴムブッシュの抜けを抑えるように、対向する間隔が装着された前記ゴムブッシュの外径より小さく設定された括れ部と、装着された前記ゴムブッシュの移動を許容するように、前記括れ部より対向する間隔が大きく且つ平行に延びる平行部とを有する移動許容装着部である。
(【0011】以降は省略されています)
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