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公開番号
2025004886
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023104765
出願日
2023-06-27
発明の名称
電気接続箱
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250108BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】汎用性を高くしながら小型化を可能とした電気接続箱を提供すること。
【解決手段】電気接続箱11は、電気回路部品を備える電気接続箱であって、板状の第1ベース部材22と、第1ベース部材22上に配置されるとともに電気回路部品の一部を構成する基本電気回路部品23とを有する第1回路ユニット21と、板状の第2ベース部材32と、第2ベース部材32上に配置されるとともに電気回路部品の一部を構成する追加電気回路部品33とを有する第2回路ユニット31とを備える。第2回路ユニット31は、第1回路ユニット21上に積層されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電気回路部品を備える電気接続箱であって、
板状の第1ベース部材と、前記第1ベース部材上に配置されるとともに前記電気回路部品の一部を構成する基本電気回路部品とを有する第1回路ユニットと、
板状の第2ベース部材と、前記第2ベース部材上に配置されるとともに前記電気回路部品の一部を構成する追加電気回路部品とを有する第2回路ユニットと、
を備え、
前記第2回路ユニットは、前記第1回路ユニット上に積層されている、
電気接続箱。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記第1ベース部材の下に取り付けられる放熱金属板を備える、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記放熱金属板は、雌ねじを有し、
前記第1ベース部材、前記第2ベース部材、及び前記電気回路部品の少なくとも1つは、前記雌ねじに螺合されるボルトによって、前記放熱金属板に対して固定されている、
請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記放熱金属板は、上方に突出する柱部を有し、
前記雌ねじは、前記柱部に形成されている、
請求項3に記載の電気接続箱。
【請求項5】
前記放熱金属板は、1枚で前記第1ベース部材の下面の全範囲を含むように形成されている、
請求項2に記載の電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気接続箱に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電気接続箱としては、例えば、車両の電池パックに設けられるものがある(例えば、特許文献1参照)。電池パックは、電池パックケースと電気接続箱と複数の電池セルとを備える。
【0003】
電気接続箱は、複数の電池セルと共に電池パックケース内に収容される。電気接続箱は、例えば、ケースと、ケースの底面を構成するベース部材上に配置される電気回路部品とを備える。電気回路部品は、複数の電池セルに接続される。電気回路部品は、例えば、複数のリレーやヒューズやバスバー等を含む。電気回路部品は、電池セルの電流値や温度等を監視することにより、最適な入出力を実現する。また、電気回路部品は、搭載される車両のグレードやオプション等によって数が増減する場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-16467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、近年、電池パックにおける電池セルの数は増加傾向にあるため、電池セルと共に電池パックケース内に収容される電気接続箱の上方から見た配置スペースが小さくなりつつある。また、電気接続箱は汎用性の高さも求められている。
【0006】
本開示の目的は、汎用性を高くしながら小型化を可能とした電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の電気接続箱は、電気回路部品を備える電気接続箱であって、板状の第1ベース部材と、前記第1ベース部材上に配置されるとともに前記電気回路部品の一部を構成する基本電気回路部品とを有する第1回路ユニットと、板状の第2ベース部材と、前記第2ベース部材上に配置されるとともに前記電気回路部品の一部を構成する追加電気回路部品とを有する第2回路ユニットと、を備え、前記第2回路ユニットは、前記第1回路ユニット上に積層されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示の電気接続箱によれば、汎用性を高くしながら小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態における電気接続箱の斜視図である。
図2は、一実施形態における電気接続箱の分解斜視図である。
図3は、一実施形態における第1回路ユニットと放熱金属板の平面図である。
図4は、一実施形態における放熱金属板の一部拡大斜視図である。
図5は、図3の5-5線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電気接続箱は、
[1]電気回路部品を備える電気接続箱であって、板状の第1ベース部材と、前記第1ベース部材上に配置されるとともに前記電気回路部品の一部を構成する基本電気回路部品とを有する第1回路ユニットと、板状の第2ベース部材と、前記第2ベース部材上に配置されるとともに前記電気回路部品の一部を構成する追加電気回路部品とを有する第2回路ユニットと、を備え、前記第2回路ユニットは、前記第1回路ユニット上に積層されている。
(【0011】以降は省略されています)
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