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公開番号2025001150
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023100586
出願日2023-06-20
発明の名称コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H01R 13/56 20060101AFI20241225BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】アウターハウジングに対するインナーハウジングの半挿入を抑制可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、アウターハウジング30と、アウターハウジング30内に第1方向の一方側から挿入される少なくとも1つのインナーハウジング20と、インナーハウジング20から導出される電線14を収容する電線カバー40と、を備え、電線カバー40は、アウターハウジング30における第1方向の一方側に取り付けられ、電線カバー40は、インナーハウジング20に第1方向の一方側から当接する当接部46を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
アウターハウジングと、
前記アウターハウジング内に第1方向の一方側から挿入される少なくとも1つのインナーハウジングと、
前記インナーハウジングから導出される電線を収容する電線カバーと、を備え、
前記電線カバーは、前記アウターハウジングにおける前記第1方向の一方側に取り付けられ、
前記電線カバーは、前記インナーハウジングに前記第1方向の一方側から当接する当接部を備える、コネクタ。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記電線カバー及び前記アウターハウジングのうちの一方は、第1壁部と、前記第1壁部から前記第1方向に直交する第2方向に突出する突出部と、を備え、
前記電線カバー及び前記アウターハウジングのうちの他方は、前記第1壁部と前記第2方向に対向する部分を有する第2壁部と、前記第2壁部から前記第2方向に凹む突出部受け部と、を備え、
前記突出部受け部は、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に延びて前記突出部を受け入れる、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記当接部は、第1当接部と、前記第1当接部から前記第1方向の他方側に突出する第2当接部と、を備える、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記当接部は、第1当接部と、前記第1当接部から前記第1方向の他方側に突出する第2当接部と、を備え、
前記第2当接部は、前記第3方向に延び、
前記第2当接部は、前記第3方向の一方側の端部に傾斜部を有し、
前記傾斜部は、前記第3方向の他方側に向かうほど、前記第1当接部からの突出寸法が大きくなっている、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記インナーハウジングは、前記当接部に当接する当接面と、前記電線カバーと前記第1方向に直交する方向に対向して配される対向面と、を有し、
前記当接面と前記対向面とは、連続して配されている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
【請求項6】
複数の前記インナーハウジングを備える、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特開2010-123385号公報(下記特許文献1)に記載のレバー式コネクタが知られている。特許文献1に記載のレバー式コネクタは、ハウジングとレバーとを備える。ハウジングは、雌型コンタクトを保持したインナーハウジングと、インナーハウジングに取り付けられるアウターハウジングと、アウターハウジングに取り付けられるワイヤカバーと、を備える。ワイヤカバーには開口部が設けられており、雌型コンタクトに接続された電線が、ワイヤカバーの内部を介して開口部から外部に導出されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-123385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなレバー式コネクタの組み立て工程は、例えば、電線が接続された雌型コンタクトをインナーハウジング内に収容する工程と、インナーハウジングをアウターハウジング内に挿入する工程と、を含む。インナーハウジングをアウターハウジング内に挿入する工程においては、インナーハウジングがアウターハウジングに対して半挿入状態になってしまうおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコネクタは、アウターハウジングと、前記アウターハウジング内に第1方向の一方側から挿入される少なくとも1つのインナーハウジングと、前記インナーハウジングから導出される電線を収容する電線カバーと、を備え、前記電線カバーは、前記アウターハウジングにおける前記第1方向の一方側に取り付けられ、前記電線カバーは、前記インナーハウジングに前記第1方向の一方側から当接する当接部を備える、コネクタである。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、アウターハウジングに対するインナーハウジングの半挿入を抑制可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態にかかるコネクタの斜視図である。
図2は、コネクタの側面図である。
図3は、図2のA-A断面図である。
図4は、図2のB-B断面図である。
図5は、図2のC-C断面図である。
図6は、図3のD-D断面図である。
図7は、図4のE-E断面図である。
図8は、図4のF-F断面図である。
図9は、図4のF-F断面において、電線カバーが第1位置に配された状態を示す図である。
図10は、図2のC-C断面において、電線カバーが第1位置に配された状態を示す図である。
図11は、図4のE-E断面において、電線カバーが第1位置に配された状態を示す図である。
図12は、インナーハウジングの斜視図である。
図13は、アウターハウジングの斜視図である。
図14は、インナーハウジングが挿入されたアウターハウジングの斜視図である。
図15は、電線カバーの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
[1]本開示のコネクタは、アウターハウジングと、前記アウターハウジング内に第1方向の一方側から挿入される少なくとも1つのインナーハウジングと、前記インナーハウジングから導出される電線を収容する電線カバーと、を備え、前記電線カバーは、前記アウターハウジングにおける前記第1方向の一方側に取り付けられ、前記電線カバーは、前記インナーハウジングに前記第1方向の一方側から当接する当接部を備える。
【0009】
このような構成によると、インナーハウジングがアウターハウジングに対して半挿入状態にある場合、電線カバーがアウターハウジングに取り付けられる際、当接部によりインナーハウジングがアウターハウジング内に押し込まれる。したがって、アウターハウジングに対するインナーハウジングの半挿入を抑制することができる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記電線カバー及び前記アウターハウジングのうちの一方は、第1壁部と、前記第1壁部から前記第1方向に直交する第2方向に突出する突出部と、を備え、前記電線カバー及び前記アウターハウジングのうちの他方は、前記第1壁部と前記第2方向に対向する部分を有する第2壁部と、前記第2壁部から前記第2方向に凹む突出部受け部と、を備え、前記突出部受け部は、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に延びて前記突出部を受け入れることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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