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公開番号2024164900
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023080615
出願日2023-05-16
発明の名称同軸コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 24/54 20110101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】通信性能への影響を抑制しつつ、誘電体に対する中心導体の貫通位置を規制できるようにすることを目的とする。
【解決手段】同軸コネクタ30は、中心導体32と、中心導体の周りを囲む誘電体40と、誘電体の周りを囲む筒状の外導体50とを備え、中心導体は、長尺形状に形成された中心導体本体34と、中心導体本体の長手方向中間位置において突出する凸部36と、を含み、誘電体は、中心導体本体が貫通可能な貫通孔42を有し、凸部は、中心導体本体の周方向において部分的に突出し、凸部が誘電体の事項方向両端部のうち一方の端部に接触した状態で、中心導体本体が貫通孔を貫通している。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
中心導体と、前記中心導体の周りを囲む誘電体と、前記誘電体の周りを囲む筒状の外導体とを備える同軸コネクタであって、
前記中心導体は、長尺形状に形成された中心導体本体と、前記中心導体本体の長手方向中間位置において突出する凸部と、を含み、
前記誘電体は、前記中心導体本体が貫通可能な貫通孔を有し、
前記凸部は、前記中心導体本体の周方向において部分的に突出し、
前記凸部が前記誘電体の軸方向両端部のうち一方の端部に接触した状態で、前記中心導体本体が前記貫通孔を貫通している、同軸コネクタ。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
請求項1に記載の同軸コネクタであって、
前記貫通孔の半径よりも、前記中心導体本体の中心軸から前記凸部の突出端までの寸法の方が大きい、同軸コネクタ。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の同軸コネクタであって、
前記誘電体の前記一方の端部の内周側に、前記誘電体の周方向において部分的に凹む凹部が形成されており、
前記凸部は、前記凹部の底に接触している、同軸コネクタ。
【請求項4】
請求項3に記載の同軸コネクタであって、
前記貫通孔の周方向において、前記凹部の長さは、前記凸部の長さよりも大きい、同軸コネクタ。
【請求項5】
請求項3に記載の同軸コネクタであって、
前記誘電体の前記一方の端部の内周側に、前記中心導体を前記貫通孔内に案内する環状テーパ面が形成され、
前記凹部は、前記環状テーパ面の周方向の一部に形成されており、
前記貫通孔の中心軸の方向において、前記凸部の少なくとも一部が前記環状テーパ面の形成範囲に存在する状態で、前記凸部が前記凹部の底に接触している、同軸コネクタ。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の同軸コネクタであって、
前記中心導体は、前記中心導体本体の長手方向中間位置において前記凸部から離間する抜止め凸部を含み、
前記抜止め凸部は、前記凸部とは反対側に向かって徐々に高さが小さくなる形状であり、
前記凸部が前記誘電体の前記一方の端部に接触した状態で、前記抜止め凸部が前記貫通孔の内周部に係止して前記中心導体本体を前記誘電体に対し前記軸方向に抜止めしている、同軸コネクタ。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の同軸コネクタであって、
前記中心導体は、前記凸部を1つだけ含む、同軸コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、同軸コネクタに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、第2中心導体と、第2保持部材と、第2外部導体とを備えるコネクタを開示している。第2中心導体は、第2保持部材を貫通して軸方向に長く延びている。第2中心導体の軸方向の一部に凸部が形成されている。凸部が第2保持部材の端面に接触している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-39001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1における第2中心導体の凸部は、第2保持部材に対する第2中心導体の貫通位置を規制する役割を持つと考えられる。中心導体の長手方向の中間部に部分的に太い部分を設けると、同軸コネクタの通信性能に影響を与えることが考えられる。
【0005】
そこで、本開示は、通信性能への影響を抑制しつつ、誘電体に対する中心導体の貫通位置を規制できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の同軸コネクタは、中心導体と、前記中心導体の周りを囲む誘電体と、前記誘電体の周りを囲む筒状の外導体とを備える同軸コネクタであって、前記中心導体は、長尺形状に形成された中心導体本体と、前記中心導体本体の長手方向中間位置において突出する凸部と、を含み、前記誘電体は、前記中心導体本体が貫通可能な貫通孔を有し、前記凸部は、前記中心導体本体の周方向において部分的に突出し、前記凸部が前記誘電体の軸方向両端部のうち一方の端部に接触した状態で、前記中心導体本体が前記貫通孔を貫通している、同軸コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、通信性能への影響を抑制しつつ、誘電体に対する中心導体の貫通位置を規制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態に係る外部接続用同軸コネクタを備える機器を示す斜視図である。
図2は図1のII-II線断面図である。
図3は外部接続用同軸コネクタを示す斜視図である。
図4は外部接続用同軸コネクタを示す背面図である。
図5は外部接続用同軸コネクタを示す分解斜視図である。
図6は図4のVI-VI線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の同軸コネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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