TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025002957
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023103372
出願日
2023-06-23
発明の名称
端子ユニット
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/6473 20110101AFI20241226BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】一対の端子金具間の短絡を抑制することを目的とする。
【解決手段】端子ユニット30は、被覆電線からなる一対のコア線71をシース73で包囲した形態の電線70と、一対のコア線71のうちシース73から前方へ導出される導出部76の前端部に接続される一対の端子金具80と、一対のコア線71の導出部76に組み付けられる導電性を有するインピーダンス調整部材90と、を備えている。端子金具80の後端部には、導出部76の前端部に圧着される圧着部82が形成されている。端子金具80には、圧着部82とインピーダンス調整部材90との間を絶縁する絶縁部89が設けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
被覆電線からなる一対のコア線をシースで包囲した形態の電線と、
一対の前記コア線のうち前記シースから前方へ導出される導出部の前端部に接続される一対の端子金具と、
一対の前記コア線の前記導出部に組み付けられる導電性を有するインピーダンス調整部材と、
を備え、
前記端子金具の後端部には、前記導出部の前端部に圧着される圧着部が形成され、
前記端子金具には、前記圧着部と前記インピーダンス調整部材との間を絶縁する絶縁部が設けられている端子ユニット。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記絶縁部は、前記圧着部のうちの後端部のみを被覆する被膜である請求項1に記載の端子ユニット。
【請求項3】
前記圧着部の後端部は、
前記端子金具の材料の切断によって破断した破断面と、
前記破断面と劣角をなして連なる表面と、
を有し、
前記絶縁部は、前記破断面及び前記表面を被覆する請求項2に記載の端子ユニット。
【請求項4】
前記絶縁部は、インサート成形により前記端子金具と一体化されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の端子ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、端子ユニットに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示される端子モジュールは、被覆電線と、被覆電線を覆うシース部と、を有するシールド電線を備えている。被覆電線の前端には、端子が接続されている。被覆電線の端子側の端部は、シースから露出する露出部とされている。露出部は、導電性を有するインピーダンス調整部材によって覆われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-106168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、露出部の前端に端子金具が接続されているため、インピーダンス調整部材と端子金具が近接した状態では、インピーダンス調整部材を経由して一対の端子金具間が短絡する懸念がある。一対の端子金具間が短絡すると、伝送に支障を来たす懸念される。
本開示のコネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、一対の端子金具間の短絡を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の端子ユニットは、
被覆電線からなる一対のコア線をシースで包囲した形態の電線と、
一対の前記コア線のうち前記シースから前方へ導出される導出部の前端部に接続される一対の端子金具と、
一対の前記コア線の前記導出部に組み付けられる導電性を有するインピーダンス調整部材と、
を備え、
前記端子金具の後端部には、前記導出部の前端部に圧着される圧着部が形成され、
前記端子金具には、前記圧着部と前記インピーダンス調整部材との間を絶縁する絶縁部が設けられている。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、一対の端子金具間の短絡を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施例1のコネクタの斜視図である。
図2は、図1に示すコネクタを構成するモジュールの分解斜視図である。
図3は、図2に示すモジュールを構成する端子ユニットの分解斜視図である。
図4は、図3の端子ユニットを構成する端子金具を左上側から見た斜視図である。
図5は、図3の端子ユニットを構成する端子金具を左下側から見た斜視図である。
図6は、図1のコネクタにおいてモジュール以外の部材の断面を示す側断面図ある。
図7は、図6の一部拡大図ある。
図8は、図7において導出部及びインピーダンス調整部材も断面にして示す一部拡大図ある。
図9は、図7のA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示の端子ユニットは、
(1)被覆電線からなる一対のコア線をシースで包囲した形態の電線と、
一対の前記コア線のうち前記シースから前方へ導出される導出部の前端部に接続される一対の端子金具と、
一対の前記コア線の前記導出部に組み付けられる導電性を有するインピーダンス調整部材と、
を備え、
前記端子金具の後端部には、前記導出部の前端部に圧着される圧着部が形成され、
前記端子金具には、前記圧着部と前記インピーダンス調整部材との間を絶縁する絶縁部が設けられている。
本開示の構成によれば、導電性を有するインピーダンス調整部材が一対のコア線のうちシースから前方へ導出される導出部に組み付けられている。この構成により、一対のコア線のうちシースに包囲されている部分と導出部との間におけるインピーダンスの変化を抑制できる。その上で、端子金具には、圧着部とインピーダンス調整部材との間を絶縁する絶縁部が設けられている。これにより、絶縁部によって圧着部とインピーダンス調整部材との間の短絡を抑制でき、ひいては一対の端子金具間の短絡を抑制できる。
【0009】
(2)(1)において、前記絶縁部は、前記圧着部のうちの後端部のみを被覆する被膜であることが好ましい。この構成によれば、圧着部とインピーダンス調整部材との間に絶縁部が介在し、圧着部とインピーダンス調整部材との短絡を抑制できる。その上で、絶縁部が圧着部のうちの後端部のみを被覆するため、絶縁部の材料を低減して、効率的に圧着部とインピーダンス調整部材との短絡を抑制できる。
【0010】
(3)(2)において、前記圧着部の後端部は、前記端子金具の材料の切断によって破断した破断面と、前記破断面と劣角をなして連なる表面と、を有し、前記絶縁部は、前記破断面及び前記表面を被覆することが好ましい。この構成によれば、圧着部においてインピーダンス調整部材に近い側の部分(破断面及び表面)が絶縁部によって覆われる。このため、圧着部とインピーダンス調整部材との間を効果的に絶縁できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
電波吸収体
24日前
東レ株式会社
二次電池
15日前
愛知電機株式会社
変圧器
22日前
電建株式会社
端子金具
29日前
SMK株式会社
コネクタ
29日前
株式会社東光高岳
開閉器
1日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
3日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
29日前
株式会社水素パワー
接続構造
24日前
三菱電機株式会社
端子カバー
15日前
株式会社カネカ
接着加工装置
24日前
株式会社カネカ
接着加工装置
24日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
24日前
富士電機株式会社
半導体装置
29日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
29日前
日機装株式会社
半導体発光装置
22日前
TDK株式会社
電子部品
1か月前
個人
電波散乱方向制御板
15日前
株式会社村田製作所
コイル部品
22日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
29日前
日本電気株式会社
波長可変レーザ
28日前
トヨタ自動車株式会社
セルケース
29日前
イビデン株式会社
プリント配線板
1日前
株式会社ダイヘン
搬送装置
29日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
17日前
三洋化成工業株式会社
高分子固体電解質
24日前
三菱製紙株式会社
熱暴走抑制耐火シート
23日前
株式会社島津製作所
X線撮影装置
29日前
株式会社三桂製作所
耐火コネクタ
1か月前
住友電装株式会社
コネクタ
15日前
トヨタ自動車株式会社
短絡検知方法
29日前
富士電機株式会社
半導体装置
15日前
富士電機株式会社
電磁接触器
22日前
株式会社ノーリツ
燃料電池システム
17日前
マクセル株式会社
全固体電池
29日前
富士電機株式会社
半導体装置
1日前
続きを見る
他の特許を見る