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公開番号
2024179559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098500
出願日
2023-06-15
発明の名称
半導体装置
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01L
29/06 20060101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】フィールドプレートを構成要素とする寄生素子の動作を抑制することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】第1導電型の基体1と、基体1に設けられ、ハイサイド回路102が形成される第2導電型の第1ウェル領域2と、第1ウェル領域2の周囲に環状に設けられ、第1ウェル領域2よりも低不純物濃度の第2導電型の第1耐圧領域8と、第1耐圧領域8の外周側に、第1耐圧領域8に接して環状に設けられた第1導電型の第2耐圧領域3と、第1耐圧領域8の一部を含んで設けられた第1レベルシフト素子20aと、第1レベルシフト素子20aの周囲を囲むように設けられた第1導電型の第1分離領域6aと、第1耐圧領域8及び第1分離領域6aの上方に絶縁膜71,72を介して設けられ、第1分離領域6aとの間の第1距離d1が、第1耐圧領域8との間の第2距離d2よりも大きいフィールドプレート(10,11,12)と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1導電型の基体と、
前記基体に設けられ、ハイサイド回路が形成される第2導電型の第1ウェル領域と、
前記第1ウェル領域の周囲に環状に設けられ、前記第1ウェル領域よりも低不純物濃度の第2導電型の第1耐圧領域と、
前記第1耐圧領域の外周側に、前記第1耐圧領域に接して環状に設けられた第1導電型の第2耐圧領域と、
前記第1耐圧領域の一部を含んで設けられた第1レベルシフト素子と、
前記第1レベルシフト素子の周囲を囲むように設けられた第1導電型の第1分離領域と、
前記第1耐圧領域及び前記第1分離領域の上方に絶縁膜を介して設けられ、前記第1分離領域との間の第1距離が、前記第1耐圧領域との間の第2距離よりも大きいフィールドプレートと、
を備える半導体装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記フィールドプレートが、前記第1レベルシフト素子の上方を前記第2距離で横断する
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記フィールドプレートが、前記第1耐圧領域及び前記第1レベルシフト素子の上方を前記第1距離で横断する
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1耐圧領域の他の一部を含んで設けられた第2レベルシフト素子と、
前記第2レベルシフト素子の周囲を囲むように設けられた第1導電型の第2分離領域と、
を更に備え、
前記フィールドプレートが、前記第1耐圧領域、前記第1レベルシフト素子、前記第2分離領域及び前記第2レベルシフト素子の上方を前記第1距離で横断する
請求項1又は2に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記フィールドプレートが、
前記第1耐圧領域の上方に設けられ、前記第1分離領域の上方で分断された第1層と、
前記第1分離領域の上方に設けられた第2層と、
を備える
請求項1又は2に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1層が前記第2層に電気的に接続されている
請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第1層がポリシリコンで構成され
前記第2層が金属で構成されている
請求項5に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第2層が、前記第1分離領域の上方に局所的に設けられている
請求項5に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第2層が、更に前記第1耐圧領域の上方に設けられている
請求項5に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記絶縁膜の前記第1分離領域上の厚さが、前記絶縁膜の前記第1耐圧領域上の厚さよりも厚く、
前記フィールドプレートが、蛇行状の断面パターンを有する単層で構成されている
請求項1又は2に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1及び2は、高耐圧集積回路(HVIC)において、高耐圧接合終端(HVJT)に高耐圧N型MOSFET(HVNMOS)を一体化して形成すると共に、HVNMOSをp
-
型スリット領域で囲うことでHVJTから電気的に分離した構造(「分割リサーフ構造」ともいう。)を開示する。この際、p
-
型スリット領域をチャネルとし、p
-
型スリット領域の直上のフィールドプレートをゲートとする寄生MOSトランジスタ(寄生MOS)が構成される。
【0003】
特許文献3は、フィールドプレートをHVJT上とHVNMOS上で分断することで、寄生MOSが構成されることを回避した構成を開示する。特許文献4は、フィールドプレートの始点をHVNMOSのドレイン電位に接続することで、寄生MOSの動作を抑制した構成を開示する。
【0004】
特許文献5は、p
-
型スリット領域上を2層のフィールドプレートで隙間なく覆うことで、表面帯電に強くする構成を開示する。特許文献6は、p
-
型スリット領域内の一部に濃いp型層を形成することで、寄生MOSの反転層の形成を抑制する構成を開示する。特許文献7は、フィールドプレートの始点をVS電位に接続することで、寄生MOSの動作を抑制した構成を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6798377号公報
特許第3917211号公報
特許第6009341号公報
特許第6134219号公報
特許第6414861号公報
特開2021-114527号公報
特許第5321768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の分割リサーフ構造において、寄生MOSが動作すると、HVJTとHVNMOSの間でリーク電流が流れ、HVICの正常動作が妨げられる。寄生MOSの動作を抑制する方法には改善の余地がある。
【0007】
上記問題に鑑み、本発明は、フィールドプレートを構成要素とする寄生素子の動作を抑制することができる半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、第1導電型の基体と、基体に設けられ、ハイサイド回路が形成される第2導電型の第1ウェル領域と、第1ウェル領域の周囲に環状に設けられ、第1ウェル領域よりも低不純物濃度の第2導電型の第1耐圧領域と、第1耐圧領域の外周側に、第1耐圧領域に接して環状に設けられた第1導電型の第2耐圧領域と、第1耐圧領域の一部を含んで設けられた第1レベルシフト素子と、第1レベルシフト素子の周囲を囲むように設けられた第1導電型の第1分離領域と、第1耐圧領域及び第1分離領域の上方に絶縁膜を介して設けられ、第1分離領域との間の第1距離が、第1耐圧領域との間の第2距離よりも大きいフィールドプレートと、を備える半導体装置であることを要旨とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、フィールドプレートを構成要素とする寄生素子の動作を抑制することができる半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る半導体装置の回路図である。
第1実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図2のA-A´線で切断した断面図である。
図2のB-B´線で切断した断面図である。
第2実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図5のB-B´線で切断した断面図である。
第3実施形態に係る半導体装置の平面図である。
第4実施形態に係る半導体装置の平面図である。
第5実施形態に係る半導体装置の平面図である。
第6実施形態に係る半導体装置の平面図である。
図10のB-B´線で切断した断面図である。
第7実施形態に係る半導体装置の断面図である。
第8実施形態に係る半導体装置の断面図である。
第9実施形態に係る半導体装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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