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公開番号2025000372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-07
出願番号2023100191
出願日2023-06-19
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/46 20060101AFI20241224BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】材料コストを抑制しながら高温となる端子をコネクタハウジングに安定して係止可能としたコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ30は、電線20の端部に接続される端子31と、端子31を覆うコネクタハウジング32と、端子31を係止する端子係止部とコネクタハウジング32に係止されるハウジング被係止部34bとを有するリテーナ34とを備える。リテーナ34は、コネクタハウジング32よりも耐熱温度の高い樹脂材料よりなる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電線の端部に接続される端子と、
前記端子を覆うコネクタハウジングと、
前記端子を係止する端子係止部と前記コネクタハウジングに係止されるハウジング被係止部とを有するリテーナと、を備え、
前記リテーナは、前記コネクタハウジングよりも耐熱温度の高い樹脂材料よりなる、
コネクタ。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記端子係止部は、前記リテーナの第1端部に設けられ、
前記ハウジング被係止部は、前記リテーナにおいて前記第1端部とは反対側の第2端部に設けられている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記コネクタハウジングは、前記コネクタハウジング内への前記リテーナの挿入を許容すべく弾性変形可能に形成されるとともに前記コネクタハウジング内に挿入された前記リテーナにおける前記ハウジング被係止部を係止する弾性係止部を有する、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記リテーナを構成する前記樹脂材料の耐熱温度は、180度以上に設定されている、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記リテーナは、1つの前記端子に対して1つの部品として構成されている、
請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、電線の端部に接続される端子と、端子を覆うコネクタハウジングとを備え、コネクタハウジングが端子を係止する係止部を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。係止部は、コネクタハウジング内への端子の挿入を許容すべく弾性変形可能に形成されている。そして、係止部は、コネクタハウジング内に挿入された端子の係合孔と係合することにより端子を係止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-26718号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、電気自動車等では、高電圧化が進んでいる。これにより、コネクタの端子には、例えば、400アンペア等の大電流が流れることが想定されている。そこで、例えば、コネクタハウジングを耐熱温度の高い樹脂材料で構成することが考えられる。このようにすると、例えば、大電流が流れることにより端子が高温となっても端子を係止する係止部が変形してしまうことは抑制される。しかしながら、この場合、耐熱温度の高い高価な樹脂材料を大量に使用することになるため、コネクタハウジングの材料費が増大してしまうという問題がある。
【0005】
本開示の目的は、材料コストを抑制しながら高温となる端子を安定して係止可能としたコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、電線の端部に接続される端子と、前記端子を覆うコネクタハウジングと、前記端子を係止する端子係止部と前記コネクタハウジングに係止されるハウジング被係止部とを有するリテーナと、を備え、前記リテーナは、前記コネクタハウジングよりも耐熱温度の高い樹脂材料よりなる。
【発明の効果】
【0007】
本開示のコネクタによれば、材料コストを抑制しながら高温となる端子を安定して係止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部の斜視図である。
図2は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部の分解斜視図である。
図3は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部の断面図である。
図4は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部の分解斜視図である。
図5は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部の分解斜視図である。
図6は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部の側面図である。
図7は、一実施形態におけるコネクタハウジングの一部の断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
[1]電線の端部に接続される端子と、前記端子を覆うコネクタハウジングと、前記端子を係止する端子係止部と前記コネクタハウジングに係止されるハウジング被係止部とを有するリテーナと、を備え、前記リテーナは、前記コネクタハウジングよりも耐熱温度の高い樹脂材料よりなる。
【0010】
同構成によれば、端子を係止するとともにコネクタハウジングに係止されるリテーナは、コネクタハウジングよりも耐熱温度の高い樹脂材料よりなるため、材料コストを抑制しながら高温となる端子を安定して係止することができる。すなわち、例えば、端子を直接係止可能なコネクタハウジング全体を耐熱温度の高い樹脂材料で構成する場合よりも材料コストを抑制できる。また、端子を係止するリテーナは、コネクタハウジングよりも耐熱温度の高い樹脂材料よりなるため、大電流が流れることにより端子が高温となっても変形してしまうことが抑制される。よって、端子をコネクタハウジングに安定して係止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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