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公開番号
2025001151
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-08
出願番号
2023100587
出願日
2023-06-20
発明の名称
コネクタおよびコネクタの組み付け方法
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H01R
13/514 20060101AFI20241225BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】インナハウジングを流用でき、仕様変更に柔軟に対応できるようにする。
【解決手段】コネクタは、横配列用アウタハウジングの組み付け空間31と縦配列用アウタハウジングの組み付け空間とは同じ大きさで同じ形状であり、周壁35Aには横配列用ロック受け部が設けられ、縦配列用アウタハウジングの組み付け空間を構成する周壁には縦配列用ロック受け部が設けられ、インナハウジング40は、横配列用ロック受け部に係止される横配列用ロック部と縦配列用ロック受け部に係止される縦配列用ロック部とをともに有し、インナハウジング40が横配列用アウタハウジングの組み付け空間31に挿入され横配列用ロック部が横配列用ロック受け部に係止することで横配列用ハウジングが構成され、インナハウジング40が縦配列用アウタハウジングの組み付け空間に挿入され縦配列用ロック部が縦配列用ロック受け部に係止することで縦配列用ハウジングが構成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の組み付け空間が横方向に並んで配列された横配列用アウタハウジングと、
複数の組み付け空間が縦方向に並んで配列された縦配列用アウタハウジングと、
前記組み付け空間に挿入されるインナハウジングと、を備えたコネクタであって、
前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間と前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間とは同じ大きさで同じ形状とされており、前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間を構成する周壁には、横配列用ロック受け部が設けられ、前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間を構成する周壁には、縦配列用ロック受け部が設けられ、
前記インナハウジングは、前記横配列用ロック受け部に係止される横配列用ロック部と前記縦配列用ロック受け部に係止される縦配列用ロック部とをともに有し、
前記インナハウジングが前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間に挿入され前記横配列用ロック部が前記横配列用ロック受け部に係止することで横配列用ハウジングが構成され、前記インナハウジングが前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間に挿入され前記縦配列用ロック部が前記縦配列用ロック受け部に係止することで縦配列用ハウジングが構成される、コネクタ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記組み付け空間を構成する周壁は前方に開口する形態をなし、前記周壁の前端部には前記周壁の内部に向かうほど後方に向かう前側テーパ面が形成され、
前記インナハウジングは前方に開口する形態をなし、前記インナハウジングの前端部であって前記前側テーパ面の後方には前記インナハウジングの内部に向かうほど後方に向かう後側テーパ面が形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記組み付け空間は、底面と前記底面に対向する天井面と前記底面および前記天井面を連結する一対の側面とによって囲まれた空間であり、前記横配列用アウタハウジングにおける前記底面と前記天井面の少なくとも一方に前記横配列用ロック受け部が形成され、前記縦配列用アウタハウジングにおける前記一対の側面の少なくとも一方に前記縦配列用ロック受け部が形成され、
前記インナハウジングは、下面壁と前記下面壁に対向する上面壁と前記下面壁および前記上面壁を連結する一対の側面壁とを有し、前記下面壁と前記上面壁のうち前記横配列用ロック受け部に対応する位置に前記横配列用ロック部が形成され、前記一対の側面壁のうち前記縦配列用ロック受け部に対応する位置に前記縦配列用ロック部が形成されている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記インナハウジングは、前方に開口する前側筒部と後方に開口する後側筒部と前記前側筒部および前記後側筒部を前後方向に連結させる連結部とを有し、前記下面壁と前記上面壁と前記一対の側面壁とは、前記前側筒部と前記後側筒部に共通する一つの壁として構成され、
前記横配列用ロック部と前記縦配列用ロック部とは前記後側筒部に形成されている、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
複数の組み付け空間が横方向に並んで配列された横配列用アウタハウジングと、
複数の組み付け空間が縦方向に並んで配列された縦配列用アウタハウジングと、
前記組み付け空間に組み付けられるインナハウジングと、を備えたコネクタの組み付け方法であって、
前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間と前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間とは同じ大きさで同じ形状とされており、前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間を構成する周壁には、横配列用ロック受け部が設けられ、前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間を構成する周壁には、縦配列用ロック受け部が設けられ、
前記インナハウジングは、前記横配列用ロック受け部に係止される横配列用ロック部と前記縦配列用ロック受け部に係止される縦配列用ロック部とをともに有し、
前記インナハウジングが、前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間と前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間とのいずれか一方に選択的に組み付け可能とされ、
種類の異なる少なくとも2つの前記インナハウジングが設けられ、前記組み付け空間に対して一の種類の前記インナハウジングから他の種類の前記インナハウジングに組み換え可能とされる、コネクタの組み付け方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタおよびコネクタの組み付け方法に関する。
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【背景技術】
【0002】
複数のサブコネクタと、これらのサブコネクタを収容するホルダと、を備えたコネクタとして、特開2009-272239号公報(下記特許文献1)に記載のコネクタが知られている。ホルダは、横長方形の枠状をなし、横並びに配置された複数の組み付け空間を有している。これらの組み付け空間の内部に、それぞれサブコネクタが後方から嵌入されるようになっている。組み付け空間の下面壁には、ホルダ係止部が形成されている。一方、サブコネクタの下面前端には、サブコネクタ係止部が下方に突出して形成されている。サブコネクタを組み付け空間に組み付けると、サブコネクタ係止部がホルダ係止部に前方から係止することでサブコネクタが後方に抜け止めされた状態に保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-272239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記コネクタでは、複数のサブコネクタが横方向に配列されているが、複数のサブコネクタを流用して縦方向に配列させる仕様に変更しようとした場合、ホルダ係止部が下面壁に形成されることになるため、ホルダ係止部によって組み付け空間の縦方向ピッチが大きくなりホルダが縦方向に大型化することになる。このようにサブコネクタをそのまま流用して仕様変更することは難しく、再度一から設計・製造を行う必要があるため、仕様変更に柔軟に対応できなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコネクタは、複数の組み付け空間が横方向に並んで配列された横配列用アウタハウジングと、複数の組み付け空間が縦方向に並んで配列された縦配列用アウタハウジングと、前記組み付け空間に挿入されるインナハウジングと、を備えたコネクタであって、前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間と前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間とは同じ大きさで同じ形状とされており、前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間を構成する周壁には、横配列用ロック受け部が設けられ、前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間を構成する周壁には、縦配列用ロック受け部が設けられ、前記インナハウジングは、前記横配列用ロック受け部に係止される横配列用ロック部と前記縦配列用ロック受け部に係止される縦配列用ロック部とをともに有し、前記インナハウジングが前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間に挿入され前記横配列用ロック部が前記横配列用ロック受け部に係止することで横配列用ハウジングが構成され、前記インナハウジングが前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間に挿入され前記縦配列用ロック部が前記縦配列用ロック受け部に係止することで縦配列用ハウジングが構成される、コネクタである。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、インナハウジングを流用でき、仕様変更に柔軟に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1オスコネクタを斜め前方から見た斜視図である。
図2は、第1オスコネクタの正面図である。
図3は、第1オスコネクタの背面図である。
図4は、インナハウジングを第1アウタハウジングに後方から組み付ける様子を斜め前方から見た斜視図である。
図5は、インナハウジングを第1アウタハウジングに後方から組み付ける様子を斜め後方から見た斜視図である。
図6は、図2のA-A断面図である。
図7は、第2オスコネクタを斜め前方から見た斜視図である。
図8は、第2オスコネクタの正面図である。
図9は、第2オスコネクタの背面図である。
図10は、インナハウジングを第2アウタハウジングに後方から組み付ける様子を斜め前方から見た斜視図である。
図11は、インナハウジングを第2アウタハウジングに後方から組み付ける様子を斜め後方から見た斜視図である。
図12は、図8のB-B断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0009】
[1]本開示のコネクタは、複数の組み付け空間が横方向に並んで配列された横配列用アウタハウジングと、複数の組み付け空間が縦方向に並んで配列された縦配列用アウタハウジングと、前記組み付け空間に挿入されるインナハウジングと、を備えたコネクタであって、前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間と前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間とは同じ大きさで同じ形状とされており、前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間を構成する周壁には、横配列用ロック受け部が設けられ、前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間を構成する周壁には、縦配列用ロック受け部が設けられ、前記インナハウジングは、前記横配列用ロック受け部に係止される横配列用ロック部と前記縦配列用ロック受け部に係止される縦配列用ロック部とをともに有し、前記インナハウジングが前記横配列用アウタハウジングの前記組み付け空間に挿入され前記横配列用ロック部が前記横配列用ロック受け部に係止することで横配列用ハウジングが構成され、前記インナハウジングが前記縦配列用アウタハウジングの前記組み付け空間に挿入され前記縦配列用ロック部が前記縦配列用ロック受け部に係止することで縦配列用ハウジングが構成される、コネクタである。
【0010】
上記コネクタが横配列用ハウジングを備えるコネクタに適用される場合には、インナハウジングを横配列用アウタハウジングの組み付け空間に挿入し横配列用ロック部を横配列用ロック受け部に係止させる。一方、上記コネクタが縦配列用ハウジングを備えるコネクタに適用される場合には、インナハウジングを縦配列用アウタハウジングの組み付け空間に挿入し縦配列用ロック部を縦配列用ロック受け部に係止させる。このようにすれば、横配列用ハウジングと縦配列用ハウジングとでインナハウジングを流用することができ、仕様変更に柔軟に対応できる。
(【0011】以降は省略されています)
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