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公開番号
2025002270
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102328
出願日
2023-06-22
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/6581 20110101AFI20241226BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】外導体のシールド性能の安定化を図ることが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10の外導体30は、前面及び後面が開口する筒状の本体部と、本体部31に対して開状態から閉状態へと変位可能に配置される背板部47と、背板部47の左右端部から突出する側板部51と、を有している。本体部31は、左右端部に内側板部39を有し、内側板部39は、背板部51の閉状態で側板部51の内面に接触するように配置される。ハウジング20は、側板部51を内側板部39に押圧する押圧部40を有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
外導体と、
前記外導体を収容するハウジングと、
前記外導体の内側に配置される内導体と、を備え、
前記外導体は、
前面及び後面が開口する筒状の本体部と、
前記本体部に対して前記本体部の前記後面の開口を開く開状態から前記本体部の前記後面の開口を閉じる閉状態へと変位可能に配置される背板部と、
前記背板部の左右端部から突出する側板部と、を有し、
前記本体部は、前記左右端部に配置される内側板部を有し、
前記内側板部は、前記背板部の前記閉状態で前記側板部の左右方向の内面に接触するように配置され、
前記ハウジングは、前記側板部を前記内側板部に押圧する押圧部を有している、コネクタ。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記押圧部は、
前記側板部の前記左右方向の外面を覆う壁部と、
前記壁部から突出して前記側板部の前記外面に接触する押圧本体部と、を有している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記側板部には、背板部側から突出方向の先端にかけて、基端部、係止部、及び先端部が順次並んで形成され、
前記係止部は、前記内側板部を係止し、
前記押圧本体部は、少なくとも前記先端部の前記外面に接触するように構成されている、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記押圧本体部は、前記係止部を挟んで前後方向に延びるリブ状をなし、前記基端部の前記外面と前記先端部の前記外面とに接触するように構成されている、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記本体部は、
前記内側板部より前方に配置される筒状接続部と、
前記筒状接続部と前記内側板部との間に形成されるスリットと、を有し、
前記側板部は、前記内側板部の前後方向の形成範囲内に収まるように配置される、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記側板部は、回路基板に接続される側方グランド接続部を有している、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示のコネクタは、コネクタハウジングと、外導体端子と、内導体端子と、を備えている。外導体端子は、コネクタハウジングに収容される。外導体端子は、内導体端子の外周を包囲可能な端子本体と、端子本体の左右端部に形成される係止受け部と、を有している。さらに、外導体端子は、端子本体に対して開状態から閉状態へと変位し、閉状態で端子本体の背面開口を閉塞する背板部と、閉状態で係止受け部を左右外側から覆う側板部と、を有している。側板部は、係止受け部に接触して配置される。コネクタハウジング、外導体端子及び内導体端子に相当する部材を備えたコネクタは、特許文献2-5にも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/189629号
特開平11-339870号公報
特開2021-158052号公報
特開2020-13748号公報
特開2005-317267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、仮に、側板部が係止受け部から離れる方向である左右外側に変位すると、側板部と係止受け部との接続状態を維持できず、外導体端子のシールド性能の安定化を図ることが困難になる。これに対し、特許文献2-5に開示の技術を特許文献1に適用しても、側板部と係止受け部との接続状態を十分に維持することは難しいという問題がある。
【0005】
本開示は、外導体のシールド性能の安定化を図ることが可能なコネクタを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、外導体と、前記外導体を収容するハウジングと、前記外導体の内側に配置される内導体と、を備え、前記外導体は、前面及び後面が開口する筒状の本体部と、前記本体部に対して前記本体部の前記後面の開口を開く開状態から前記本体部の前記後面の開口を閉じる閉状態へと変位可能に配置される背板部と、前記背板部の左右端部から突出する側板部と、を有し、前記本体部は、前記左右端部に配置される内側板部を有し、前記内側板部は、前記背板部の前記閉状態で前記側板部の左右方向の内面に接触するように配置され、前記ハウジングは、前記側板部を前記内側板部に押圧する押圧部を有している、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、外導体のシールド性能の安定化を図ることが可能なコネクタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のコネクタの背面図である。
図2は、実施形態1のコネクタの側断面図である。
図3は、実施形態1のコネクタの部分拡大背面図である。
図4は、実施形態1のコネクタにおけるハウジングの背面斜視図である。
図5は、実施形態1のコネクタを押圧本体部に対応する高さ位置で切断した部分拡大断面図である。
図6は、実施形態1のコネクタを係止部に対応する高さ位置で切断した部分拡大断面図である。
図7は、実施形態1のコネクタにおいて、背板部が閉状態にある外導体の側面図である。
図8は、実施形態1のコネクタにおいて、背板部が開状態にある外導体の側面図である。
図9は、実施形態1のコネクタにおいて、各グランドピンの配置等を示す部分拡大底面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
以下では、本開示の実施形態が列記されて例示される。なお、以下で例示される〔1〕~〔6〕の特徴は、矛盾しない範囲でどのように組み合わされてもよい。
〔1〕本開示のコネクタは、外導体と、前記外導体を収容するハウジングと、前記外導体の内側に配置される内導体と、を備え、前記外導体は、前面及び後面が開口する筒状の本体部と、前記本体部に対して前記本体部の前記後面の開口を開く開状態から前記本体部の前記後面の開口を閉じる閉状態へと変位可能に配置される背板部と、前記背板部の左右端部から突出する側板部と、を有し、前記本体部は、前記左右端部に配置される内側板部を有し、前記内側板部は、前記背板部の前記閉状態で前記側板部の左右方向の内面に接触するように配置され、前記ハウジングは、前記側板部を前記内側板部に押圧する押圧部を有している。側板部がハウジングの押圧部によって内側板部に押圧されるため、側板部と内側板部との接続状態を維持することができ、外導体のシールド性能の安定化を図ることができる。
【0010】
〔2〕上記〔1〕に記載のコネクタにおいて、前記押圧部は、前記側板部の前記左右方向の外面を覆う壁部と、前記壁部から突出して、前記側板部の前記外面に接触する押圧本体部と、を有していることが好ましい。壁部における押圧本体部の形成位置や形成範囲等を調整することにより、側板部と内側板部との接続状態をより適正に維持できる。
(【0011】以降は省略されています)
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