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公開番号
2024162068
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077249
出願日
2023-05-09
発明の名称
コネクタ
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/629 20060101AFI20241114BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第1ハウジングおよび第2ハウジングを容易に離脱させることが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10,60は、互いに嵌合可能な第1ハウジング11および第2ハウジング61と、第1ハウジング11に回動可能に支持されるレバー14と、を備える。レバー14のカム溝42は、第1ハウジング11および第2ハウジング61の嵌合過程で第2ハウジング61のハウジングカムピン68が配置される嵌合用溝部46と、第1ハウジング11および第2ハウジング61の離脱過程でハウジングカムピン68が配置される離脱用溝部48と、を、レバー14が回動する一方向に並べて形成している。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに嵌合可能な第1ハウジングおよび第2ハウジングと、
前記第1ハウジングに回動可能に支持されるレバーと、を備え、
前記第2ハウジングは、ハウジングカムピンを有し、
前記レバーは、前記ハウジングカムピンを受けるカム溝を有し、
前記カム溝は、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの嵌合過程で前記ハウジングカムピンが配置される嵌合用溝部と、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの離脱過程で前記ハウジングカムピンが配置される離脱用溝部と、を、前記レバーが回動する一方向に並べて形成している、コネクタ。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記離脱用溝部は、前記ハウジングカムピンを押圧して前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングに離脱力を付与する離脱用カム溝部と、前記ハウジングカムピンが取り出される取り出し用溝部と、を順次連続して形成している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第2ハウジングは、支持面に対し、前記支持面に沿う方向および前記支持面から離れる方向にフローティング可能に支持されており、
前記カム溝は、前記一方向で前記嵌合用溝部と前記離脱用溝部との間に、前記第2ハウジングのフローティングを許容するフローティング用溝部を有している、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1ハウジングは、前記第2ハウジングに対し、上方から下降して嵌合可能であり、
前記レバーは、前記ハウジングカムピンが前記嵌合用溝部に配置される間、自動的に回動するように設定されている、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記離脱用カム溝部は、前記ハウジングカムピンを押圧する離脱用カム面を、上側の溝面に形成している、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記レバーは、前記ハウジングカムピンが前記離脱用溝部に配置される間、前記第1ハウジングよりも上方に突出する操作部を有している、請求項4または請求項5に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたコネクタは、互いに嵌合可能な第1ハウジングおよび第2ハウジングと、第1ハウジングに回動可能に支持されるレバーと、を備えている。レバーは、第1ハウジングおよび第2ハウジングの嵌合過程で一方向に回動し、第1ハウジングおよび第2ハウジングの離脱過程で一方向とは反対の他方向に回動するように設定されている。レバーは、第2ハウジングのカムピンを受けるカム溝を有している。カムピンがカム溝の離脱用カム面と係合した状態で、レバーが他方向に回動することにより、第1ハウジングおよび第2ハウジングに離脱力が付与される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-48020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、第1ハウジングおよび第2ハウジングが大型のモジュールに組み込まれている場合に、レバーの回動方向が上記のように離脱時と嵌合時とで反対側に設定されていると、操作性が悪く、第1ハウジングおよび第2ハウジングを離脱させることが困難なことがあった。
【0005】
そこで、本開示は、第1ハウジングおよび第2ハウジングを容易に離脱させることが可能なコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、互いに嵌合可能な第1ハウジングおよび第2ハウジングと、前記第1ハウジングに回動可能に支持されるレバーと、を備え、前記第2ハウジングは、ハウジングカムピンを有し、前記レバーは、前記ハウジングカムピンを受けるカム溝を有し、前記カム溝は、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの嵌合過程で前記ハウジングカムピンが配置される嵌合用溝部と、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの離脱過程で前記ハウジングカムピンが配置される離脱用溝部と、を、前記レバーが回動する一方向に並べて形成している、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、第1ハウジングおよび第2ハウジングを容易に離脱させることが可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のコネクタの断面図である。
図2は、実施形態1のコネクタの平面図である。
図3は、実施形態1のコネクタにおける第2ハウジングの斜視図である。
図4は、実施形態1のコネクタにおける第2ホルダの斜視図である。
図5は、実施形態1のコネクタにおける可動支持部の分解斜視図である。
図6は、実施形態1のコネクタにおける第1ハウジングの斜視図である。
図7は、実施形態1のコネクタにおける第1ホルダの斜視図である。
図8は、実施形態1のコネクタにおけるムービングプレートの斜視図である。
図9は、実施形態1のコネクタにおけるレバーの斜視図である。
図10は、実施形態1のコネクタにおいて、レバーのカム溝の組み付け用溝部にプレートカムピンが進入する状態を示す断面図である。
図11は、実施形態1のコネクタにおいて、レバーのカム溝の検査用溝部にプレートカムピンが配置された状態を示す断面図である。
図12は、実施形態1のコネクタにおいて、レバーのカム溝の保護用溝部にプレートカムピンが配置された状態を示す断面図である。
図13は、実施形態1のコネクタにおいて、レバーのカム溝のフローティング用溝部にカムピンが配置された状態を示す断面図である。
図14は、実施形態1のコネクタにおいて、レバーのカム溝の離脱用溝部からカムピンが抜け出る状態を示す断面図である。
図15は、実施形態1のコネクタにおいて、プレートカムピンが検査用溝部に配置されたときに、タブの先端部がプレート本体からフード部の開口側に突出した状態を示す断面図である。
図16は、実施形態1のコネクタにおいて、プレートカムピンが保護用溝部に配置されたときに、タブの先端部がプレート本体によって保護された状態を示す断面図である。
図17は、実施形態1のコネクタにおいて、第1ハウジングおよび第2ハウジングが嵌合状態に配置され、第1端子金具および第2端子金具が電気的に接続された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)互いに嵌合可能な第1ハウジングおよび第2ハウジングと、前記第1ハウジングに回動可能に支持されるレバーと、を備え、前記第2ハウジングは、ハウジングカムピンを有し、前記レバーは、前記ハウジングカムピンを受けるカム溝を有し、前記カム溝は、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの嵌合過程で前記ハウジングカムピンが配置される嵌合用溝部と、前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングの離脱過程で前記ハウジングカムピンが配置される離脱用溝部と、を、前記レバーが回動する一方向に並べて形成している。
レバーが嵌合過程から離脱過程にかけて一方向に回動し続けることにより、第1ハウジングおよび第2ハウジングを容易に離脱させることができる。また、嵌合用溝部に、離脱時にカムピンが通る軌道を設けなくても良いので、嵌合用溝部を容易に設けることができる。
【0010】
(2)上記(1)に記載のコネクタにおいて、前記離脱用溝部は、前記ハウジングカムピンを押圧して前記第1ハウジングおよび前記第2ハウジングに離脱力を付与する離脱用カム溝部と、前記ハウジングカムピンが取り出される取り出し用溝部と、を順次連続して形成していることが好ましい。
ハウジングカムピンが離脱用カム溝部と係合した状態でレバーが回動することにより、第1ハウジングおよび第2ハウジングを嵌合状態から離脱状態に移行することができる。さらに、取り出し用溝部を通してハウジングカムピンがカム溝から円滑に抜け出ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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