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公開番号
2025012042
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114574
出願日
2023-07-12
発明の名称
端子および端子の製造方法
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/04 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】キャップの脱落を抑制可能にした端子および端子の製造方法を提供する。
【解決手段】端子10は、導体よりなる端子本体11と、端子本体11に設けられた絶縁体よりなるキャップ12と、を備える。端子本体11は、筒状の電気接続部21を有する。キャップ12は、長さ方向を有する柱状をなす。キャップ12における長さ方向の一部は、電気接続部21の内部に位置している。そして、キャップ12の外周面には、電気接続部21の先端部が内径側に食い込んでいる食い込み部33が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
導体よりなる端子本体と、前記端子本体に設けられた絶縁体よりなるキャップと、を備える端子であって、
前記端子本体は、筒状の電気接続部を有し、
前記キャップは、長さ方向を有する柱状をなし、
前記キャップにおける前記長さ方向の一部が前記電気接続部の内部に位置しており、
前記キャップの外周面には、前記電気接続部の先端部が内径側に食い込んでいる食い込み部が形成されている、
端子。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記電気接続部の先端部は、先端に向かうにつれて縮径するテーパ部を有し、
前記テーパ部が前記食い込み部に食い込んでいる、
請求項1に記載の端子。
【請求項3】
前記電気接続部は、前記電気接続部の内周面に凹部を有し、
前記キャップは、前記凹部を埋めてなる充填部を有している、
請求項1に記載の端子。
【請求項4】
前記充填部は、前記凹部の内面に密着している、
請求項3に記載の端子。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端子を製造する端子の製造方法であって、
前記キャップの基材となる柱状基材を、前記端子本体の基材となる板状基材上に載置する載置工程と、
前記載置工程の後、前記柱状基材を囲むように前記板状基材の一部を筒状に曲げることにより、前記電気接続部と前記キャップとを成形する成形工程と、を備え、
前記成形工程において、前記キャップの外周面に前記食い込み部が形成される、
端子の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、端子および端子の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、導体よりなる端子本体と、端子本体に設けられた絶縁体よりなるキャップとを備えた端子が開示されている。端子本体は、相手端子に対して電気的に接続される筒状の電気接続部を有する。キャップは、電気接続部の先端部に設けられている。キャップによって、電気接続部への触指等を防止することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-4391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような端子では、キャップを如何にして端子本体の電気接続部から抜け出ない構造とするかが検討されていた。
本開示の目的は、キャップの脱落を抑制可能にした端子および端子の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の端子は、導体よりなる端子本体と、前記端子本体に設けられた絶縁体よりなるキャップと、を備える端子であって、前記端子本体は、筒状の電気接続部を有し、前記キャップは、長さ方向を有する柱状をなし、前記キャップにおける前記長さ方向の一部が前記電気接続部の内部に位置しており、前記キャップの外周面には、前記電気接続部の先端部が内径側に食い込んでいる食い込み部が形成されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示の端子および端子の製造方法によれば、キャップの脱落を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態における端子の斜視図である。
図2は、同形態における端子の電気接続部周辺を示す断面図である。
図3は、同形態における端子の製造方法を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の端子は、
[1]導体よりなる端子本体と、前記端子本体に設けられた絶縁体よりなるキャップと、を備える端子であって、前記端子本体は、筒状の電気接続部を有し、前記キャップは、長さ方向を有する柱状をなし、前記キャップにおける前記長さ方向の一部が前記電気接続部の内部に位置しており、前記キャップの外周面には、前記電気接続部の先端部が内径側に食い込んでいる食い込み部が形成されている。
【0009】
この構成によれば、キャップの外周面に形成された、端子本体の電気接続部が食い込む食い込み部にて、キャップが電気接続部の先端部に引っ掛かるため、キャップが電気接続部から抜け出ることを抑制することが可能となる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記電気接続部の先端部は、先端に向かうにつれて縮径するテーパ部を有し、前記テーパ部が前記食い込み部に食い込んでいてもよい。
この構成によれば、電気接続部のテーパ部がキャップの食い込み部に食い込むことにより、キャップが電気接続部から抜け出ることをより好適に抑制することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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