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公開番号2025013380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024190332,2021071743
出願日2024-10-30,2021-04-21
発明の名称電力制御装置
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】小型化、接続工数の削減が可能な電力制御装置を提供する。
【解決手段】電力制御装置10は、複数のセルユニット14が接続されて構成される高圧バッテリー11に接続される電力制御装置10であって、高圧バッテリー11と負荷とを接続する電気接続ユニット20と、複数のセルユニット14と電気接続ユニット20とに接続され、複数のセルユニット14間の接続を直列と並列との間で切り替える直並列切替ユニット40と、がベース部材10Aに一体で形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のセルユニットが接続されて構成される高圧バッテリーに接続される電力制御装置であって、
前記高圧バッテリーと負荷とを接続する電気接続ユニットと、
前記複数のセルユニットと前記電気接続ユニットとに接続され、前記複数のセルユニット間の接続を直列と並列との間で切り替える直並列切替ユニットと、
前記電気接続ユニット及び前記直並列切替ユニットが一体に形成された、絶縁樹脂製のベース部材と、を備え、
前記電気接続ユニットは、
前記負荷に着脱可能なコネクタに接続された負荷接続部と、
前記高圧バッテリーの総正極に接続される総正極接続部と、前記高圧バッテリーの総負極に接続される総負極接続部と、を備え、
前記直並列切替ユニットは、
前記総正極及び前記総負極以外の前記複数のセルユニットの電極端子に接続される複数の中間電位接続部を備え、
前記ベース部材には、一方の端部に前記負荷接続部が配されており、前記一方の端部と反対側である他方の端部に、前記総正極接続部、前記総負極接続部、及び前記中間電位接続部が配されている、電力制御装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記電気接続ユニットは、
前記ベース部材において、前記一方の端部から前記他方の端部に至る方向に延び、前記負荷接続部と前記総正極接続部とを接続する第1導電路と、
前記ベース部材において、前記一方の端部から前記他方の端部に至る方向に延び、前記負荷接続部と前記総負極接続部とを接続する第2導電路と、を備え、
前記直並列切替ユニットは、前記ベース部材において、前記第1導電路及び前記第2導電路の間に配されている、請求項1に記載の電力制御装置。
【請求項3】
前記中間電位接続部には、前記総正極接続部と共に前記セルユニットに接続される第1の中間電位接続部と、前記総負極接続部と共に前記セルユニットに接続される第2の中間電位接続部とがあり、
前記直並列切替ユニットは、
前記第1の中間電位接続部と前記第2の中間電位接続部との接続の有無を切り替える第1リレーと、
前記第1導電路と前記第2の中間電位接続部との接続の有無、及び前記第2導電路と前記第1の中間電位接続部との接続の有無を切り替える第2リレーと、を備え、
前記ベース部材における、前記一方の端部から前記他方の端部に至る方向において、前記第1リレーと前記第2リレーとは並んで配されている、請求項2に記載の電力制御装置。
【請求項4】
前記直並列切替ユニットは、
前記高圧バッテリーにおける前記複数のセルユニットを直列に接続する場合は、前記第1リレーをオンし、前記第2リレーをオフし、
前記高圧バッテリーの前記複数のセルユニットを並列に接続する場合は、前記第1リレーをオフし、前記第2リレーをオンする、請求項3に記載の電力制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電力制御装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載される電力供給装置が知られている。例えば、特開2007-274830号公報(下記特許文献1)に記載の電力供給装置は、インバータと電気的に接続される第1と第2の蓄電手段と、第1の蓄電手段と第2の蓄電手段とをインバータに直列接続するための回路に配置された第1のスイッチ手段と、第1の蓄電手段と第2の蓄電手段とをインバータに並列接続するための回路に配置された第2のスイッチ手段と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-274830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
インバータ及び第1と第2の蓄電手段を接続する回路に対して、上記のような第1と第2の蓄電手段の直並列接続を切り替える回路を組み込む場合、電力供給装置が大型化したり、配線の接続工数が増加したりする場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の電力制御装置は、複数のセルユニットが接続されて構成される高圧バッテリーに接続される電力制御装置であって、高圧バッテリーと負荷とを接続する電気接続ユニットと、複数のセルユニットと電気接続ユニットとに接続され、複数のセルユニット間の接続を直列と並列との間で切り替える直並列切替ユニットと、電気接続ユニット及び直並列切替ユニットが一体に形成された、絶縁樹脂製のベース部材と、を備え、電気接続ユニットは、負荷に着脱可能なコネクタに接続された負荷接続部と、高圧バッテリーの総正極に接続される総正極接続部と、高圧バッテリーの総負極に接続される総負極接続部と、を備え、直並列切替ユニットは、総正極及び総負極以外の複数のセルユニットの電極端子に接続される複数の中間電位接続部を備え、ベース部材には、一方の端部に負荷接続部が配されており、一方の端部と反対側である他方の端部に、総正極接続部、総負極接続部、及び中間電位接続部が配されている、電力制御装置である。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、小型化、接続工数の削減が可能な電力制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態1にかかる電力制御装置の平面図である。
図2は、第3導電路の中間電位接続部を有するバスバーの斜視図である。
図3は、第4導電路の中間電位接続部を有するバスバーの斜視図である。
図4は、電力制御装置の回路図である。
図5は、実施形態2にかかる電力制御装置の平面図である。
図6は、電気接続ユニットの平面図である。
図7は、直並列切替ユニットの平面図である。
図8は、電気接続ユニットと直並列切替ユニットとを積層方向に分解して示す斜視図である。
図9は、図5のA-A断面図である。
図10は、電力制御装置の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
【0009】
(1)本開示の電力制御装置は、複数のセルユニットが接続されて構成される高圧バッテリーに接続される電力制御装置であって、前記高圧バッテリーと負荷とを接続する電気接続ユニットと、前記複数のセルユニットと前記電気接続ユニットとに接続され、前記複数のセルユニット間の接続を直列と並列との間で切り替える直並列切替ユニットと、が統合されている。
【0010】
このような構成によると、電気接続ユニットと直並列切替ユニットとを接続する配線が不要となるから、電気接続ユニットと直並列切替ユニットとの接続工数を削減することができる。また、電気接続ユニットと直並列切替ユニットとが統合されているから、電力制御装置を小型化しやすい。
(【0011】以降は省略されています)

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