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公開番号
2025012748
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115820
出願日
2023-07-14
発明の名称
配線確認システム
出願人
アズビル株式会社
代理人
個人
主分類
H02G
1/06 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】配線の確認がより迅速に実施できるようにする。
【解決手段】コードリーダ101に読み取られた第1コード121の第1機器識別情報および第1端子識別情報と、第1コード121と組でコードリーダ101に読み取られたケーブルコードのケーブル識別情報、距離情報、方向情報(第1方向情報または第2方向情報)からなる第1接続情報が記憶装置102に記憶され、表示装置103に表示される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺ケーブルの第1端から一定の間隔で設けられた複数の識別箇所の各々に設けられ、前記長尺ケーブルを識別するケーブル識別情報、前記長尺ケーブルの前記第1端からの距離情報、および前記第1端の方向を示す第1方向情報が記載された複数の第1ケーブルコードと、
前記長尺ケーブルの前記複数の第1ケーブルコードの各々に隣接する箇所に設けられ、前記ケーブル識別情報、前記距離情報、および前記第1端とは異なる前記長尺ケーブルの第2端の方向を示す第2方向情報が記載された複数の第2ケーブルコードと、
前記長尺ケーブルを切断して作製した配線ケーブルの第1接続端に接続される第1端子の箇所に設けられ、前記第1端子が設けられている第1機器を識別する第1機器識別情報、および前記第1端子を識別する第1端子識別情報が記載された第1コードと、
配線ケーブルの前記第1接続端とは異なる第2接続端に接続される第2端子の箇所に設けられ、前記第2端子が設けられている第2機器を識別する第2機器識別情報、および前記第2端子を識別する第2端子識別情報が記載された第2コードと、
コードを読み取るコードリーダと、
前記コードリーダに読み取られた前記第1コードの前記第1機器識別情報および前記第1端子識別情報と、前記第1コードと組で前記コードリーダに読み取られたケーブルコードの前記ケーブル識別情報、前記距離情報、方向情報からなる第1接続情報、
および
前記コードリーダに読み取られた前記第2コードの前記第2機器識別情報および前記第2端子識別情報と、前記第2コードと組で前記コードリーダに読み取られたケーブルコードの前記ケーブル識別情報、前記距離情報、方向情報からなる第2接続情報
を記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に記憶されている前記第1接続情報、前記第2接続情報を表示する表示装置と
を備える配線確認システム。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
請求項1記載の配線確認システムにおいて、
前記第1機器はさらに第3端子を備え、前記第2機器はさらに第4端子を備え、
前記長尺ケーブルを新たに切断して作製した配線ケーブルの第3接続端に接続される前記第3端子の箇所に設けられ、前記第1機器識別情報、および前記第3端子を識別する第3端子識別情報が記載された第3コードと、
前記長尺ケーブルを新たに切断して作製した配線ケーブルの前記第3接続端とは異なる第4接続端に接続される前記第4端子の箇所に設けられ、前記第2機器識別情報、および前記第4端子を識別する第4端子識別情報が記載された第4コードと
をさらに備え、
前記記憶装置は、
前記コードリーダに読み取られた前記第3コードの前記第1機器識別情報および前記第3端子識別情報と、前記第3コードと組で前記コードリーダに読み取られたケーブルコードの前記ケーブル識別情報、前記距離情報、方向情報からなる第3接続情報、
および
前記コードリーダに読み取られた前記第4コードの前記第2機器識別情報および前記第4端子識別情報と、前記第4コードと組で前記コードリーダに読み取られたケーブルコードの前記ケーブル識別情報、前記距離情報、方向情報からなる第4接続情報
をさらに記憶し、
前記表示装置は、前記第3接続情報および前記第4接続情報をさらに表示する
配線確認システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配線の確認を行う配線確認システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、プラントや空調などの制御には、制御システムが用いられ、さらに機器管理装置が用いられている(特許文献1)。このような監視制御システムにおいては、ネットワークにより接続している現場に設置されたプロセス機器や各種センサなどのフィールド機器との間で信号をやりとりし、フィールド機器の動作を制御する。このような制御システムにおいて、フィールド機器との間でやりとりする動作のON/OFFを制御する信号や、温度などのアナログ情報を伝える信号を伝送する配線の接続作業(配線作業)は、紙ベースの設計図をもとに配線作業が行われ、配線が接続された後で、各機器の電源を投入して動作させた状態で導通チェックなどが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-090595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述した配線作業における配線のチェックは、担当者が、機器に配線を接続した後で、接続した機器を用いて確認を行っている。このため、配線が間違っている箇所を特定するために時間を要し、正しい配線へのつなぎ直しには時間を要してしまう。
【0005】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、配線の確認がより迅速に実施できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る配線確認システムは、長尺ケーブルの第1端から一定の間隔で設けられた複数の識別箇所の各々に設けられ、長尺ケーブルを識別するケーブル識別情報、長尺ケーブルの第1端からの距離情報、および第1端の方向を示す第1方向情報が記載された複数の第1ケーブルコードと、長尺ケーブルの複数の第1ケーブルコードの各々に隣接する箇所に設けられ、ケーブル識別情報、距離情報、および第1端とは異なる長尺ケーブルの第2端の方向を示す第2方向情報が記載された複数の第2ケーブルコードと、長尺ケーブルを切断して作製した配線ケーブルの第1接続端に接続される第1端子の箇所に設けられ、第1端子が設けられている第1機器を識別する第1機器識別情報、および第1端子を識別する第1端子識別情報が記載された第1コードと、配線ケーブルの第1接続端とは異なる第2接続端に接続される第2端子の箇所に設けられ、第2端子が設けられている第2機器を識別する第2機器識別情報、および第2端子を識別する第2端子識別情報が記載された第2コードと、コードを読み取るコードリーダと、コードリーダに読み取られた第1コードの第1機器識別情報および第1端子識別情報と、第1コードと組でコードリーダに読み取られたケーブルコードのケーブル識別情報、距離情報、方向情報からなる第1接続情報、およびコードリーダに読み取られた第2コードの第2機器識別情報および第2端子識別情報と、第2コードと組でコードリーダに読み取られたケーブルコードのケーブル識別情報、距離情報、方向情報からなる第2接続情報を記憶する記憶装置と、記憶装置に記憶されている第1接続情報、第2接続情報を表示する表示装置とを備える。
【0007】
上記配線確認システムの一構成例において、第1機器はさらに第3端子を備え、第2機器はさらに第4端子を備え、長尺ケーブルを新たに切断して作製した配線ケーブルの第3接続端に接続される第3端子の箇所に設けられ、第1機器識別情報、および第3端子を識別する第3端子識別情報が記載された第3コードと、長尺ケーブルを新たに切断して作製した配線ケーブルの第3接続端とは異なる第4接続端に接続される第4端子の箇所に設けられ、第2機器識別情報、および第4端子を識別する第4端子識別情報が記載された第4コードとをさらに備え、記憶装置は、コードリーダに読み取られた第3コードの第1機器識別情報および第3端子識別情報と、第3コードと組でコードリーダに読み取られたケーブルコードのケーブル識別情報、距離情報、方向情報からなる第3接続情報、およびコードリーダに読み取られた第4コードの第2機器識別情報および第4端子識別情報と、第4コードと組でコードリーダに読み取られたケーブルコードのケーブル識別情報、距離情報、方向情報からなる第4接続情報をさらに記憶し、表示装置は、第3接続情報および第4接続情報をさらに表示する。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、本発明によれば、各機器の端子、および配線ケーブルの接続端に、各々を識別する識別情報が記載されたコードを設けるので、配線の確認がより迅速に実施できるようになる。本発明によれば、配線を実施した状態で配線間違いが検出可能なため、機器への電源投入前に配線間違いが検出可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施の形態に係る配線確認システムの構成を示す構成図である。
図2は、長尺ケーブル150の構成を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態に係る配線確認システムについて図1を参照して説明する。この配信システムは、コードリーダ101、記憶装置102、表示装置103を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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