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公開番号2025005549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105760
出願日2023-06-28
発明の名称通電確認器具
出願人個人
代理人個人
主分類H02G 1/06 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電線の被覆除去と通電確認を一つの器具で行うことを課題とする。
【解決手段】通電を確認する通電確認器具であって、2枚の刃を噛み合わせて第一電線の被覆を切断可能な第一切断部11と、2枚の刃を噛み合わせて前記第一電線とは別の第二電線の被覆を切断可能な第二切断部12と、前記第一切断部が閉じて前記2枚の刃を噛み合わせるとともに、前記第二切断部が閉じて前記2枚の刃を噛み合わせる一の握り部13と、前記握り部を握ることで、前記第一切断部が閉じて前記第一電線の被覆を切断して芯線に接触し、前記第二切断部が閉じて前記第二電線の被覆を切断して芯線に接触し、前記第一電線の芯線と前記第二電線の芯線との間の通電を確認可能な通電確認部14と、を備えたことを特徴とする通電確認器具10とした。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
通電を確認する通電確認器具であって、
2枚の刃を噛み合わせて第一電線の被覆を切断可能な第一切断部と、
2枚の刃を噛み合わせて前記第一電線とは別の第二電線の被覆を切断可能な第二切断部と、
前記第一切断部が閉じて前記2枚の刃を噛み合わせるとともに、前記第二切断部が閉じて前記2枚の刃を噛み合わせる一の握り部と、
前記握り部を握ることで、前記第一切断部が閉じて前記第一電線の被覆を切断して芯線に接触し、前記第二切断部が閉じて前記第二電線の被覆を切断して芯線に接触し、前記第一電線の芯線と前記第二電線の芯線との間の通電を確認可能な通電確認部と、
を備えたことを特徴とする通電確認器具。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記第一切断部が前記第一電線の被覆を切断して芯線に接触する位置と、前記第二切断部が前記第二電線の被覆を切断して芯線に接触する位置とは、前記第一電線及び前記第二電線の延伸方向に所定距離だけ離れていることを特徴とする請求項1に記載の通電確認器具。
【請求項3】
少なくとも前記第一切断部又は前記第二切断部いずれかの2枚の刃のうち少なくとも一方の刃に、前記被覆を切断し前記芯線が切断されずにはまり込む凹部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通電確認治具。
【請求項4】
少なくとも前記第一切断部又は前記第二切断部いずれかの2枚の刃のうち少なくとも一方の刃に、前記被覆を切断し前記芯線が切断されずにはまり込む凹部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の通電確認治具。
【請求項5】
前記通電確認部は、発光素子であることを特徴とする請求項1-4のいずれかに記載の通電確認器具。
【請求項6】
前記第一切断部が前記第一電線の芯線に接触し、前記第二切断部が前記第二電線の芯線に接触した状態を保持可能な保持部を備えたことを特徴とする請求項1―4のいずれかに記載の通電確認器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電線の被覆除去を行うとともに、電線間の通電を手軽に確認できる通電確認器具に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
建物内などに電気配線することはよく行われている。その際に、電気配線をスイッチや照明に接続するにあたり、電線間に電気がきているか否かを確認する通電確認が必要となる場合がある。テスターで電圧を確認するのが一般的であるがテスターを取りに行き電線の被覆を除去してテスターのプローブを電線に接触させるのは時間がかかるだけでなく効率の悪い作業である。
【0003】
特許文献1には、芯線まで届く針状の短絡試験片を2個有して手で握ることで同時に芯線を貫通させ、2芯線間の通電をチェックし、通電されていればランプを点灯させる通電チェック器具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許文献1:特開平11-346411
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のものは、通電チェック器具で通電確認した後、ニッパー等に持ち替えての電線の被覆除去は手間がかかる。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決して、通電確認と電線の被覆除去とを一つの器具で行うことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明は、通電を確認する通電確認器具であって、
2枚の刃を噛み合わせて第一電線の被覆を切断可能な第一切断部と、
2枚の刃を噛み合わせて前記第一電線とは別の第二電線の被覆を切断可能な第二切断部と、
前記第一切断部が閉じて前記2枚の刃を噛み合わせるとともに、前記第二切断部が閉じて前記2枚の刃を噛み合わせる一の握り部と、
前記握り部を握ることで、前記第一切断部が閉じて前記第一電線の被覆を切断して芯線に接触し、前記第二切断部が閉じて前記第二電線の被覆を切断して芯線に接触し、前記第一電線の芯線と前記第二電線の芯線との間の通電を確認可能な通電確認部と、
を備えたことを特徴とする通電確認器具を提供するものである。
【0008】
この構成により、電線の被覆除去と通電確認を一つの器具で持ち替えることなく行うことができ効率的である。
【0009】
通電確認器具であって、前記第一切断部が前記第一電線の被覆を切断して芯線に接触する位置と、前記第二切断部が前記第二電線の被覆を切断して芯線に接触する位置とは、前記第一電線及び前記第二電線の延伸方向に所定距離だけ離れている構成としてもよい。
【0010】
この構成により、決められた被覆除去の長さを所定距離とすることで第一電線又は第二電線の被覆除去長さを容易に決めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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