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公開番号
2025032562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023137895
出願日
2023-08-28
発明の名称
電気接続構造体
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250305BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】車両の仕様差に対応することが可能な電気接続構造体をより安価に提供する。
【解決手段】電気接続構造体1は、ベースユニット10と、ベースユニット10に設けられたバッテリ接続端子412に着脱可能に装着されるバッテリ回路用バスバー42と、を備えている。また、ベースユニット10は、バッテリ接続端子412と、電源分配回路3の一部を構成する電源分配回路部品30と、電源分配回路部品30及びバッテリ接続端子412が保持される1つのケース2と、を有している。ここで、バッテリ回路用バスバー42は、救援端子43を有していない通常バスバー421と、救援端子43を有している救援端子付バスバー422と、を備えている。そして、バッテリ接続端子412には、通常バスバー421及び救援端子付バスバー422のうち少なくともいずれか一方が選択的に装着されている。
【選択図】図27
特許請求の範囲
【請求項1】
電源分配回路の一部を構成する電源分配回路部品と、バッテリに電気的に接続されてバッテリ回路の一部を構成するバッテリ接続端子と、前記電源分配回路部品及び前記バッテリ接続端子が保持される1つのケースと、を有するベースユニットと、
前記ベースユニットに設けられた前記バッテリ接続端子に着脱可能に装着することで、前記バッテリ接続端子と電気的に接続してバッテリ回路の一部を構成するバッテリ回路用バスバーと、
を備え、
前記バッテリ回路用バスバーは、
救援端子を有していない通常バスバーと、
前記救援端子を有している救援端子付バスバーと、
を備えており、
前記バッテリ接続端子には、前記通常バスバー及び前記救援端子付バスバーのうち少なくともいずれか一方のバスバーが選択的に装着されている、
電気接続構造体。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記ベースユニットは、負荷が電気的に接続されてバッテリ回路の一部を構成し、前記ケースに保持される負荷接続端子を備えており、
前記通常バスバーは、前記バッテリ接続端子及び前記負荷接続端子に装着されて前記バッテリ接続端子と前記負荷接続端子とを電気的に接続することが可能なバスバーであり、
前記救援端子付バスバーは、前記バッテリ接続端子及び前記負荷接続端子に装着されて前記バッテリ接続端子と前記負荷接続端子とを電気的に接続することが可能な通常バスバー部と、前記通常バスバー部に連設されて前記救援端子となる救援端子部と、を備えており、
前記バッテリ接続端子及び前記負荷接続端子に、前記通常バスバーまたは前記救援端子付バスバーが選択的に装着されるようにした、
請求項1に記載の電気接続構造体。
【請求項3】
前記救援端子付バスバーを前記バッテリ接続端子に装着する場合には、前記救援端子を開閉可能に覆うことが可能な救援端子カバーを備えるようにした、
請求項1または請求項2に記載の電気接続構造体。
【請求項4】
前記救援端子カバーが前記ケースに回動可能に取り付けられている、
請求項3に記載の電気接続構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続構造体に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の従来の電気接続構造体としては、特許文献1に開示されたものが提案されている。この特許文献1には、ベース回路用バスバーを含むベース回路を収容するベース箱本体と、オプション回路用バスバーを含むオプション回路を収容するオプション箱本体と、を備える電気接続箱(電気接続構造体)が開示されている。
【0003】
さらに、特許文献1では、オプション箱本体がベース箱本体の周壁に対して着脱可能に装着されるようにしている。そして、オプション箱本体をベース箱本体の周壁に装着した際には、ベース回路用バスバーに突設されたベース回路側接合部とオプション回路用バスバーに突設されたオプション回路側接合部とが相互に接合されるようにしている。こうすることで、回路構成が異なる複数種類の車両に対して汎用性よく使用することが可能な電気接続箱(電気接続構造体)としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-007424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の技術では、車両の仕様差に対応するためには、オプション回路用バスバー及びオプション箱本体を別途製造する必要があるため、製造コストが増加してしまうおそれがある。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、車両の仕様差に対応することが可能な電気接続構造体をより安価に提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係る電気接続構造体は、電源分配回路の一部を構成する電源分配回路部品と、バッテリに電気的に接続されてバッテリ回路の一部を構成するバッテリ接続端子と、前記電源分配回路部品及び前記バッテリ接続端子が保持される1つのケースと、を有するベースユニットと、前記ベースユニットに設けられた前記バッテリ接続端子に着脱可能に装着することで、前記バッテリ接続端子と電気的に接続してバッテリ回路の一部を構成するバッテリ回路用バスバーと、を備え、前記バッテリ回路用バスバーは、救援端子を有していない通常バスバーと、前記救援端子を有している救援端子付バスバーと、を備えており、前記バッテリ接続端子には、前記通常バスバー及び前記救援端子付バスバーのうち少なくともいずれか一方のバスバーが選択的に装着されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、車両の仕様差に対応することが可能な電気接続構造体をより安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る電気接続構造体の一例を示す図であって、救援端子が設けられていない電気接続構造体を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る電気接続構造体の一例を示す図であって、救援端子が設けられていない電気接続構造体を他方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る電気接続構造体の一例を示す図であって、救援端子が設けられた電気接続構造体を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る電気接続構造体の一例を示す図であって、救援端子が設けられた電気接続構造体を他方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るベースユニットの一例を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るベースユニットの一例を他方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るベースユニットの一例を一方向から見た分解斜視図である。
一実施形態に係るベースユニットを他方向から見た分解斜視図である。
一実施形態に係るケースの一例を示す平面図である。
一実施形態に係るケースの一例を示す裏面図である。
一実施形態に係る電源分配回路の一例及び救援端子が設けられていないバッテリ回路の一例を模式的に示す斜視図である。
一実施形態に係る電源分配回路の一例及び救援端子が設けられたバッテリ回路の一例を模式的に示す斜視図である。
一実施形態に係るベースユニットの一例の一部を構成する部品のうちケースの一例に下方から挿入される部品を示す分解斜視図である。
一実施形態に係る端子ブロックの一例を示す分解斜視図である。
一実施形態に係るマルチヒュージブルリンクユニットの一例を示す正面図である。
一実施形態に係るマルチヒュージブルリンクユニットの一例を示す背面図である。
一実施形態に係るマルチヒュージブルリンクユニットの一例を示す平面図である。
一実施形態に係るマルチヒュージブルリンクユニットの一例を示す裏面図である。
一実施形態に係るマルチヒュージブルリンクユニットの一例を示す一方側の側面図である。
一実施形態に係るマルチヒュージブルリンクユニットの一例を示す他方側の側面図である。
一実施形態に係るマルチヒュージブルリンクユニットの一例が備えるバスバーの一例を示す正面図である。
一実施形態に係るマルチヒュージブルリンクユニットの一例が備えるバスバーの一例を示す背面図である。
一実施形態に係る規制壁の一例を拡大して示す斜視図である。
一実施形態に係るマルチヒュージブルリンクユニットの一例を正位置の状態で収容空間に挿入する際に突起が溝に誘い込まれる状態を説明するための図である。
一実施形態に係るマルチヒュージブルリンクユニットの一例を逆位置の状態で収容空間に挿入する際に突起が規制壁によって溝から離れる方向に移動する状態を説明するための図である。
救援端子が設けられていない電気接続構造体の組付け方法の一例を示す図である。
救援端子が設けられた電気接続構造体の組付け方法の一例を示す図であって、救援端子付バスバー及び救援端子カバーをベースユニットに組み付ける前の状態を示す図である。
救援端子が設けられた電気接続構造体の組付け方法の一例を示す図であって、救援端子カバーをベースユニットに組み付けた状態を示す図である。
救援端子が設けられた電気接続構造体の組付け方法の一例を示す図であって、救援端子付バスバー及び救援端子カバーをベースユニットに組み付けつつ救援端子カバーを開いた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る電気接続構造体について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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