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公開番号2025032721
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-12
出願番号2023138169
出願日2023-08-28
発明の名称クランプ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/30 20060101AFI20250305BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】取付部材に安定して固定することができ、低コスト化することができるクランプを提供する。
【解決手段】電線101を保持する保持部3と、保持部3の外面に設けられ、取付部材に係合される弾性変形可能な弾性片31を有するアンカ部5とを備えたクランプ1において、保持部3の外面に、弾性片31と取付部材を挟み込むように取付部材に当接される複数の突起33を設け、複数の突起33が、第1直線上に配置された複数の第1突起35と、アンカ部5を挟んで第1突起35と反対側に第1直線と平行な第2直線上に配置された複数の第2突起37とを有し、第1突起35と第2突起37とを、第1直線及び第2直線における配置位置が異なるようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電線を保持する保持部と、
前記保持部の外面に設けられ、取付部材に係合される弾性変形可能な弾性片を有するアンカ部と、
を備え、
前記保持部の外面には、前記弾性片と前記取付部材を挟み込むように前記取付部材に当接される複数の突起が設けられ、
複数の前記突起は、第1直線上に配置された複数の第1突起と、前記アンカ部を挟んで前記第1突起と反対側に前記第1直線と平行な第2直線上に配置された複数の第2突起とを有し、
前記第1突起と前記第2突起とは、前記第1直線及び前記第2直線における配置位置が異なっているクランプ。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記保持部は、外面に前記アンカ部と前記突起とが設けられ内面に前記電線の外周が配置されるベース部と、内面に前記電線の外周が配置され前記ベース部に係合部を介して組付けられて前記電線を保持するカバー部とを有し、
前記係合部は、前記電線の径に対応して係合位置を変更可能に設けられている請求項1に記載のクランプ。
【請求項3】
前記ベース部には、前記カバー部の組付けをガイドするガイド部が設けられている請求項2記載のクランプ。
【請求項4】
前記保持部には、前記電線の周方向に延出され、前記電線の外周に当接される規制部が設けられている請求項1から3のいずれか1項に記載のクランプ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クランプに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、クランプとしては、電線を保持する保持部としてのバンド部材と、バンド部材の外面に設けられ、取付部材に係合される弾性片を有するアンカ部としての係止部材とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このクランプでは、バンド部材を電線に巻き付けることによって、バンド部材が電線を保持する。係止部材は、取付部材に形成された孔を挿通し、弾性片が孔の周囲に係合することによって、取付部材に固定される。このようなクランプでは、バンド部材が電線を保持し、係止部材を取付部材に固定することによって、クランプを介して電線を取付部材に固定させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-113143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のようなクランプでは、アンカ部が取付部材に固定された状態において、アンカ部と保持部の外面との間に、取付部材が配置された状態となる。保持部の外面には、取付部材の弾性片が係合する反対側の面に対して、所定の付勢力を付与する突出部材が設けられている。しかしながら、保持部の外面に、アンカ部の他に、弾性片のような部分を設けると、保持部の形状が複雑化してしまい、製造コストが高コスト化していた。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、取付部材に安定して固定することができ、低コスト化することができるクランプを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るクランプは、電線を保持する保持部と、前記保持部の外面に設けられ、取付部材に係合される弾性変形可能な弾性片を有するアンカ部とを備え、前記保持部の外面には、前記弾性片と前記取付部材を挟み込むように前記取付部材に当接される複数の突起が設けられ、複数の前記突起は、第1直線上に配置された複数の第1突起と、前記アンカ部を挟んで前記第1突起と反対側に前記第1直線と平行な第2直線上に配置された複数の第2突起とを有し、前記第1突起と前記第2突起とは、前記第1直線及び前記第2直線における配置位置が異なっている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、取付部材に安定して固定することができ、低コスト化することができるクランプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るクランプの斜視図である。
本実施形態に係るクランプのカバー部をベース部に組付ける前の側面図である。
図2の上面図である。
図2の下面図である。
図2をベース部側から見たときの側面図である。
図2をカバー部側から見たときの側面図である。
本実施形態に係るクランプが太い電線を保持したときの上面図である。
図7のVIII-VIII断面図である。
図7のIX-IX断面図である。
本実施形態に係るクランプが細い電線を保持したときの上面図である。
図10のXI-XI断面図である。
図10のXII-XII断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るクランプについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るクランプ1は、例えば、取付部材としての車両のパネル(不図示)に配置されるワイヤハーネス(不図示)の電線101を、パネルに保持するために適用される。ワイヤハーネスは、電線101の両端側に、例えば、車両に搭載された電源や機器などの電気部品に電気的に接続されるコネクタ(不図示)がそれぞれ設けられている。電線101は、電気部品の間において、周辺部材との干渉を防止するために、所定の形状で配置される。例えば、電線101が屈曲された箇所や電線101に振れなどが生じる箇所にクランプ1を設け、クランプ1をパネルに固定することにより、車両に対する電線101の配置形状を保持することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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