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公開番号
2025035586
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023142716
出願日
2023-09-04
発明の名称
ブラケット
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250307BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】単独で様々な対象に適用可能なブラケットを提供することを目的とする。
【解決手段】ブラケット1は、電気接続箱2と、車両と、を接続する。ブラケット1は、電気接続箱2に固定される本体部10と、車両に固定される接続部30と、を備えている。また、ブラケット1は、本体部10と接続部30との間に設けられ、本体部10に対する接続部30の位置を変位させる可変部20と、可変部20により変位させられた接続部30を、所定の位置に保持する縁部43と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電気接続箱と、車両と、を接続するブラケットであって、
前記電気接続箱に固定される本体部と、
前記車両に固定される接続部と、
前記本体部と前記接続部との間に設けられ、前記本体部に対する前記接続部の位置を変位させる可変部と、
前記可変部により変位させられた前記接続部を所定の位置に保持するロック部と、を備えることを特徴とするブラケット。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記接続部は、前記本体部が前記電気接続箱に固定された状態で前記電気接続箱の外方に突出して設けられ、
前記可変部は、前記接続部の突出量を変更可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブラケット。
【請求項3】
前記可変部は、前記接続部を突出方向に交差する軸周りに回転させるヒンジ部を備え、
前記ロック部は、前記突出方向に並んで少なくとも2個設けられていることを特徴とする請求項2に記載のブラケット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラケットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
電気接続箱を、車体パネル等に接続するブラケットが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のブラケットは、電気接続箱の外壁から突出する板状の車体取付部を備えている。車体取付部には、ボルトが挿通する孔部が形成され、孔部に挿通したボルトを締め付けることにより電気接続箱が車体パネルに固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-95447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気接続箱が接続される対象は、車体パネル以外にも多岐に亘ることがあり、対象の形状や、対象周辺の構造等によっては上述したブラケットが適用できないことがある。具体的には、ブラケットにおける車体取付部が、他の構造に干渉する場合、ボルトの位置がずれる等して電気接続箱を対象に接続することができない。このため、対象毎に最適化された専用のブラケットを製作する必要があり、ブラケットの製造コストが増大する。この点につき、例えば、ブラケットと対象との間に、ブラケットの向きを変更するアダプタ等を設置することも考えられるが、この場合、部品点数が増大し、ブラケットと対象の接続のためのコストが増大する。
【0005】
本発明の目的は、単独で様々な対象に適用可能なブラケットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決し目的を達成するために、ブラケットは、電気接続箱と、車両と、を接続するブラケットであって、前記電気接続箱に固定される本体部と、前記車両に固定される接続部と、前記本体部と前記接続部との間に設けられ、前記本体部に対する前記接続部の位置を変位させる可変部と、前記可変部により変位させられた前記接続部を所定の位置に保持するロック部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、単独で様々な対象に適用可能なブラケットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態にかかるブラケットと、ブラケットを取り付ける電気接続箱と、を示す斜視図。
通常状態のブラケットを示す側面図。
第1変形状態のブラケットを示す側面図。
第2変形状態のブラケットを示す側面図。
電気接続箱に取り付けられた通常状態のブラケットを示す斜視図。
電気接続箱に取り付けられた第1変形状態のブラケットを示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、ブラケット1の実施形態を図1~6に基づいて説明する。なお、本実施形態では、図面において、ブラケット1の長手方向を矢印Xで示し、この矢印Xを「前後方向X」と記す。また、前後方向Xの一方側を「前側X1」、他方側を「後側X2」と記す。また、前後方向Xに直交する幅方向を矢印Yで示し、この矢印Yを「左右方向Y」と記す。また、左右方向Yの一方側を「左側Y1」、他方側を「右側Y2」と記す。そして、ブラケット1の高さ方向を矢印Zで示し、この矢印Zを「上下方向Z」と記す。また、上下方向Zの一方側を「上側Z1」、他方側を「下側Z2」と記す。これは、あくまでも説明の便宜のためであり、必ずしもブラケット1の製作時や使用時の方向を限定するものではない。
【0010】
ブラケット1は、例えば、車両における車体パネル等の構造(以下、まとめて車両とする)と、電気接続箱2と、を接続する接続部材である。電気接続箱2には、J/B(ジャンクションボックス)やR/B(リレーボックス)、またはヒューズボックス(F/B)などが含まれ、これらは車両に搭載された複数の機器を電気的に接続している。図1に示すように、電気接続箱2は、前カバー3と、後カバー4と、で略矩形の箱状に形成され、内部に、不図示の回路基板、バスバ等を収容している。電気接続箱2の側面および後側X2の壁面には、端子付き電線の端子を接続するコネクタ部5が形成されている。電気接続箱2の上側Z1の壁面には、後述するブラケット1の接続部30を固定するための取付部6が形成されている。取付部6は、電気接続箱2の上壁面から上側Z1に突出して台状となり、その上壁面には、上側Z1および後側X2に開口する溝部7が、左右方向Yに並んで2個形成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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