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公開番号2025035290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142235
出願日2023-09-01
発明の名称回転電機
出願人東芝産業機器システム株式会社
代理人弁理士法人サトー
主分類H02K 5/20 20060101AFI20250306BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】冷却性能の低下を抑制し、安定した冷却性能を確保することができる回転電機を提供する。
【解決手段】実施形態の回転電機1は、回転子6および固定子4を収容するフレーム2を備え、フレーム2は、壁部2a内に形成されている冷媒が流れる流路9が設けられており、流路9は、当該流路9を形成する内周側壁面10に勾配が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転子および固定子を収容するフレームを備え、
前記フレームは、壁部内に形成されている冷媒が流れる流路と、前記流路に冷媒が流入する入口と、前記流路から冷媒が流出する出口とが設けられており、
前記流路は、当該流路を形成する内周側壁面および外周側壁面のうち、少なくとも一方に勾配が設けられている回転電機。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記流路は、中心軸を通る断面視において、前記内周側壁面または前記外周側壁面が軸方向に対して傾斜するように勾配が設けられている請求項1記載の回転電機。
【請求項3】
前記流路は、中心軸を通る断面視において、軸方向における端部の前記内周側壁面と前記外周側壁面との間の距離が相対的に狭くなるように勾配が設けられている請求項1記載の回転電機。
【請求項4】
前記流路は、前記内周側壁面と前記外周側壁面との距離が、連続的または段階的に変化する勾配が設けられている請求項1記載の回転電機。
【請求項5】
前記流路は、前記内周側壁面と前記外周側壁面との間の距離が、前記入口から離間するほど狭くなるように勾配が設けられている請求項1記載の回転電機。
【請求項6】
前記流路は、中心軸に対して垂直な断面視において、前記内周側壁面と前記外周側壁面との距離が、周方向において前記入口から離間するほど狭くなるように勾配が設けられている請求項1記載の回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、回転電機に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、回転電機を冷却するために、例えば特許文献1のように、回転電機のフレーム内部に冷媒が流れる流路を設けて冷却することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-107888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような回転電機では、流路内の冷媒の流れにばらつきが生じないようにして、冷却性能を確保することが重要となる。
【0005】
そこで、冷却性能の低下を抑制し、安定した冷却性能を確保することができる回転電機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の回転電機は、回転子および固定子を収容するフレームを備え、フレームは、壁部内に形成されている冷媒が流れる流路と、流路に冷媒が流入する入口と、流路から冷媒が流出する出口とが設けられており、流路は、当該流路を形成する内周側壁面および外周側壁面のうち、少なくとも一方に勾配が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態による回転電機を模式的に示す図
流路と冷媒の流れとを模式的に示す図
勾配の有無による冷媒の流れの違いを示す図
流路の他の構成例を示す図その1
流路の他の構成例を示す図その2
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、回転電機1は、中空状に形成されているフレーム2と、フレーム2の内周面に固定されていてコイル3が装着されている固定子4と、固定子4の内周側に所定のギャップを介して配置されていて軸部材5とともに回転する回転子6とを備えている。なお、図1等では、説明の簡略化のために壁部2aのハッチングは省略している。
【0009】
以下、軸部材5の回転中心を中心軸(J)と称し、その中心軸(J)に沿った向きを軸方向と称し、中心軸(J)回りの向きを周方向とし、中心軸(J)に垂直な向きを径方向と称して説明する。なお、図1に示す回転電機1の種類や構造は一例であり、例えば永久磁石型の電動機や誘導型の電動機あるいは発電機などを対象とすることができる。
【0010】
フレーム2は、図示左右方向における両端の開口がブラケット7によって閉鎖されており、そのブラケット7には、軸部材5を回転可能に支持するベアリング8が設けられている。このフレーム2は、鋳造により製造されたいわゆる鋳物であり、その壁部2a内に冷媒が流れる流路9が設けられている。この流路9は、中心軸(J)を通る断面視において、径方向内側に位置する内周側壁面10と、径方向外側に位置する外周側壁面11とによって挟まれた空間であり、壁部2a内を軸方向に延びて形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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