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公開番号
2025033349
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139017
出願日
2023-08-29
発明の名称
釣竿
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
7/35 20060101AFI20250306BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】発電される電力の安定化を図ることができるうえ、簡単に製造できる。
【解決手段】釣竿本体10と、釣竿本体10の外周面10aに設けられる太陽電池部20と、太陽電池部20で発電される電力を安定化する電力安定化部30と、を備え、太陽電池部20は、釣竿本体10の外周面10aにx軸方向に沿って螺旋状に配置され、複数のセル21の螺旋は、多重螺旋になるように配置され、太陽電池部20は、釣竿本体10に印刷される釣竿を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
竿体と、
前記竿体の外周面に設けられる太陽電池部と、
前記太陽電池部で発電される電力を安定化する電力安定化部と、
を備える釣竿。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記太陽電池部は、複数のセルを有し、
前記複数のセルは、それぞれが前記竿体の周方向に延在し、前記竿体の軸方向に並べられる、
請求項1に記載の釣竿。
【請求項3】
前記太陽電池部は、複数のセルを有し、
前記複数のセルは、それぞれが前記竿体の軸方向に延在し、前記竿体の周方向に並べられる、
請求項1に記載の釣竿。
【請求項4】
前記太陽電池部は、少なくとも1つのセルを有し、
前記セルは、前記竿体の外周面に前記竿体の軸方向に沿って螺旋状に配置される、
請求項1に記載の釣竿。
【請求項5】
前記太陽電池部は、複数のセルを有し、
前記複数のセルは、多重螺旋になるように配置される、
請求項4に記載の釣竿。
【請求項6】
前記太陽電池部は、前記竿体に印刷される、
請求項1に記載の釣竿。
【請求項7】
前記太陽電池部で発電される電力を蓄える蓄電部をさらに備える、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の釣竿。
【請求項8】
前記太陽電池部は、
電力を発電する発電層と、
前記発電層の前記竿体の径方向外側に配置される透明層と、
前記電力を出力する電極と、有し、
前記電極は、前記透明層に設けられる、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の釣竿。
【請求項9】
前記太陽電池部は、
電力を発電する発電層と、
前記発電層の前記竿体の径方向内側に配置される導電性反射層と、
前記電力を出力する電極と、有し、
前記電極は、前記導電性反射層に設けられる、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の釣竿。
【請求項10】
前記竿体は、
機械的に着脱可能な第1竿体と第2竿体とを有し、
前記太陽電池部は、
前記第1竿体の外周面に設けられる第1太陽電池部と、
前記第2竿体の外周面に設けられ、前記第1太陽電池部と電気的に接続される第2太陽電池部と、
を有する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の釣竿。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、釣竿に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、太陽電池セルを構成要素に印刷する手法として、例えば特許文献1に示される方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-95187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような印刷による薄膜型の太陽電池セルを釣竿に設けて、電力を供給することが検討されるが、釣竿は筒状であり、釣りの際に釣り人等の手元で動かされる構造である。そのため、太陽電池セルに対する太陽光の当たり方が一定でなはなく、また配線が難しく製造しにくいという問題があり、その点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、発電される電力の安定化を図ることができるうえ、簡単に製造できる釣竿を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る釣竿の態様1は、竿体と、前記竿体の外周面に設けられる太陽電池部と、前記太陽電池部で発電される電力を安定化する電力安定化部と、を備えることを特徴としている。
【0007】
本発明に係る釣竿の態様1によれば、竿体の外周面のうち少なくとも軸方向の一部において、周方向の外周面に太陽電池が設けられているため、常に一定量の電力を発電することができる。そして、本発明では、釣竿の動きによって釣竿への太陽光の当たり方が変わり、発電される電力が変動しても、電力安定化部によって太陽電池部で発電される電力を安定化でき、釣竿に安定した電力を供給することができる。そのため、従来のように太陽電池セルのみで発電する場合のように、太陽電池部に対する季節や日陰、日向の場所等の条件による日当たりの強弱によって電圧変動が発生し、太陽電池部に接続される電気回路が不安定になることを抑制できる。
また、本発明の釣竿によれば、竿体の外周面に対して平面的にセルを配置することができるので、太陽電池セルを竿体の径方向に積み重ねて配置する場合に比べて配線構造が簡単になる。
【0008】
(2)本発明の態様2は、態様1の釣竿において、前記太陽電池部は、複数のセルを有し、前記複数のセルは、それぞれが前記竿体の周方向に延在し、前記竿体の軸方向に並べられることが好ましい。
【0009】
この場合には、リング状のセルが竿体の周方向に延在する。そのため、セルの竿体の周方向の少なくとも一部に太陽光が入力され、竿体の軸方向にセルを接続することで多くの電力を得ることができる。
【0010】
(3)本発明の態様3は、態様1又は態様2の釣竿において、前記太陽電池部は、複数のセルを有し、前記複数のセルは、それぞれが前記竿体の軸方向に延在し、前記竿体の周方向に並べられることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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