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公開番号2025070053
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180093
出願日2023-10-19
発明の名称クーラーボックス
出願人株式会社シマノ
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類B65D 81/38 20060101AFI20250424BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ボックス本体、および、蓋部材の間の防水性を維持することができるクーラーボックスが、提供される。
【解決手段】クーラーボックス1は、ボックス本体3と、蓋部材5と、第1傾斜面17aと、シール部材9と、を備える。ボックス本体3は、底部11と、壁部13と、収容空間Sと、開口部15と、を有する。開口部15は、壁部13の先端部に設けられる。蓋部材5は、開口部15を覆う。第1傾斜面17aは、開口部15と蓋部材5とのいずれか一方に設けられる。第1傾斜面17aは、底部11から上方に向かう方向において収容空間S側から外方に向けて傾斜する。シール部材9は、第1傾斜面17aに対向するように開口部15と蓋部材5とのいずれか他方に配置される。シール部材9は、第1傾斜面17aの面内で接触する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
水平面に配置される底部と、前記底部から上方に延びる壁部と、前記底部、および、前記壁部によって形成される収容空間と、前記壁部の先端部に設けられる開口部と、を有するボックス本体と、
前記開口部を覆う蓋部材と、
前記開口部と前記蓋部材とのいずれか一方に設けられ、前記底部から上方に向かう方向において前記収容空間側から外方に向けて傾斜する第1傾斜面と、
前記第1傾斜面に対向するように前記開口部と前記蓋部材とのいずれか他方に配置され、前記第1傾斜面の面内で接触するシール部材と、
を備えるクーラーボックス。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記蓋部材は、前記第1傾斜面に対向して配置される突出部、を有し、
前記突出部は、前記第1傾斜面と交差する方向に延びる第2傾斜面、を含む、
請求項1に記載のクーラーボックス。
【請求項3】
前記シール部材は、水平方向において、前記第1傾斜面、および、前記第2傾斜面の間に配置される、
請求項2に記載のクーラーボックス。
【請求項4】
前記開口部は、水平方向において前記蓋部材と間隔を隔てて配置される立設部、を含む、
請求項1に記載のクーラーボックス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、クーラーボックスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、クーラーボックスには、気密性を確保するための構造が用意されている。例えば、特許文献1のクーラーボックスは、箱本体と、蓋部材と、段差部と、シール部材と、を備えている。箱本体は、底部と、壁部と、を有する。壁部は底部から上方に延びる。壁部の先端部は開口部を形成する。蓋部材は、箱本体に対して揺動可能に装着され、箱本体の開口部を覆う。段差部は箱本体の開口部に設けられる。シール部材は蓋部材に取り付けられる。シール部材は、段差部に配置される。シール部材の外面は、段差部の底面、および、段差部の周壁面の両方に接触する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-255053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のクーラーボックスでは、蓋部材が箱本体の開口部を覆った状態で、シール部材の下面は段差部の底面を押圧した状態で、シール部材の外周面は段差部の周壁面に押圧される。すなわち、従来のクーラーボックスでは、シール部材の変形が規制された状態で、シール部材は段差部に嵌合される。
【0005】
ここで、クーラーボックスが傾けられたり、振動等の外力がクーラーボックスに作用したりした場合、クーラーボックス内の液体(氷が溶けた水や海水)が蓋部材の内面に衝突することがある。この場合、シール部材に対して水圧が部分的に偏って作用することによって、防水性が低下するおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、ボックス本体、および、蓋部材の間の防水性を維持することができるクーラーボックスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1側面に関して、クーラーボックスは、ボックス本体と、蓋部材と、第1傾斜面と、シール部材と、を備える。ボックス本体は、底部と、壁部と、収容空間と、開口部と、を有する。底部は、水平面に配置される。壁部は、底部から上方に延びる。収容空間は、底部、および、壁部によって形成される。開口部は、壁部の先端部に設けられる。
【0008】
蓋部材は、開口部を覆う。第1傾斜面は、開口部と蓋部材とのいずれか一方に設けられる。第1傾斜面は、底部から上方に向かう方向において収容空間側から外方に向けて傾斜する。シール部材は、第1傾斜面に対向するように開口部と蓋部材とのいずれか他方に配置される。シール部材は、第1傾斜面の面内で接触する。
【0009】
本発明の第1側面に関するクーラーボックスでは、第1傾斜面が開口部と蓋部材とのいずれか一方に設けられ、シール部材が開口部と蓋部材とのいずれか他方に設けられる。この状態で、シール部材は第1傾斜面の面内で接触する。
【0010】
この場合、クーラーボックスが傾けられたり、振動等の外力がクーラーボックスに作用したりした場合、ボックス本体、および、蓋部材の間に生じる遊びによって、蓋部材がボックス本体に対して移動する。この際に、シール部材は、第1傾斜面に接触した状態において第1傾斜面上で変形し、シール部材の圧縮率が増加する。
(【0011】以降は省略されています)

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