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公開番号
2025060312
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170982
出願日
2023-09-29
発明の名称
固有IDによる商品状態管理支援システム
出願人
株式会社シマノ科研
代理人
個人
主分類
G06Q
30/016 20230101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザが自宅で保管している商品の商品状態を簡単に管理するためのシステムを提供することである。
【解決手段】a)商品に取付がされた該商品を個別に識別する固有IDを格納する固有ID格納手段と、b)前記商品のパックに取付がされた、該パックを特定するパックIDを格納するパックID格納手段と、c)商品データベースと、d)前記ユーザの取得に係わるパックのパックIDを含む取得情報の送信をする登録依頼手段と、e)アプリIDとパックIDを項目値とする商品データとの紐づけ登録をする紐づけ登録手段と、f)商品状態を監視して、通知をする通知手段と、をシステム構成として含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定のアプリがインストールされたユーザの携帯端末を含む商品状態管理システムであって、
a)商品の梱包又は商品自体に取付がされた該商品を個別に識別する固有IDを格納する固有ID格納手段と、
b)一又は複数の前記商品から構成されるパックの梱包又は商品自体に取付がされた、該パックを特定するパックIDを格納するパックID格納手段と、
c)前記商品が含まれるパックのパックIDと、前記商品の固有IDと、前記商品の商品期限と、をデータ項目に含む商品データを格納する商品データベースと、
d)前記アプリと前記携帯端末とが協働して実現される、前記ユーザの取得に係わるパックの前記ID格納手段から前記パックIDの読取をし、該パックIDを含む取得情報の送信をする登録依頼手段と、
e)前記取得情報を受信して、前記アプリに係わる通知先と前記パックIDを項目値とする商品データとの紐づけ登録をする紐づけ登録手段と、
f)所定の監視スケジュールで前記商品期限を含む商品状態を監視して、予め設定した通知基準を満たす商品の商品データと紐づけ登録された前記通知先に通知をする通知手段と、
をシステム構成として含むことを特徴とするシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記システム構成として、さらに
g)前記アプリと前記携帯端末とが協働して実現される、前記商品の前記固有IDを読取り、該固有IDを含む消込依頼の送信をする消込依頼手段と、
h)前記消込依頼を受信して、前記固有IDに係わる商品の商品データの消込をする消込手段と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記通知先は前記インストールされたアプリと携帯端末の組合せを特定するアプリIDであって、前記通知は該アプリIDを通知先とするプッシュ通知であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記パックID格納手段は2次元コード、1次元バーコードから選ばれる少なくとも1つのコードであって、前記取付は該コードが印刷された封緘、封函、ラベルから選ばれる少なくとも1つの貼付であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記固有ID格納手段は2次元コード、1次元バーコードから選ばれる少なくとも1つのコードであって、前記取付は該コードが印刷された封緘、封函、ラベルから選ばれる少なくとも1つの貼付であることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記パックID格納手段は2次元コード、1次元バーコードから選ばれる少なくとも1つのコードであって、前記取付は該コードが印刷されたボトルネックによるものであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記固有ID格納手段は2次元コード、1次元バーコードから選ばれる少なくとも1つのコードであって、前記取付は該コードが印刷されたボトルネックによるものであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記商品データのデータ項目に含まれる前記パックID、前記商品の固有IDそして前記商品の商品期限は、それらの項目値が前記取付に応じて登録されることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記パックID格納手段は、さらに前記パックに含まれる商品の前記固有ID及び前記商品期限を格納することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記商品データベースは、前記携帯端末のメモリ内に設けられることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品の商品状態管理システムに関し、特にユーザが購入した商品の商品期限を監視して、商品の商品状態が適切な状態に維持されるように管理する支援をするシステムに関するものである。
ここで商品状態とは、保管する商品の商品期限、商品期限までの残り期間、消費、実質的に利用可能な保管数量等の状態を指す用語として用いる。
又、商品期限という用語は、防災商品などの商品に設定される期限であって、使用、消費又は賞味ができる最終的年、月、日付等の期限、あるいはその最終的年、月、日付等の終了が近づいていることにより交換が推奨される時期の期限を示す用語として用いる。消費期限、賞味期限および交換期限などの期限を含み、商品の安全性や品質に関わる情報を提供する。商品期限は、商品の保管状態や使用方法を考慮し、商品を適切に使用するための目安となる。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
家庭で備蓄する商品について、いざ使おうという時に賞味期限、消費期限等の商品期限が過ぎて使えないというようなことが問題となっている。
近年、頻発する災害に対して、自治体や企業は勿論のこと、一般家庭レベルにおいても災害に対する備蓄等の商品を充実させることが求められている。
しかしながら、一般家庭の災害に対する備蓄は、安心できない状況にある。未来の予期せぬ災害に対する備えを個人、家庭レベルで維持し続けることは困難であった。飲料水、食料品、清潔品、薬・救急用品などの備蓄が必要となるが、長期にわたる商品期限を持つ商品が含まれることが多く、期限管理を怠るといざ使用という段になって商品期限を超過しており、使用に耐えないといったケースが発生することが問題となっている。
【0003】
上記使用に耐えないケースを防ぐためのシステムが特許文献1に記載されている。この文献において、防災商品に付与された固有IDに関連付けて、使用期限を含む商品情報及びユーザ情報を記憶する商品データベースと、使用期限を所定の監視スケジュールで監視をして、この防災商品の入替時期か否かを判定し、入替時期であると判定された場合において、入替予告通知を送信する入替予告通知手段と、入替予告通知を自動受信する通知受信手段、入替予告通知に係る防災商品の注文依頼を送信する入替指令手段及び商品情報を商品データベースに接続して閲覧する閲覧手段を携帯端末にインストールされて該携帯端末と協働して実現するソフトプログラムと、を含むシステムが開示されている。
しかしながら、防災商品に付与された固有IDをその防災商品を取得したユーザが読取り、読取った固有IDと通知先との関連付けをし、防災商品の使用期限を容易に設定できる仕組みが設けられていることが必要であり、そのような仕組みのない商品をユーザが管理しようとすると、商品情報やユーザ情報の設定に係わる煩雑な作業をユーザに要求することになるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-43806号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題はユーザが自宅で保管している商品の商品状態を簡単に管理するためのシステムを提供することである。本システムにより、商品情報やユーザ情報の設定に係わる煩雑な作業をユーザに要求することなく、ユーザの商品状態管理を支援することが目的となる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の観点によれば、所定のアプリがインストールされたユーザの携帯端末を含む商品状態管理システムであって、
a)商品の梱包又は商品自体に取付がされた該商品を個別に識別する固有IDを格納する固有ID格納手段と、
b)一又は複数の前記商品から構成されるパックの梱包又は商品自体に取付がされた、該パックを特定するパックIDを格納するパックID格納手段と、
c)前記商品が含まれるパックのパックIDと、前記商品の固有IDと、前記商品の商品期限と、をデータ項目に含む商品データを格納する商品データベースと、
d)前記アプリと前記携帯端末とが協働して実現される、前記ユーザの取得に係わるパックの前記ID格納手段から前記パックIDの読取をし、該パックIDを含む取得情報の送信をする登録依頼手段と、
e)前記取得情報を受信して、前記アプリに係わる通知先と前記パックIDを項目値とする商品データとの紐づけ登録をする紐づけ登録手段と、
f)所定の監視スケジュールで前記商品期限を含む商品状態を監視して、予め設定した通知基準を満たす商品の商品データと紐づけ登録された前記通知先に通知をする通知手段と、
をシステム構成として含むことを特徴とするシステムが提供される。
【0007】
ここで、固有IDは、商品を個別に識別するIDであって、複数の同種の商品から特定の一つを識別、特定するために導入した符号を指す用語として用いる。
【0008】
ここで、パックIDは、一又は複数の商品から構成された提供単位が一つのパッケージにまとめられたパックを特定する識別情報を表す用語として用いられる。
【0009】
ここで、前記システム構成として、さらに
g)前記アプリと前記携帯端末とが協働して実現される、前記商品の前記固有IDを読取り、該固有IDを含む消込依頼の送信をする消込依頼手段と、
h)前記消込依頼を受信して、前記固有IDに係わる商品の商品データの消込をする消込手段と、
を含む、としてもよい。
【0010】
ここで、前記通知先は前記インストールに係わるアプリと携帯端末の組合せを特定するアプリIDであって、前記通知は該アプリIDを通知先とするプッシュ通知であるとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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