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公開番号
2025031528
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2024088869
出願日
2024-05-31
発明の名称
車両用駆動装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
H02K
9/19 20060101AFI20250228BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】回転電機及びインバータモジュールの両方を適切に冷却できる車両用駆動装置を提供する。
【解決手段】車両用駆動装置(1)は、回転電機(10)と、動力伝達機構(20)と、インバータモジュール(40)と、ケース(50)とを備える。ケース(50)内に、回転電機(10)が収容された第1収容室(A1)とインバータモジュール(40)が収容された第2収容室(A2)とが形成されている。インバータモジュール(40)を冷却するための第1水路(61)に、第2水路(66)が接続されている。第2水路(66)は、回転電機(10)の下面に対向する領域に設けられている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
回転電機と、
車輪に駆動連結される出力部材と、
前記回転電機と前記出力部材との間で駆動力を伝達する動力伝達機構と、
前記回転電機を駆動制御するためのインバータモジュールと、
前記回転電機、前記動力伝達機構、及び、前記インバータモジュールを収容するケースと、を備え、
前記ケースは、前記回転電機が収容された第1収容室と、前記インバータモジュールが収容された第2収容室と、前記第1収容室と前記第2収容室とを区画する区画壁と、を備え、
前記第1収容室の下部に、油が溜まる油貯留部が形成され、
前記第2収容室又は前記区画壁に、前記インバータモジュールを冷却するための冷却水が流れる第1水路が設けられ、
前記ケースにおける前記回転電機の下面に対向する領域に、前記第1水路に接続された第2水路が設けられている、車両用駆動装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記回転電機の軸心に沿う方向を軸方向として、前記ケースは、前記第1収容室の少なくとも一部を形成するとともに前記軸方向に開口する開口部を備えたケース本体部と、前記開口部を覆うように前記ケース本体部に接合されるカバー部と、を備え、
前記第2水路が、前記ケース本体部と前記カバー部との接合部の下端よりも上側に配置されている、請求項1に記載の車両用駆動装置。
【請求項3】
前記第2収容室が、前記第1収容室の少なくとも一部を形成するケース本体部の周壁に隣接して配置され、
前記第1水路と前記第2水路とを接続する連絡水路が、前記周壁に沿って設けられている、請求項1又は2に記載の車両用駆動装置。
【請求項4】
前記第2水路がラビリンス状に形成されている、請求項1又は2に記載の車両用駆動装置。
【請求項5】
前記ケースは、前記第1収容室の少なくとも一部を形成する第1ケース部と、前記第2収容室の少なくとも一部を形成するとともに前記区画壁を備え、前記第1ケース部の側面に接合された第2ケース部と、を備える、請求項1又は2に記載の車両用駆動装置。
【請求項6】
前記油が循環する油回路が前記ケース内に設けられ、
前記冷却水と前記油との熱交換を行う熱交換器が、前記第2収容室に配置され、又は、前記区画壁に形成されている、請求項1又は2に記載の車両用駆動装置。
【請求項7】
前記第1収容室に、前記回転電機が収容された空間と、前記動力伝達機構の一部が収容された空間とを区画する中間壁が設けられている、請求項1又は2に記載の車両用駆動装置。
【請求項8】
前記インバータモジュールにおける前記回転電機と接続される複数の接続端子が、前記区画壁に沿って並ぶように配置されている、請求項1又は2に記載の車両用駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
回転電機を収容する収容室とインバータモジュールを収容する収容室とを1つのケースに設けた車両用駆動装置が知られている。このような車両用駆動装置の一例が、国際公開第2016/051535号(特許文献1)に開示されている。
【0003】
特許文献1の車両用駆動装置では、回転電機(モータ30)が収容される第1収容室(モータ収容室61)の上方に、インバータモジュール(インバータ10)が収容される第2収容室(インバータ収容室62)が配置されている。そして、第2収容室の底部とインバータモジュールとの間に設けられた水路を流れてインバータモジュールを冷却する冷却水により、回転電機をも冷却している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2016/051535号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の車両用駆動装置では、冷却水は、ケースを介して回転電機の上面や側面を冷却する構造であるため、ケースの内部に溜まった油を冷却することはできず、回転電機を十分に冷却することができない可能性があった。
【0006】
そこで、回転電機及びインバータモジュールの両方を適切に冷却できる車両用駆動装置の実現が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る車両用駆動装置は、
回転電機と、
車輪に駆動連結される出力部材と、
前記回転電機と前記出力部材との間で駆動力を伝達する動力伝達機構と、
前記回転電機を駆動制御するためのインバータモジュールと、
前記回転電機、前記動力伝達機構、及び、前記インバータモジュールを収容するケースと、を備え、
前記ケースは、前記回転電機が収容された第1収容室と、前記インバータモジュールが収容された第2収容室と、前記第1収容室と前記第2収容室とを区画する区画壁と、を備え、
前記第1収容室の下部に、油が溜まる油貯留部が形成され、
前記第2収容室又は前記区画壁に、前記インバータモジュールを冷却するための冷却水が流れる第1水路が設けられ、
前記ケースにおける前記回転電機の下面に対向する領域に、前記第1水路に接続された第2水路が設けられている。
【0008】
この構成によれば、第1水路を流れる冷却水によりインバータモジュールを適切に冷却することができるとともに、当該第1水路から第2水路に流れる冷却水により、油貯留部に溜まった油を冷却し、ひいては回転電機を適切に冷却することができる。従って、回転電機及びインバータモジュールの両方を適切に冷却できる車両用駆動装置を提供することができる。
【0009】
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態の車両用駆動装置の模式図
制御システムのブロック図
車両用駆動装置の断面図
車両用駆動装置内の各空間の配置図
車両用駆動装置内の各空間の配置図
車両用駆動装置の軸方向視図
冷却構造の模式図
第2実施形態の車両用駆動装置の断面図
冷却構造の模式図
ケースの底面図
別態様の車両用駆動装置の軸方向視図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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