TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025008939
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111585
出願日
2023-07-06
発明の名称
電気接続箱
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】コネクタの脱落を抑制可能とした電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱は、電気部品ホルダ11と、バスバー12と、を備える。バスバー12は、電気部品ホルダ11に収容される。電気部品ホルダ11は、コネクタC1が第1方向D1に嵌合される筒状のコネクタハウジング22を有する。コネクタC1は、コネクタハウジング22の係止部36に対し、第1方向D1の反対方向である第2方向D2に引っ掛かるロック部62を有する。コネクタハウジング22は、コネクタハウジング22における第2方向D2の先端部から突出する突出部51を有する。コネクタC1は、当接部63を有する。突出部51は、当接部63が突出部51の外側面に当接可能に構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電気部品ホルダと、バスバーと、を備える電気接続箱であって、
前記バスバーは、前記電気部品ホルダに収容され、
前記電気部品ホルダは、コネクタが第1方向に嵌合される筒状のコネクタハウジングを有し、
前記バスバーは、前記コネクタハウジング内に位置する接続部を有し、
前記接続部は、前記コネクタハウジングに嵌合される前記コネクタと接続され、
前記コネクタハウジングは、係止部を有し、
前記コネクタは、前記係止部に対し、前記第1方向の反対方向である第2方向に引っ掛かるロック部を有し、
前記コネクタハウジングは、前記コネクタハウジングにおける前記第2方向の先端部から突出する突出部を有し、
前記コネクタは、当接部を有し、
前記当接部は、前記突出部の外側面に当接可能に構成されている、
電気接続箱。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記接続部を第1接続部として、
前記バスバーは、前記電気部品ホルダに保持される電気部品に接続される第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部とを繋ぐ連結部と、を有し、
前記コネクタハウジングは、前記コネクタハウジングの前記先端部から前記第1方向に沿って延びる切り欠き部を有し、
前記連結部は、前記第1方向に沿って前記切り欠き部に挿入されている、
請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記係止部は、前記コネクタハウジングの内側面から突出するように設けられており、
前記当接部は、前記突出部の外側面に対して、前記係止部に対する前記ロック部の引っ掛かりを保持する方向に当接可能に構成されている、
請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記コネクタハウジングは、前記第1方向から見て四角枠状をなし、
前記コネクタハウジングは、前記四角枠状の各辺をなす第1壁部と、第2壁部と、第3壁部と、第4壁部と、を有し、
前記第1壁部と前記第2壁部とは、互いに対向し、
前記第3壁部と前記第4壁部とは、互いに対向し、
前記係止部は、前記第1壁部の内側面から突出するように設けられており、
前記突出部は、前記第1壁部における前記第2方向の先端部から突出しており、
前記切り欠き部は、前記第3壁部または前記第4壁部に設けられている、
請求項3に記載の電気接続箱。
【請求項5】
前記コネクタハウジングは、前記突出部から前記コネクタハウジングの内側に向かって突出する補強リブを有している、
請求項1に記載の電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気接続箱に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ケースと、電気部品ホルダと、バスバーと、を備える電気接続箱が開示されている。電気部品ホルダは、ケースに収容される。バスバーは、電気部品ホルダに収容されるとともに、電気部品ホルダに保持された電気部品に接続される。電気部品ホルダは、コネクタが嵌合される筒状のコネクタハウジングを有する。バスバーは、コネクタハウジング内に位置する接続部を有する。バスバーの接続部は、コネクタハウジングに嵌合されるコネクタと接続される。コネクタは、コネクタハウジングに設けられた係止部に対して引っ掛かるロック部を有する。コネクタのロック部とコネクタハウジングの係止部との引っ掛かりによって、コネクタハウジングに対するコネクタの装着状態が保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-78146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような電気接続箱では、コネクタの姿勢がコネクタハウジングに対して傾くことでロック部が係止部から外れる懸念がある。この場合、コネクタがコネクタハウジングから脱落するおそれがあった。
【0005】
本開示の目的は、コネクタの脱落を抑制可能とした電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電気接続箱は、電気部品ホルダと、バスバーと、を備える電気接続箱であって、前記バスバーは、前記電気部品ホルダに収容され、前記電気部品ホルダは、コネクタが第1方向に嵌合される筒状のコネクタハウジングを有し、前記バスバーは、前記コネクタハウジング内に位置する接続部を有し、前記接続部は、前記コネクタハウジングに嵌合される前記コネクタと接続され、前記コネクタハウジングは、係止部を有し、前記コネクタは、前記係止部に対し、前記第1方向の反対方向である第2方向に引っ掛かるロック部を有し、前記コネクタハウジングは、前記コネクタハウジングにおける前記第2方向の先端部から突出する突出部を有し、前記コネクタは、当接部を有し、前記当接部は、前記突出部の外側面に当接可能に構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の電気接続箱によれば、コネクタの脱落を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態における電気接続箱の一部を示す分解斜視図である。
図2は、同形態における電気接続箱の一部を示す平面図である。
図3は、図2における3-3線断面図である。
図4は、電気部品ホルダの一部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の電気接続箱は、
[1]電気部品ホルダと、バスバーと、を備える電気接続箱であって、前記バスバーは、前記電気部品ホルダに収容され、前記電気部品ホルダは、コネクタが第1方向に嵌合される筒状のコネクタハウジングを有し、前記バスバーは、前記コネクタハウジング内に位置する接続部を有し、前記接続部は、前記コネクタハウジングに嵌合される前記コネクタと接続され、前記コネクタハウジングは、係止部を有し、前記コネクタは、前記係止部に対し、前記第1方向の反対方向である第2方向に引っ掛かるロック部を有し、前記コネクタハウジングは、前記コネクタハウジングにおける前記第2方向の先端部から突出する突出部を有し、前記コネクタは、当接部を有し、前記当接部は、前記突出部の外側面に当接可能に構成されている。
【0010】
この構成によれば、コネクタの当接部がコネクタハウジングにおける突出部の外側面に当接することにより、コネクタハウジングに嵌合されたコネクタの姿勢がコネクタハウジングに対して傾くことが抑制される。したがって、コネクタの姿勢が傾くことによりコネクタのロック部がコネクタハウジングの係止部から外れて、コネクタがコネクタハウジングから脱落することを抑制することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る