TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025019560
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123226
出願日
2023-07-28
発明の名称
フローティングコネクタ
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
12/91 20110101AFI20250131BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】フローティングコネクタにおいて良好な通信性能を得られる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】フローティングコネクタは、固定ハウジングと可動ハウジングと信号端子とを備える。前記信号端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部とを含む。前記可動ハウジングの移動時に前記連結部が弾性変形しつつ前記第2端部が前記可動ハウジングに追従可能である。前記第2端部は、前記第1端部における保持力よりも弱い保持力で前記可動ハウジングに保持されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
固定ハウジングと、
前記固定ハウジングに対して移動可能に設けられる可動ハウジングと、
前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される信号端子と、
を備え、
前記信号端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部とを含み、
前記可動ハウジングの移動時に前記連結部が弾性変形しつつ前記第2端部が前記可動ハウジングに追従可能であり、
前記第2端部は、前記第1端部における保持力よりも弱い保持力で前記可動ハウジングに保持されている、フローティングコネクタ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のフローティングコネクタであって、
前記第1端部には、前記固定ハウジングに圧入される圧入突起が設けられ、
前記可動ハウジングには、前記信号端子が通される保持孔が形成され、
前記第2端部は、前記保持孔に前記信号端子の長手方向に沿って移動可能に保持される、フローティングコネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のフローティングコネクタであって、
前記保持孔のうち前記信号端子の板厚方向に沿って互いに逆向きの第1内面及び第2内面の間隔が前記信号端子の板厚よりも大きく、
前記第2端部は、板厚方向に曲がりつつ前記第1内面及び前記第2内面の両方に接触している、フローティングコネクタ。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載のフローティングコネクタであって、
前記固定ハウジングにも、前記信号端子が通される保持孔が形成され、
前記固定ハウジングの前記保持孔の延長線上に前記可動ハウジングの前記保持孔が位置する、フローティングコネクタ。
【請求項5】
請求項1に記載のフローティングコネクタであって、
前記第1端部には、前記固定ハウジングに圧入される圧入突起が設けられ、
前記第2端部には、前記可動ハウジングに圧入される圧入突起が設けられていない、フローティングコネクタ。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフローティングコネクタであって、
前記信号端子は、直線状に延びる第1延在部と、前記第1延在部に対して交差する方向に直線状に延びる第2延在部とを有し、
前記第1延在部と前記第2延在部とが互いに同じ向きに曲がる複数の曲げ部を介して連結されている、フローティングコネクタ。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフローティングコネクタであって、
前記第1端部と前記第2端部とは、相手コネクタとの嵌合方向に沿って互いに離れており、
前記連結部には、前記第1端部から前記第2端部に向けて前記嵌合方向に沿って台形波状に延びる弾性部が設けられている、フローティングコネクタ。
【請求項8】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフローティングコネクタであって、
前記連結部は、前記第1端部から前記第2端部に向けて直線状に延びる、フローティングコネクタ。
【請求項9】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフローティングコネクタであって、
前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される電源端子を備え、
前記電源端子は、前記信号端子の導体断面積よりも大きい導体断面積を有し、前記可動ハウジングに圧入状態で保持されている、フローティングコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フローティングコネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基板に固定される固定ハウジングと、前記固定ハウジングに対して移動可能に設けられる可動ハウジングと、前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡されると共に所定間隔で並設される複数の端子と、を備えるフローティングコネクタが開示されている。かかるフローティングコネクタにおいて、可動ハウジングが固定ハウジングに対して移動することによって、基板間のずれや相手方コネクタとの嵌合位置のずれが吸収される。端子のうち可動ハウジングに保持された部分が、可動ハウジングの移動に伴い、端子のうち固定ハウジングに保持された部分に対して移動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-35352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フローティングコネクタにおいて、信号端子における固定ハウジングに保持された部分と可動ハウジングに保持された部分との間の部分の長さが長くなると、通信性能へ悪影響を及ぼす恐れがある。
【0005】
そこで、フローティングコネクタにおいて良好な通信性能を得られる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のフローティングコネクタは、固定ハウジングと、前記固定ハウジングに対して移動可能に設けられる可動ハウジングと、前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される信号端子と、を備え、前記信号端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部とを含み、前記可動ハウジングの移動時に前記連結部が弾性変形しつつ前記第2端部が前記可動ハウジングに追従可能であり、前記第2端部は、前記第1端部における保持力よりも弱い保持力で前記可動ハウジングに保持されている、フローティングコネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、フローティングコネクタにおいて良好な通信性能を得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるフローティングコネクタ及びこれを備えるコネクタ装置を示す斜視図である。
図2は図1に示すコネクタ装置を示す分解斜視図である。
図3は図1に示すコネクタ装置を示す分解正面図である。
図4は図3のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は図3のV-V線に沿った断面図である。
図6は図1に示すフローティングコネクタを示す分解斜視図である。
図7は実施形態1にかかる信号端子を示す斜視図である。
図8は実施形態1にかかる電源端子を示す斜視図である。
図9は図7の領域IXの拡大側面図である。
図10は実施形態1にかかる可動ハウジングが移動した様子を示す説明図である。
図11は変形例にかかるコネクタ装置を示す分解斜視図である。
図12は変形例にかかるコネクタ装置を示す分解正面図である。
図13は図12のXI-XI線に沿った断面図である。
図14は図12のXII-XII線に沿った断面図である。
図15は変形例にかかる信号端子を示す斜視図である。
図16は変形例にかかる電源端子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のフローティングコネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
他の特許を見る