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公開番号
2025025721
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130787
出願日
2023-08-10
発明の名称
シールド端子
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/6592 20110101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】シールド端子における信号の伝送性能のばらつきを抑えて、信号の伝送性能の向上を図る。
【解決手段】シールド端子1の第1外導体12は、後側底板部12Kと、後側底板部12Kから上向きに延びる左右一対の第1側板部12Eと、各第1側板部12Eの上端の間に形成される第1開口部12Gと、を有している。シールド端子1の第2外導体13は、第1開口部12Gを覆う覆い部13Dと、覆い部13Dから下向きに延びる左右一対の第2側板部13Eと、を有している。各第2側板部13Eは、後側底板部12Kの上方且つ各第1側板部12Eの間に配置されて上端から下端にかけて左右方向外側に湾曲した湾曲部13Mを有している。各湾曲部13Mの下端部は、互いに突き合わされた状態で後側底板部12Kの上面に接触している。各第2側板部13Eの延出方向における各湾曲部13Mの中間部は、各第1側板部12Eの対向する内面に接触している。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに接続可能な第1外導体と、第2外導体と、を備え、
前記第1外導体は、底板部と、前記底板部から上向きに延びる左右一対の第1側板部と、各前記第1側板部の上端の間に形成される開口部と、を有し、
前記第2外導体は、前記開口部を覆う覆い部と、前記覆い部から下向きに延びる左右一対の第2側板部と、を有し、
各前記第2側板部は、前記底板部の上方且つ各前記第1側板部の間に配置されて上端から下端にかけて左右方向外側に湾曲した湾曲部を有し、
各前記湾曲部の下端部は、互いに突き合わされた状態で前記底板部の上面に接触し、
各前記第2側板部の延出方向における各前記湾曲部の中間部は、各前記第1側板部の対向する内面に接触している、シールド端子。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
各前記湾曲部は、一対の前記第2側板部の間に配置された誘電体との間に空気層を形成している、請求項1に記載のシールド端子。
【請求項3】
各前記第2側板部の下端部は、前後方向に延びており、
各前記第2側板部の下端部における前記前後方向の一部には、前記一部を除いた他部よりも下向きに突出する突出部が設けられ、
各前記突出部は、互いに突き合わされて前記湾曲部の下端部に位置している、請求項1又は請求項2に記載のシールド端子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シールド端子に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シールド電線の端末部に金属製の外導体、及び金属製のカバー部材が取り付けられたシールド端子が開示されている。外導体は、左右一対の側壁部を有している。カバー部材は、各側壁部の間に挿入される左右一対の側板部を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-157974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成の場合、各側板部を各側壁部の間に挿入し易くするために、一対の側板部の外側同士の寸法(各側板部の左右外面間の距離)は、各側壁部の内側同士の寸法(各側壁部の左右内面間の距離)よりも小さく設定することが好ましい。しかし、このような寸法設定にすると、組付けばらつき等によって、側壁部と側板部とが接触したシールド端子と、接触していないシールド端子と、が製造される可能性があり、シールド端子における信号の伝送性能にばらつきが生じる懸念がある。
【0005】
そこで、本開示は、信号の伝送性能のばらつきを抑えて、信号の伝送性能の向上を図ることができるシールド端子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のシールド端子は、
互いに接続可能な第1外導体と、第2外導体と、を備え、
前記第1外導体は、底板部と、前記底板部から上向きに延びる左右一対の第1側板部と、各前記第1側板部の上端の間に形成される開口部と、を有し、
前記第2外導体は、前記開口部を覆う覆い部と、前記覆い部から下向きに延びる左右一対の第2側板部と、を有し、
各前記第2側板部は、前記底板部の上方且つ各前記第1側板部の間に配置されて上端から下端にかけて左右方向外側に湾曲した湾曲部を有し、
各前記湾曲部の下端部は、互いに突き合わされた状態で前記底板部の上面に接触し、
各前記第2側板部の延出方向における各前記湾曲部の中間部は、各前記第1側板部の対向する内面に接触している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、シールド端子における信号の伝送性能のばらつきを抑えて、信号の伝送性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のシールド端子の側断面図である。
図2は、第1外導体を示す斜視図である。
図3は、第2誘電体を組付けた第2外導体を示す斜視図である。
図4は、第2誘電体の第2側板部を第1外導体の第1側板部の間に挿入した状態を示す断面図である。
図5は、図1におけるA-A断面図である。
図6は、図1におけるB-B断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
(1)互いに接続可能な第1外導体と、第2外導体と、を備え、
前記第1外導体は、底板部と、前記底板部から上向きに延びる左右一対の第1側板部と、各前記第1側板部の上端の間に形成される開口部と、を有し、
前記第2外導体は、前記開口部を覆う覆い部と、前記覆い部から下向きに延びる左右一対の第2側板部と、を有し、
各前記第2側板部は、前記底板部の上方且つ各前記第1側板部の間に配置されて上端から下端にかけて左右方向外側に湾曲した湾曲部を有し、
各前記湾曲部の下端部は、互いに突き合わされた状態で前記底板部の上面に接触し、
各前記第2側板部の延出方向における各前記湾曲部の中間部は、各前記第1側板部の対向する内面に接触している、シールド端子。
【0010】
(1)のシールド端子は、湾曲部によって第1外導体に対して第2外導体を弾性接触させることができるので、部品の寸法ばらつきや組み付けばらつきに関わらず、第1外導体と第2外導体とが接触した状態を信頼性良く実現して維持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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