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公開番号
2025014210
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116547
出願日
2023-07-18
発明の名称
異常判定装置
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H02J
1/00 20060101AFI20250123BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】負荷への電力供給が途切れることを抑制しつつ、リレーがオフ状態に切り替わるか否かを確認する。
【解決手段】異常判定装置1は、負荷11に電力を供給するバッテリ10と、バッテリ10と負荷11との間に設けられるリレー12と、バッテリ10及びリレー12を収容するバッテリケース13と、バッテリケース13の外部に設けられる電源部14と、を備える車両100の異常判定装置である。異常判定装置1は、車両100の始動状態及び駐車状態においてリレー12をオン状態に制御する制御部(第1制御部2及び第2制御部3)を備える。上記制御部は、電源部14から負荷11に電力が供給されている状態において、リレー12をオフ状態に切り替える制御を行い、リレー12がオフ状態に切り替わったか否かを判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
負荷に電力を供給するバッテリと、
前記バッテリと前記負荷との間に設けられるリレーと、
前記バッテリ及び前記リレーを収容するバッテリケースと、
前記バッテリケースの外部に設けられる電源部と、を備える車両に含まれる異常判定装置であって、
前記車両の始動状態及び駐車状態において前記リレーをオン状態に制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記電源部から前記負荷に電力が供給されている状態において、前記リレーをオフ状態に切り替える制御を行い、前記リレーがオフ状態に切り替わったか否かを判定する
異常判定装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記車両が前記始動状態に切り替わって前記電源部からの電力供給が開始されたときに、前記リレーをオフ状態に切り替える制御を行い、前記リレーがオフ状態に切り替わったか否かを判定する
請求項1に記載の異常判定装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記車両が前記始動状態に切り替わって前記電源部からの電力供給が開始され、且つ前記車両のシフトレンジがパーキングレンジであると判定した場合に、前記リレーをオフ状態に切り替える制御を行い、前記リレーがオフ状態に切り替わったか否かを判定する
請求項2に記載の異常判定装置。
【請求項4】
前記負荷は、前記駐車状態において停止する走行用負荷を含み、
前記制御部は、前記車両が前記駐車状態に切り替わった場合に、前記電源部からの電力供給を維持させつつ、前記リレーをオフ状態に切り替える制御を行い、前記リレーがオフ状態に切り替わったか否かを判定し、判定した後に前記リレーをオン状態に切り替えてから前記電源部からの電力供給を停止させる
請求項1に記載の異常判定装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記電源部の余力が所定余力以上であると判定した場合に、前記リレーをオフ状態に切り替える制御を行い、前記リレーがオフ状態に切り替わったか否かを判定する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の異常判定装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記電源部の余力が所定余力未満であると判定した場合、前記電源部から前記負荷への電力供給を抑制してから、前記リレーをオフ状態に切り替える制御を行い、前記リレーがオフ状態に切り替わったか否かを判定する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の異常判定装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記駐車状態において前記電源部からの電力供給を開始させるとともに前記リレーをオフ状態に切り替える制御を行い、前記リレーがオフ状態に切り替わったか否かを判定する
請求項1に記載の異常判定装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、異常判定装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境配慮のため、鉛バッテリの代替としてリチウムイオンバッテリ等が使用されることがある。鉛バッテリとの違いとして、リチウムイオンバッテリは発煙、発火防止のため保護リレーが内蔵されている点が挙げられる。 例えば、特許文献1には、自動車に搭載される電池パックが開示されている。この電池パックは、電池モジュールと、この電池モジュールによる外部への電力供給をオン又はオフに切り替えるスイッチと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/191679号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動車が始動状態であるか駐車状態であるかに関わらず上記電池モジュールから負荷に常に電力供給される状態にしようとすると、スイッチを常にオンにしておく必要がある。スイッチが常にオンの場合、スイッチがオフに切り替わらない故障が生じていたとしても検出できないという問題がある。また、スイッチがオフに切り替わるか否かを確認するためにスイッチをオフに切り替えると、負荷への電力供給が途切れるという問題がある。
【0005】
本開示は、負荷への電力供給が途切れることを抑制しつつ、リレーがオフ状態に切り替わるか否かを確認することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の異常判定装置は、
負荷に電力を供給するバッテリと、
前記バッテリと前記負荷との間に設けられるリレーと、
前記バッテリ及び前記リレーを収容するバッテリケースと、
前記バッテリケースの外部に設けられる電源部と、を備える車両に含まれる異常判定装置であって、
前記車両の始動状態及び駐車状態において前記リレーをオン状態に制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記電源部から前記負荷に電力が供給されている状態において、前記リレーをオフ状態に切り替える制御を行い、前記リレーがオフ状態に切り替わったか否かを判定する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術によれば、負荷への電力供給が途切れることを抑制しつつ、リレーがオフ状態に切り替わるか否かを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態の異常判定装置を含む車両を概略的に示す構成図である。
図2は、第1実施形態の第2制御部が行う処理の流れを示すフローチャートである。
図3は、第1実施形態の第1制御部が行う処理の流れを示すフローチャートである。
図4は、第2実施形態の第2制御部が行う第1の処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、第2実施形態の第2制御部が行う第2の処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、第3実施形態の第2制御部が行う処理の流れを示すフローチャートである。
図7は、第4実施形態の異常判定装置を含む車両を概略的に示す構成図である。
図8は、第4実施形態の第2制御部が行う処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
〔1〕負荷に電力を供給するバッテリと、
前記バッテリと前記負荷との間に設けられるリレーと、
前記バッテリ及び前記リレーを収容するバッテリケースと、
前記バッテリケースの外部に設けられる電源部と、を備える車両に含まれる異常判定装置であって、
前記車両の始動状態及び駐車状態において前記リレーをオン状態に制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記電源部から前記負荷に電力が供給されている状態において、前記リレーをオフ状態に切り替える制御を行い、前記リレーがオフ状態に切り替わったか否かを判定する
異常判定装置。
(【0011】以降は省略されています)
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