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公開番号
2025019390
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023122983
出願日
2023-07-28
発明の名称
シールド端子
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/6581 20110101AFI20250131BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】シールド性能および部品の組み付け性の向上を図ることが可能なシールド端子を提供する。
【解決手段】シールド端子10は、第1外導体20Aと、第1外導体20Aに接続される第2外導体20Bと、第1外導体20Aに収容されるモジュール60と、を備える。第1外導体20Aは、前後方向と交差する一側を向く一壁24と、一壁24の後方で一側に開口する開口部31と、を有している。モジュール60は、シールド電線90の前端部に接続される内導体61と、内導体61を収容する誘電体62A,62Bと、を有して、開口部31に面するように配置されている。第2外導体20Bは、開口部31を覆う覆い壁37を有し、覆い壁37は、一壁24における開口部31を臨む第1縁部28に対して一側から被さる第2縁部48を有している。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第1外導体と、前記第1外導体に接続される第2外導体と、前記第1外導体に収容されるモジュールと、を備えたシールド端子であって、
前記第1外導体は、前後方向と交差する一側を向く一壁と、前記一壁の後方で前記一側に開口する開口部と、を有し、
前記第2外導体は、前記開口部を覆う覆い壁を有し、
前記モジュールは、シールド電線の前端部に接続される内導体と、前記内導体を収容する誘電体と、を有して、前記開口部に面するように配置され、
前記覆い壁は、前記一壁における前記開口部を臨む第1縁部に対して前記一側から被さる第2縁部を有している、シールド端子。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記第2外導体は、前記シールド電線のシールド部に圧着して接続されるバレル部を有し、
前記第1外導体は、前記モジュールを収容する収容空間の後方に、前記モジュールを挿通可能な挿通口を開放させている、請求項1に記載のシールド端子。
【請求項3】
前記第1外導体は、前記収容空間の左右両側に配置され、前記一壁と交差する方向を向く一対の第1側壁を有し、
前記第1側壁は、支点部から前方へ向けて前記第1外導体の内側に傾斜する弾性変形可能な係止部と、前記係止部の周囲に開口する切込部と、を有し、
前記モジュールは、前記第1外導体に収容された状態で前記係止部に係止される被係止部を有し、
前記第2外導体は、前記覆い壁の左右両側の端部から突出する一対の第2側壁を有し、
前記第2側壁は、前記第1外導体の外側から前記第1側壁を覆うように配置される、請求項2に記載のシールド端子。
【請求項4】
前記第1縁部は、付け根部から後方へ向けて前記第1外導体の内側に屈曲する形状をなし、
前記第2縁部は、前記第1縁部に後方から対向して配置されている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のシールド端子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シールド端子に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたシールド端子は、シールド電線の芯線に接続される内導体と、内導体を収容する誘電体と、誘電体を包囲する複数の外導体と、を備えている。各外導体は、互いに接続可能な第1シェルと第2シェルとによって構成される。第1シェルは、誘電体を収容する部材である。第2シェルは、第1シェルの上壁に開口した開口部を覆うように第1シェルに取り付けられる。第1シェルおよび第2シェルは、シールド電線の編組線に接続されるバレル部を有している。第2シェルの前端部(特許文献1の図13における符号39の左端部の突出部分を参照)は、斜め下向きに屈曲し、第1シェルの上壁の内側に入り込む。第1シェルの上壁と第2シェルの前端部との間に形成され得る前後方向の隙間(スリット)は、第2シェルの前端部によって覆われる(特許文献1の図1を参照)。これにより、ノイズに対するシールド性能が確保される。この種のシールド端子は、特許文献2-4にも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-147817号公報
特開2018-125199号公報
特開2018-6183号公報
特開2017-4853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、シールド端子は、部品点数が多く、組み付けが煩雑になる傾向にある。このため、各部品を自動機等によって簡単に組み付ける方法が求められている。これに対し、組み付け方法を改良しても、例えば、組み付け後の各外導体間に隙間が形成される構造であると、シールド性能上、好ましくないという事情がある。
【0005】
そこで、本開示は、シールド性能および部品の組み付け性の向上を図ることが可能なシールド端子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のシールド端子は、第1外導体と、前記第1外導体に接続される第2外導体と、前記第1外導体に収容されるモジュールと、を備えたシールド端子であって、前記第1外導体は、前後方向と交差する一側を向く一壁と、前記一壁の後方で前記一側に開口する開口部と、を有し、前記第2外導体は、前記開口部を覆う覆い壁を有し、前記モジュールは、シールド電線の前端部に接続される内導体と、前記内導体を収容する誘電体と、を有して、前記開口部に面するように配置され、前記覆い壁は、前記一壁における前記開口部を臨む第1縁部に対して前記一側から被さる第2縁部を有している、シールド端子である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、シールド性能および部品の組み付け性の向上を図ることが可能なシールド端子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施形態1のシールド端子の斜視図である。
図2は、実施形態1のシールド端子を含むシールドコネクタの断面図である。
図3は、実施形態1のシールド端子における第1外導体の斜視図である。
図4は、実施形態1のシールド端子における第2外導体の斜視図である。
図5は、実施形態1のシールド端子において、シールド電線の端末部に接続されたモジュールの斜視図である。
図6は、実施形態1のシールド端子において、モジュールが第1外導体の収容空間に挿入される過程の状態を示す斜視図である。
図7は、実施形態1のシールド端子において、モジュールが第1外導体の収容空間に挿入されて収容された状態を示す斜視図である。
図8は、実施形態1のシールド端子において、第2外導体が第1外導体に組み付けられる直前の状態を示す斜視図である。
図9は、実施形態1のシールド端子において、第2外導体の第2縁部が第1外導体の第1縁部に対して上側から被さる状態を拡大して示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のシールド端子は、
(1)第1外導体と、前記第1外導体に接続される第2外導体と、前記第1外導体に収容されるモジュールと、を備えたシールド端子であって、前記第1外導体は、前後方向と交差する一側を向く一壁と、前記一壁の後方で前記一側に開口する開口部と、を有し、前記第2外導体は、前記開口部を覆う覆い壁を有し、前記モジュールは、シールド電線の前端部に接続される内導体と、前記内導体を収容する誘電体と、を有して、前記開口部に面するように配置され、前記覆い壁は、前記一壁における前記開口部を臨む第1縁部に対して前記一側から被さる第2縁部を有している。
【0010】
第2外導体は、第1外導体に対して一側から簡単に組み付けられる。第2外導体が第1外導体に組み付けられると、覆い壁の第2縁部が一壁の第1縁部に被さるので、覆い壁と一壁との間に形成され得る隙間を詰めることができる。その結果、組み付け性の向上を図りつつ、シールド性能を確保したシールド端子を得ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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