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公開番号2025050231
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158919
出願日2023-09-22
発明の名称コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 13/633 20060101AFI20250327BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】パネルに対する係止の解除を安定して行うことが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】第1コネクタ10Aは、パネルPに係止される弾性変形可能な第1ロック部36と、第1ロック部36から連続して形成される受け部37と、を有している。第2コネクタ10Bは、第1コネクタ10Aおよび第2コネクタ10Bの嵌合過程で受け部37を押圧し、パネルPに対する第1ロック部36の係止を解除する解除部63と、第1コネクタ10Aおよび第2コネクタ10Bが嵌合状態にあるときに、パネルPに係止される弾性変形可能な第2ロック部58と、を有している。受け部37は、第1ロック部36の両側に対をなして配置される。解除部63は、対をなす受け部37と対応し、第2ロック部58の両側に対をなして配置される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
互いに嵌合可能な第1コネクタおよび第2コネクタを備え、
前記第1コネクタは、パネルに係止される弾性変形可能な第1ロック部と、前記第1ロック部から連続して形成される受け部と、を有し、
前記第2コネクタは、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの嵌合過程で前記受け部を押圧し、前記パネルに対する前記第1ロック部の係止を解除する解除部と、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタが嵌合状態にあるときに、前記パネルに係止される弾性変形可能な第2ロック部と、を有し、
前記受け部は、前記第1ロック部の両側に対をなして配置され、
前記解除部は、対をなす前記受け部と対応し、前記第2ロック部の両側に対をなして配置される、コネクタ。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記第2ロック部は、前記第1コネクタに対する前記第2コネクタの嵌合方向と交差する幅方向に板幅を向けた板状のロック本体部を有し、
前記ロック本体部の前記幅方向の中間部には、前記嵌合方向に延びて前記嵌合方向の前端に開口する凹部が形成され、
前記第1ロック部は、前記凹部に嵌合可能な形状である、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
対をなす前記解除部は、前記凹部の前記幅方向の両側に前記凹部と隣接して配置される、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1コネクタは、前記第1ロック部の両側に前記第1ロック部との間に間隔をあけて配置される保護壁を有し、
前記保護壁と前記第1ロック部との間は、前記解除部の進入を許容する進入空間になっている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたコネクタ構造は、互いに嵌合可能な第1のコネクタハウジングおよび第2のコネクタハウジングを備えている。第1のコネクタハウジングは、筒状の本体部と、本体部の外壁から突出する弾性変形可能な仮係止部と、を有している。仮係止部は、パネルに係止され、第1のコネクタハウジングをパネルに仮係止させる。この仮係止部は、ヒレ状の本体部分から突出する突出部分(特許文献1の図1において、符号12で示す部分を本体部分とし、この本体部分の上面から突出する部分を突出部分とする)を有している。
【0003】
仮係止部は、両コネクタハウジングの嵌合過程で、上記の突出部分が第2のコネクタハウジングに押圧されることにより、内側に弾性変形させられる。これにより、パネルに対する第1のコネクタハウジングの仮係止状態が解除される。両コネクタハウジングの嵌合後は、第2のコネクタハウジングの本係止部がパネルに係止される。このようなパネルに対する係止構造は、特許文献2-4にも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-16198号公報
特開2007-157503号公報
特開2008-305695号公報
特開2016-66571号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の場合、突出部分が第2のコネクタハウジングに押圧されたときに、仮係止部が突出部分を有する側にねじれるように弾性変形する可能性があった。
【0006】
そこで、本開示は、パネルに対する係止の解除を安定して行うことが可能なコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のコネクタは、互いに嵌合可能な第1コネクタおよび第2コネクタを備え、前記第1コネクタは、パネルに係止される弾性変形可能な第1ロック部と、前記第1ロック部から連続して形成される受け部と、を有し、前記第2コネクタは、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの嵌合過程で前記受け部を押圧し、前記パネルに対する前記第1ロック部の係止を解除する解除部と、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタが嵌合状態にあるときに、前記パネルに係止される弾性変形可能な第2ロック部と、を有し、前記受け部は、前記第1ロック部の両側に対をなして配置され、前記解除部は、対をなす前記受け部と対応し、前記第2ロック部の両側に対をなして配置される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、パネルに対する係止の解除を安定して行うことが可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1のコネクタにおいて、第1端子金具および第2端子金具を除く分解斜視図である。
図2は、第1コネクタハウジングの正面図である。
図3は、第1コネクタハウジングの部分拡大平面図である。
図4は、第2コネクタハウジングの正面図である。
図5は、第2コネクタハウジングの平面図である。
図6は、第1コネクタおよび第2コネクタの嵌合前、受け部と解除部とが対向して配置された状態を示す部分拡大断面図である。
図7は、第1コネクタおよび第2コネクタの嵌合開始時の状態を示す側面図である。
図8は、第1コネクタおよび第2コネクタの嵌合開始時の状態を示す平面図である。
図9は、第1コネクタおよび第2コネクタの嵌合過程の状態を示す側面図である。
図10は、第1コネクタおよび第2コネクタの嵌合過程で、受け部が解除部に押圧され、第1ロック部とパネルとの係止が解除された状態を示す部分拡大側断面図である。
図11は、第1コネクタおよび第2コネクタの嵌合過程で、被押圧部が押圧部に押圧され、延出部が弾性変形し、規制本体部がパネルの一面に接触可能に対向して配置された状態を示す平断面図である。
図12は、第1コネクタおよび第2コネクタが嵌合された状態を示す側面図である。
図13は、第1コネクタおよび第2コネクタが嵌合された状態を示す平面図である。
図14は、第1コネクタおよび第2コネクタが嵌合状態にあるときに、第1嵌合ロック部と第2嵌合ロック部とが係止された状態を示す部分拡大平断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)互いに嵌合可能な第1コネクタおよび第2コネクタを備え、前記第1コネクタは、パネルに係止される弾性変形可能な第1ロック部と、前記第1ロック部から連続して形成される受け部と、を有し、前記第2コネクタは、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタの嵌合過程で前記受け部を押圧し、前記パネルに対する前記第1ロック部の係止を解除する解除部と、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタが嵌合状態にあるときに、前記パネルに係止される弾性変形可能な第2ロック部と、を有し、前記受け部は、前記第1ロック部の両側に対をなして配置され、前記解除部は、対をなす前記受け部と対応し、前記第2ロック部の両側に対をなして配置される。
(【0011】以降は省略されています)

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