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公開番号
2025050469
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159269
出願日
2023-09-22
発明の名称
回路ユニット
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人笠井中根国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/209 20210101AFI20250327BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】部品点数や組立工数が削減可能な電池パックの筐体内に収容される回路ユニットを開示する。
【解決手段】電池パック12の筐体20内に収容される回路ユニット10であって、温度センサ36および電流センサ37の少なくとも一方を含んで構成された回路構成部38と、回路構成部38からの電力によって駆動される駆動部品40と、を備え、回路構成部38が、駆動部品40の駆動電力のON/OFFの切り替えを行う駆動部42を有し、駆動部42は、温度センサ36および電流センサ37の少なくとも一方の検出値に応じて、駆動部品40の駆動電力のON/OFFを切り替える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電池パックの筐体内に収容される回路ユニットであって、
温度センサおよび電流センサの少なくとも一方を含んで構成された回路構成部と、
前記回路構成部からの電力によって駆動される駆動部品と、
を備え、
前記回路構成部が、前記駆動部品の駆動電力のON/OFFの切り替えを行う駆動部を有し、
前記駆動部は、前記温度センサおよび前記電流センサの少なくとも一方の検出値に応じて、前記駆動部品の駆動電力のON/OFFを切り替える、
回路ユニット。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記回路構成体が発熱部品を含み、前記駆動部品が前記発熱部品の冷却を促進するファンモータである、請求項1に記載の回路ユニット。
【請求項3】
前記発熱部品が、ヒートシンクが熱的に接続された第1発熱部品を含み、
前記第1発熱部品および前記ヒートシンクが、前記ファンモータよりも前記ファンモータの送風方向の下流側に配置されている、請求項2に記載の回路ユニット。
【請求項4】
前記発熱部品が、前記ファンモータよりも前記送風方向の上流側に配置された第2発熱部品を含み、前記第2発熱部品の発熱量が前記第1発熱部品の発熱量よりも小さい、請求項3に記載の回路ユニット。
【請求項5】
前記ファンモータの送風方向において、前記ファンモータよりも上流側から前記ファンモータに向かって延びる吸引経路と、前記ファンモータから下流側に向かって延びる送風経路と、を含み、
前記吸引経路から前記送風経路までの全体の領域では、前記送風方向に直交する方向での断面積が一定である、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の回路ユニット。
【請求項6】
前記駆動部は、前記温度センサの検出値が所定の温度を超えることで前記駆動部品の駆動電力をONとするとともに、前記温度センサの検出値が所定の温度よりも低くなること、または前記駆動部品の駆動から所定時間経過することで前記駆動部品の駆動電力をOFFとする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回路ユニット。
【請求項7】
前記駆動部は、前記電流センサの検出値が所定値を超えることで前記駆動部品の駆動電力をONとするとともに、前記電流センサの検出値が所定値よりも小さくなること、または前記駆動部品の駆動から所定時間経過することで前記駆動部品の駆動電力をOFFとする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回路ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、回路ユニットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に搭載されて電源から負荷への電力供給経路に配置される回路ユニットとしてのリレーユニットが開示されている。特許文献1のリレーユニットはファンモータを備えており、ファンモータの送風で発熱部品であるリレーの端子に固定された放熱部品を冷却することによりリレーの放熱を促進する構造が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-206601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年では、車両に搭載される電源の1つである電池パックの内部に、特許文献1に例示の如きリレー等の発熱部品を搭載してファンモータを備えた回路ユニットが収容される場合がある。このような場合、回路ユニットに搭載されたファンモータは、例えば急速充電の際や一定以上の電流が流れた場合に駆動されるようになっていることから、回路ユニットに対して、同じ電池パック内に搭載されたBMS(Battery Management System)等からファンモータの駆動電源用や制御信号用の電線等を含むワイヤハーネスを取り回して組み付ける必要があり、部品点数や組立工数の増大を招いていた。
【0005】
そこで、部品点数や組立工数が削減可能な電池パックの筐体内に収容される回路ユニットを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の回路ユニットは、電池パックの筐体内に収容される回路ユニットであって、温度センサおよび電流センサの少なくとも一方を含んで構成された回路構成部と、前記回路構成部からの電力によって駆動される駆動部品と、を備え、前記回路構成部が、前記駆動部品の駆動電力のON/OFFの切り替えを行う駆動部を有し、前記駆動部は、前記温度センサおよび前記電流センサの少なくとも一方の検出値に応じて、前記駆動部品の駆動電力のON/OFFを切り替える、ものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、部品点数や組立工数が削減可能な電池パックの筐体内に収容される回路ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係る回路ユニットを含んで構成される電池パックにおいて筐体を構成する蓋体を取り外した状態で示す斜視図である。
図2は、図1に示された電池パックにおける要部を拡大して示す平面図である。
図3は、実施形態1に係る回路ユニットにおいてケースを構成するアッパケースを取り外した状態で示す斜視図である。
図4は、図3に示された回路ユニットにおける平面図である。
図5は、図4におけるV-V断面を拡大して示す縦断面図である。
図6は、図3に示された回路ユニットにおける分解斜視図である。
図7は、図3に示された回路ユニットを構成する回路構成部を分解状態で示す分解斜視図である。
図8は、本開示の別の態様に係る回路ユニットを含んで構成される電池パックにおける要部を拡大して示す平面図であって、図2に対応する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<本開示の実施形態の説明>
最初に、本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の回路ユニットは、
(1)電池パックの筐体内に収容される回路ユニットであって、温度センサおよび電流センサの少なくとも一方を含んで構成された回路構成部と、前記回路構成部からの電力によって駆動される駆動部品と、を備え、前記回路構成部が、前記駆動部品の駆動電力のON/OFFの切り替えを行う駆動部を有し、前記駆動部は、前記温度センサおよび前記電流センサの少なくとも一方の検出値に応じて、前記駆動部品の駆動電力のON/OFFを切り替える、ものである。
【0010】
本態様によれば、電池パックの筐体内に収容される回路ユニットにおいて、回路構成部に、温度センサおよび電流センサの少なくとも一方が搭載され、回路構成部からの電力によって駆動される駆動部品の駆動電力のON/OFFを、回路構成部に搭載された駆動部によって行うことができる。しかも、駆動部は、同じ回路構成部に搭載された温度センサおよび/または電流センサの検出値に応じて駆動部品の駆動電力のON/OFFを切り替えるようになっている。したがって、回路ユニットに搭載された回路構成部により、駆動部品の駆動制御を完結して行うことができ、従来構造において必要とされた、回路ユニットに対して駆動部品の駆動電源用や制御信号用の電線等を含むワイヤハーネスを取り回して組み付ける工程を不要とすることができる。その結果、部品点数や組立工数の削減が可能な電池パックの筐体内に収容される回路ユニットを提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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