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公開番号
2025019086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2024198084,2021114787
出願日
2024-11-13,2021-07-12
発明の名称
配線部材
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
3/30 20060101AFI20250130BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】反力が大きくなっても、配線部材をより確実に曲がった状態に保持できるようにする技術を提供することを目的とする。
【解決手段】配線部材10は、曲げ経路に沿って配設される曲げ部12を含む電線20と、前記電線20を保持する保持部31と、前記保持部31の外側に突出する車両固定部40とを含むブラケット30と、を備える。前記保持部31は、前記電線20のうち前記曲げ部12を保持する曲げ保持部32を有する。前記曲げ保持部32は、前記曲げ経路において前記電線20よりも内周側に位置する内側壁部33と、前記電線20よりも外周側に位置する外側壁部34とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
曲げ経路に沿って配設される曲げ部を含む電線と、
前記電線を保持する保持部と、前記保持部の外側に突出する車両固定部とを含むブラケットと、
を備え、
前記保持部は、前記電線のうち前記曲げ部を保持する曲げ保持部を有し、
前記曲げ保持部は、前記曲げ経路において前記電線よりも内周側に位置する内側壁部と、前記電線よりも外周側に位置する外側壁部とを有し、
少なくとも前記曲げ部及び前記曲げ保持部をインサート対象部分としてインサート成形された樹脂成形部をさらに備え、
前記車両固定部は、前記樹脂成形部の外に位置し、
前記曲げ保持部は前記内側壁部と前記外側壁部とをつなぐ連結壁部をさらに有し、
前記樹脂成形部の樹脂が前記曲げ部と前記連結壁部との間に介在し、
前記電線は、複数のコア電線と前記複数のコア電線を覆うシースとを有する多心電線であり、前記シースの位置に前記曲げ部が設けられ、
前記樹脂成形部の樹脂が前記シースの位置の前記曲げ部と前記連結壁部との間に介在する、配線部材。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の配線部材であって、
前記連結壁部に貫通孔が形成されている、配線部材。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の配線部材であって、
前記内側壁部と前記外側壁部とのうち少なくとも一方は前記曲げ経路に沿って連続的に設けられている、配線部材。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記内側壁部と前記外側壁部とのうち少なくとも一方は前記曲げ経路に沿って断続的に設けられている、配線部材。
【請求項5】
曲げ経路に沿って配設される曲げ部を含む電線と、
前記電線を保持する保持部と、前記保持部の外側に突出する車両固定部とを含むブラケットと、
を備え、
前記保持部は、前記電線のうち前記曲げ部を保持する曲げ保持部を有し、
前記曲げ保持部は、前記曲げ経路において前記電線よりも内周側に位置する内側壁部と、前記電線よりも外周側に位置する外側壁部とを有し、
前記外側壁部は前記曲げ経路に沿って連続的に設けられ、前記内側壁部は前記曲げ経路に沿って断続的に設けられている、配線部材。
【請求項6】
請求項5に記載の配線部材であって、
少なくとも前記曲げ部及び前記曲げ保持部をインサート対象部分としてインサート成形された樹脂成形部をさらに備え、
前記車両固定部は、前記樹脂成形部の外に位置する、配線部材。
【請求項7】
請求項6に記載の配線部材であって、
前記曲げ保持部は前記内側壁部と前記外側壁部とをつなぐ連結壁部をさらに有し、
前記樹脂成形部の樹脂が前記曲げ部と前記連結壁部との間に介在する、配線部材。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記電線は、複数のコア電線と前記複数のコア電線を覆うシースとを有する多心電線であり、
前記シースの位置に前記曲げ部が設けられ、
前記複数のコア電線は、前記シースの端部から延び出て、車両における足回りに位置する複数の機器に接続される、配線部材。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の配線部材であって、
前記電線は、前記電線の延在方向に沿った前記曲げ部の隣において、直線経路に沿って配設される直線部をさらに含み、
前記保持部は、前記直線部を保持する直線保持部をさらに有し、
前記車両固定部が前記直線保持部に設けられている、配線部材。
【請求項10】
請求項9に記載の配線部材であって、
前記直線保持部は、第1壁部、第2壁部及び第3壁部を有し、
前記第1壁部は、前記内側壁部又は前記外側壁部と同じ側から前記電線を覆い、
前記第2壁部及び前記第3壁部は、前記第1壁部の両端部からそれぞれ突出して前記電線を挟んで対向し、
前記車両固定部は、前記第2壁部から延出する、配線部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、配線部材に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電線と、樹脂成形部とを備える配線部材を開示している。当該電線は曲げ部を有し、当該樹脂成形部は曲げ部を覆っている。当該樹脂成形部が曲げ補強部を含むことによって、電線が初期形状、例えば、直線に近い状態に復帰しようとする力が生じても、電線の曲げ部をより確実に保持できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-155402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電線が太くなったり、電線の数が増えたりすることによって、電線が初期形状に近い状態に復帰しようとする反力が大きくなる。より大きな反力にも、耐えられることが望まれている。
【0005】
そこで、反力が大きくなっても、配線部材をより確実に曲がった状態に保持できるようにする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の配線部材は、曲げ経路に沿って配設される曲げ部を含む電線と、前記電線を保持する保持部と、前記保持部の外側に突出する車両固定部とを含むブラケットと、を備え、前記保持部は、前記電線のうち前記曲げ部を保持する曲げ保持部を有し、前記曲げ保持部は、前記曲げ経路において前記電線よりも内周側に位置する内側壁部と、前記電線よりも外周側に位置する外側壁部とを有する、配線部材である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、反力が大きくなっても、配線部材がより確実に曲がった状態に保持されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる配線部材を示す平面図である。
図2はブラケットを示す斜視図である。
図3は実施形態2にかかる配線部材を示す平面図である。
図4は図3のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は図3のV-V線に沿った断面図である。
図6は第1変形例にかかるブラケットを示す平面図である。
図7は第2変形例にかかるブラケットを示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の配線部材は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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