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公開番号2025063615
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023172984
出願日2023-10-04
発明の名称コマ式発電機
出願人株式会社ゲットクリーンエナジー
代理人個人
主分類H02K 5/173 20060101AFI20250409BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 効率的に回転して発電するコマ式発電機を提供する。
【解決手段】 円筒形磁石10を固定した回転軸13が容器20内で重心方向を向いてコマ状に回転し、円筒形磁石10に対向する容器20の内壁位置に配置されたコイル21に起電力を発生させる。回転軸13の下端の円錐形状部分14の少なくとも中心位置が、容器20の下面板26に設けた軸受部27の球状転動体に接触して支えられている。そのため、回転軸13が回転したときの回転軸13の接触抵抗が低減でき、高い発電効率が得られる。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
磁石及びコイルの一方が、重力方向と平行な回転軸を中心に回転できるように容器内に支持され、前記磁石及びコイルの他方が、回転する前記磁石又はコイルと対向する前記容器の内壁の位置に配置され、前記磁石又はコイルの回転に伴い、前記コイルの鎖交磁束が時間的に変化して、前記コイルに起電力が発生する発電機であって、
前記回転軸は、その上部が、前記容器の上面を覆う上面板に回転可能に軸支され、
前記上面板から突出する前記回転軸の部分には、該回転軸を回転するための回転機構が付設され、
前記回転軸は、その下部に、下端に近づく程、軸の直径が小さくなる円錐形状部分を有し、
前記回転軸の下端部の中心位置が、球状転動体を介して、前記回転軸を支える前記容器の下面板に接触している、コマ式発電機。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコマ式発電機であって、
前記回転軸は、前記下部に、先端が丸みを帯びた前記円錐形状部分を有し、
前記球状転動体は、前記回転軸の前記円錐形状部分の中心位置に接触する前記球状転動体と、該球状転動体よりも直径が大きく、前記円錐形状部分の前記中心位置から外れた面に接触する複数の球状転動体とから成る、コマ式発電機。
【請求項3】
請求項1に記載のコマ式発電機であって、
前記回転軸の前記円錐形状部分は、一個の前記球状転動体を、該球状転動体が回転できる状態で保持する保持部を有し、
前記回転軸が前記容器の下面板に支えられるとき、少なくとも前記保持部の中心位置である前記回転軸の中心位置が前記球状転動体に接触し、前記保持部から露出する前記球状転動体の部分が前記下面板に接触する、コマ式発電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、効率的に発電することができる発電機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、発電機は、導線を巻いて形成したコイルと磁石とを近接配置し、コイルに対して磁石を回転させ、又は、磁石に対してコイルを回転させることで、コイルに誘導電流を生じさせ、発電を行っている。
このように、コイルに鎖交する磁束が時間的に変化する場合に、コイルに起電力が発生する。
【0003】
従来の発電機では、コイル又は磁石を回転させるために、ガスや蒸気のタービンで回転軸を高速回転させたり、水車で回転軸を低速回転させたり、各種のエンジンや風車により回転軸を駆動したりしている。
【0004】
本発明者は、先に、容器内で回転体が回転する発電機において、回転軸の先端を円錐形又は角錐形に成形し、回転軸の下端を支える容器の底部と回転軸との接触抵抗を小さくした発電機を提案している(下記特許文献1)。
この発電機は、回転体がコマのように回転するため“コマ式発電機”と名付けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7345746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、コマ式発電機において、更に、接触抵抗を小さくし、高速回転が可能な発電機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の発電機は、磁石及びコイルの一方が、重力方向と平行な回転軸を中心に回転できるように容器内に支持され、前記磁石及びコイルの他方が、回転する前記磁石又はコイルと対向する前記容器の内壁の位置に配置され、前記磁石又はコイルの回転に伴い、前記コイルの鎖交磁束が時間的に変化して、前記コイルに起電力が発生するコマ式発電機である。
【0008】
そして、前記回転軸は、その上部が、前記容器の上面を覆う上面板に回転可能に軸支され、前記上面板から突出する前記回転軸の部分には、該回転軸を回転するための回転機構が付設される。
【0009】
さらに、前記回転軸は、その下部に、下端に近づく程、軸の直径が小さくなる円錐形状部分を有し、前記回転軸の下端部の中心位置が、球状転動体を介して、前記回転軸を支える前記容器の下面板に接触している。
【0010】
また、本発明のコマ式発電機では、前記回転軸は、前記下部に、先端が丸みを帯びた円錐形状部分を有し、前記球状転動体は、前記回転軸の前記円錐形状部分の中心位置に接触する前記球状転動体と、該球状転動体よりも直径が大きく、前記円錐形状部分の前記中心位置から外れた面に接触する複数の球状転動体とから成る。
(【0011】以降は省略されています)

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