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公開番号2025059706
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169964
出願日2023-09-29
発明の名称モータ制御装置
出願人株式会社ミツバ
代理人個人,個人,個人
主分類H02M 7/48 20070101AFI20250403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】部品点数や組立工数の増加を抑えつつ、簡易な構成でフィルタカバー部を備えたモータ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置1は、プリント基板20と、スイッチング素子22に接続された素子接続部81、及び外部配線が着脱可能に接続される端子部82を有した端子接続部材80と、ケース10と、を備える。ケース10は、ベース部材11と、プリント基板20が設けられた部分を覆い、かつ端子部82を第一方向Xに突出させた状態でベース部材11に取り付けられたメインカバー12と、メインカバー12に形成された連通孔125を覆うように設けられたフィルタ128と、端子部82を覆うようにベース部材11に対して着脱可能に設けられたサブカバー13と、を備え、サブカバー13は、フィルタ128を覆うように設けられたフィルタカバー部138を一体に有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
モータを駆動するスイッチング素子が実装された基板と、
前記スイッチング素子に接続された素子接続部、及び外部配線が着脱可能に接続される端子部を有し、前記基板の主面に沿う第一方向に延びる端子接続部材と、
前記スイッチング素子、前記基板及び前記端子接続部材を収容するケースと、を備え、
前記ケースは、
前記基板が固定された第一面を有するベース部材と、
前記ベース部材の前記第一面において、少なくとも前記基板が設けられた部分を覆い、かつ前記端子部を前記第一方向に突出させた状態で前記ベース部材に取り付けられたメインカバーと、
前記メインカバーに形成された前記ケースの内部と外部とを連通させる連通孔を覆うように設けられ、空気が透過可能なフィルタと、
前記端子部を覆うように前記ベース部材に対して着脱可能に設けられたサブカバーと、を備え、
前記サブカバーは、前記フィルタを覆うように設けられたフィルタカバー部を一体に有している、
ことを特徴とするモータ制御装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記メインカバーは、
前記基板の板厚方向の第一側を向く外表面と、
前記連通孔が開口する底壁を有し、前記外表面において、前記板厚方向の第一側に開口する凹部と、を備え、
前記フィルタは、前記凹部内において前記連通孔を覆うように設けられ、
前記フィルタカバー部は、前記フィルタを挟んで前記板厚方向で前記底壁と向かい合うように前記凹部内に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
【請求項3】
前記フィルタカバー部は、前記フィルタに対し、前記板厚方向の第一側に離間して設けられ、前記板厚方向から見た際、前記フィルタカバー部と前記凹部との間には隙間が形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
基板等の電子装置を収容するケースには、温度変化によるケースの内圧変動を抑えるため、ケースの内部と外部とを連通する連通孔(呼吸孔)が設けられることがある。この場合、ケースの外部からの雨水や異物の侵入を抑えるため、連通孔にはフィルタが設けられている。
【0003】
特許文献1には、電子装置を搭載する底板と、底板を覆う上蓋とを有した防水ケースが開示されている。この防水ケースは、上蓋を貫通する呼吸穴と、呼吸穴を覆うフィルタと、上蓋の外側面に形成され、フィルタを覆うフィルタカバーと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-5162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されたように、連通孔が形成された上蓋に、フィルタを覆うフィルタカバー部を設ける場合、フィルタカバー部を上蓋に一体形成すると、上蓋の構造が複雑となってしまう。これに対し、上蓋に、フィルタカバー部を着脱可能に取り付けようとすると、部品点数や組立工数の増加に繋がる。
本発明は、部品点数や組立工数の増加を抑えつつ、簡易な構成でフィルタカバー部を備えたモータ制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の第1態様では、モータ制御装置は、モータを駆動するスイッチング素子が実装された基板と、前記スイッチング素子に接続された素子接続部、及び外部配線が着脱可能に接続される端子部を有し、前記基板の主面に沿う第一方向に延びる端子接続部材と、前記スイッチング素子、前記基板及び前記端子接続部材を収容するケースと、を備え、前記ケースは、前記基板が固定された第一面を有するベース部材と、前記ベース部材の前記第一面において、少なくとも前記基板が設けられた部分を覆い、かつ前記端子部を前記第一方向に突出させた状態で前記ベース部材に取り付けられたメインカバーと、前記メインカバーに形成された前記ケースの内部と外部とを連通させる連通孔を覆うように設けられ、空気が透過可能なフィルタと、前記端子部を覆うように前記ベース部材に対して着脱可能に設けられたサブカバーと、を備え、前記サブカバーは、前記フィルタを覆うように設けられたフィルタカバー部を一体に有している。
【0007】
このように構成することで、フィルタを覆うようにフィルタカバー部が設けられているので、フィルタへ高圧水や飛び石による外力が作用することを防止することができるようになり、上記外力に対策を講じた特殊なフィルタを使用することなく、ケース内への水や塵埃の侵入の防止やケース内の圧力変化に伴う気体の出入りを行うことができる。さらに、サブカバーがフィルタカバー部を一体に有していることで、ベース部材にメインカバー、及びサブカバーを取り付ければ、フィルタを覆うフィルタカバー部がセットされる。したがって、部品点数や組立工数の増加を抑えつつ、簡易な構成でフィルタカバー部を備えたモータ制御装置を提供することができる。
【0008】
本発明の第2態様は、第1態様のモータ制御装置において、前記メインカバーが、前記基板の板厚方向の第一側を向く外表面と、前記連通孔が開口する底壁を有し、前記外表面において、前記板厚方向の第一側に開口する凹部と、を備え、前記フィルタは、前記凹部内において前記連通孔を覆うように設けられ、前記フィルタカバー部は、前記フィルタを挟んで前記板厚方向で前記底壁と向かい合うように前記凹部内に設けられていることが好ましい。
【0009】
このように構成することで、メインカバーに形成された凹部内に、フィルタと、フィルタカバー部とが設けられているので、簡易な構成で、フィルタを覆うフィルタカバー部を設けることができる。また、凹部内にフィルタカバー部が設けられることで、モータ制御装置を板厚方向でコンパクトな構成とすることができる。
【0010】
本発明の第3態様は、第1態様又は第2態様のモータ制御装置において、前記フィルタカバー部は、前記フィルタに対し、前記板厚方向の第一側に離間して設けられ、前記板厚方向から見た際、前記フィルタカバー部と前記凹部との間には隙間が形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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