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公開番号2025076646
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188375
出願日2023-11-02
発明の名称減速機構付モータ
出願人株式会社ミツバ
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類F16H 57/021 20120101AFI20250509BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】部品点数の増加を抑えつつ、ギヤ同士の噛み合いを保持可能な減速機構付モータを提供する。
【解決手段】ピニオンギヤ61およびヘリカルギヤ62(減速機構60)を回転自在に収容するギヤケース20の内部に、回転軸53を回転自在に支持し、かつピニオンギヤ61とヘリカルギヤ62との噛み合いを保持するブロック部材70が設けられている。これにより、ブロック部材70を、軸受部71と噛合保持部72とを一体化して形成でき、部品点数の増加を抑えることができる。また、単一のブロック部材70で、回転軸53(ピニオンギヤ61)を安定して回転させることができ、かつピニオンギヤ61の歪みを抑えることができる。さらに、ギヤ同士の噛み合いを適正に保持することができ、減速機構60が早期に損傷することを抑制できる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸を有する電動モータと、
前記回転軸よりも低速で回転される出力軸を有する減速機構と、
前記減速機構を収容するケースと、
を備えた減速機構付モータであって、
前記減速機構は、
前記回転軸に一体回転可能に設けられる第1ギヤと、
前記第1ギヤに噛み合わされ、前記出力軸が回転中心に設けられる第2ギヤと、
を有し、
前記ケースの内部には、前記回転軸を回転自在に支持し、かつ前記第1ギヤと前記第2ギヤとの噛み合いを保持するブロック部材が設けられている、
減速機構付モータ。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
請求項1に記載の減速機構付モータにおいて、
前記ブロック部材は、
前記回転軸を回転自在に支持する軸受部と、
前記第1ギヤと前記第2ギヤとの噛み合いを保持する噛合保持部と、
を備え、
前記軸受部および前記噛合保持部は、前記回転軸の軸方向に並べられかつ一体となっており、
前記噛合保持部は、前記回転軸の径方向において前記第1ギヤを挟んで前記第2ギヤと対向している、
減速機構付モータ。
【請求項3】
請求項2に記載の減速機構付モータにおいて、
前記ブロック部材には、前記ケースに設けられた固定部に圧入される圧入部が一体に設けられ、
前記圧入部は、前記回転軸の軸方向において前記軸受部を挟んで前記噛合保持部と対向している、
減速機構付モータ。
【請求項4】
前記圧入部および前記軸受部が同軸上に配置されている、
請求項3に記載の減速機構付モータ。
【請求項5】
前記第1ギヤは、前記噛合保持部に向けて歪んだときに、前記噛合保持部により支持される、
請求項2に記載の減速機構付モータ。
【請求項6】
前記ブロック部材が樹脂製である、
請求項1から請求項5の何れか1項に記載の減速機構付モータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動モータおよび減速機構を備えた減速機構付モータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車等の車両に搭載されるワイパ装置やパワーウィンドウ装置等の駆動源には、小型かつ高出力の減速機構付モータが採用されている。このような車載用の減速機構付モータが、例えば、特許文献1に記載されている。
【0003】
特許文献1に記載された減速機構付モータは、ピニオンギヤを回転させるブラシレスモータと、ピニオンギヤよりも低速で回転されるヘリカルギヤと、を備えている。ピニオンギヤおよびヘリカルギヤは減速機構を形成しており、それぞれの軸線は互いに平行となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7063758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された技術では、ギヤケースの内部におけるピニオンギヤのヘリカルギヤが設けられる側とは反対側に、比較的大きな空間が設けられている。これにより、ヘリカルギヤからピニオンギヤに大きな反力が付加されると、ピニオンギヤがヘリカルギヤから離れるように湾曲して空間側に歪んでしまい、ピニオンギヤとヘリカルギヤとの噛み合いが外れる虞があった。
【0006】
本発明の目的は、部品点数の増加を抑えつつ、ギヤ同士の噛み合いを保持可能な減速機構付モータを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様では、回転軸を有する電動モータと、前記回転軸よりも低速で回転される出力軸を有する減速機構と、前記減速機構を収容するケースと、を備えた減速機構付モータであって、前記減速機構は、前記回転軸に一体回転可能に設けられる第1ギヤと、前記第1ギヤに噛み合わされ、前記出力軸が回転中心に設けられる第2ギヤと、を有し、前記ケースの内部には、前記回転軸を回転自在に支持し、かつ前記第1ギヤと前記第2ギヤとの噛み合いを保持するブロック部材が設けられている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、部品点数の増加を抑えつつ、ギヤ同士の噛み合いを保持可能な減速機構付モータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
減速機構付モータを出力軸側から見た斜視図である。
減速機構付モータをカバー部材側から見た斜視図である。
減速機構付モータの内部構造を示す断面図である。
減速機構を示す斜視図である。
図3のブロック部材の箇所を拡大した断面図である。
ブロック部材を圧入部側から見た斜視図である。
ブロック部材を噛合保持部側から見た斜視図である。
ブロック部材のギヤケースへの装着手順を示す図3のA-A線に沿う断面図である。
実施の形態2を示す図5に対応した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態1について、図面を用いて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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