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公開番号2025092739
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025061810,2024017470
出願日2025-04-03,2020-04-13
発明の名称ロータ
出願人株式会社ミツバ
代理人個人,個人,個人
主分類H02K 1/278 20220101AFI20250612BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ロータコアを構成する鋼板の形状の安定化を図ることができるロータを提供する。
【解決手段】ロータ9は、ロータコア32と、複数の永久磁石33と、マグネットカバー71と、ロータコア32の軸方向の一端側と他端に夫々配置される一対の荷重受けブロック70と、を備える。荷重受けブロック70は、コア本体部32Aの軸方向のロータコア端面32sに重ねて配置される環状部70Aと、環状部70Aの外周面から放射方向に突出して、各突極32Bの軸方向の端面に重ねて配置される複数の脚部70Bと、環状部70A及び脚部70Bの軸方向外側に一体に連結されて、環状部70Aから径方向外側に張り出した端部壁70Cと、を有する。環状部70Aは、端部壁70Cからの突出高さが低い複数の凹部59を有し、各凹部59は、環状部70Aのうちの、円周方向で隣り合う各脚部70Bの基端部間に配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸線に沿う軸方向に積層された複数の鋼板からなるロータコアと、
前記ロータコアの外周部に配置された複数の永久磁石と、
前記ロータコア及び複数の前記永久磁石の径方向外側を覆うマグネットカバーと、
前記ロータコアの前記軸方向の一端側と他端に夫々配置される一対の荷重受けブロックと、
を備えたロータであって、
前記ロータコアは、
略筒状のコア本体部と、
前記コア本体部の外周から放射方向に突出する複数の突極と、
を有し、
前記永久磁石は、隣接する複数の前記突極の間に配置されており、
前記荷重受けブロックは、
前記コア本体部の前記軸方向のコア端面に重ねて配置される環状部と、
前記環状部の外周面から放射方向に突出して、各前記突極の前記軸方向の突極端面に重ねて配置される複数の脚部と、
前記環状部及び前記脚部の前記軸方向外側に一体に連結されて、前記環状部から径方向外側に張り出した端部壁と、
を有し、
前記環状部は、前記端部壁からの突出高さが低い複数の凹部を有し、
各前記凹部は、前記環状部のうちの、円周方向で隣り合う各前記脚部の基端部間に配置されている
ことを特徴とするロータ。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
請求項1に記載のロータにおいて、
前記環状部は、前記円周方向で隣り合う各前記凹部の間に設けられた複数の凸部を有し、
各前記脚部は、各前記凸部の外周面から突出して設けられており、
各前記凸部の前記軸方向内側の凸部端面は、前記コア端面に当接しているとともに、
各前記脚部の前記軸方向内側の脚部端面は、各前記突極の前記軸方向外側の突極端面に当接している
ことを特徴とするロータ。
【請求項3】
請求項2に記載のロータにおいて、
前記環状部は、各前記凸部端面から前記軸方向内側に突出し、かつ、前記脚部の前記径方向に沿う延長線上に設けられた係止爪を有し、
前記係止爪は、前記コア本体部の内周面に係止されている
ことを特徴とするロータ。
【請求項4】
請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のロータにおいて、
前記環状部は、前記端部壁上の隣接する各前記脚部の間に設けられた確認孔を有し、
前記確認孔は、前記荷重受けブロックが、前記永久磁石及び前記ロータコアとともに前記マグネットカバー内に組付けられたときに、各前記永久磁石の前記軸方向の磁石端面と対向する位置に形成されている
ことを特徴とするロータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロータに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両のワイパー装置等に用いられるモータ装置として、コイルが巻回されたステータの径方向内側にロータが配置されたものがある。この種のモータ装置では、ロータコアの外周に複数の永久磁石が保持されたロータが用いられ、回転軸がロータコアの軸芯部に取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載のモータ装置は、ロータコアが複数の鋼板(磁性鋼板)を軸方向に積層して構成されている。ロータコアの軸芯部には軸芯孔が形成され、その軸芯孔に回転軸が圧入固定されている。
【0004】
また、このモータ装置は、減速機付きのモータ装置であり、ステータとロータを収容するケーシングの内部には減速機構も収容されている。減速機構は、入力回転体であるウォーム軸と、出力回転体であるウォームホイールと、を有し、ウォーム軸がロータ側の回転軸と同軸に連結されている。ウォーム軸の軸方向の両側部分は、軸受を介してケーシングに回転可能に支持されている。
また、このモータ装置では、ロータコアの軸芯部に固定される回転軸は、片持ち状態で減速機構側の軸受を介してケーシングに支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-163731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載のモータ装置で用いられるロータは、ロータコアが複数の鋼板を軸方向に積層して構成されている。このため、ロータコアを構成する複数の鋼板は組付け後に形状が安定しにくい。このため、ロータコアを構成する鋼板の形状の安定化が望まれている。
【0007】
そこで本発明は、ロータコアを構成する鋼板の形状の安定化を図ることができるロータを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係るロータは、以下の構成を採用した。
即ち、本発明に係る第1態様では、ロータは、回転軸線に沿う軸方向に積層された複数の鋼板からなるロータコアと、前記ロータコアの外周部に配置された複数の永久磁石と、前記ロータコア及び複数の前記永久磁石の径方向外側を覆うマグネットカバーと、前記ロータコアの前記軸方向の一端側と他端に夫々配置される一対の荷重受けブロックと、を備えたロータであって、前記ロータコアは、略筒状のコア本体部と、前記コア本体部の外周から放射方向に突出する複数の突極と、を有し、前記永久磁石は、隣接する複数の前記突極の間に配置されており、前記荷重受けブロックは、前記コア本体部の前記軸方向のコア端面に重ねて配置される環状部と、前記環状部の外周面から放射方向に突出して、各前記突極の前記軸方向の突極端面に重ねて配置される複数の脚部と、前記環状部及び前記脚部の前記軸方向外側に一体に連結されて、前記環状部から径方向外側に張り出した端部壁と、を有し、前記環状部は、前記端部壁からの突出高さが低い複数の凹部を有し、各前記凹部は、前記環状部のうちの、円周方向で隣り合う各前記脚部の基端部間に配置されていることを特徴とする。
【0009】
本発明の第2態様では、第1態様のロータにおいて、前記環状部は、前記円周方向で隣り合う各前記凹部の間に設けられた複数の凸部を有し、各前記脚部は、各前記凸部の外周面から突出して設けられており、各前記凸部の前記軸方向内側の凸部端面は、前記コア端面に当接しているとともに、各前記脚部の前記軸方向内側の脚部端面は、各前記突極の前記軸方向外側の突極端面に当接していることを特徴とする。
【0010】
本発明の第3態様では、第2態様のロータにおいて、前記環状部は、各前記凸部端面から前記軸方向内側に突出し、かつ、前記脚部の前記径方向に沿う延長線上に設けられた係止爪を有し、前記係止爪は、前記コア本体部の内周面に係止されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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