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公開番号2025108853
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002307
出願日2024-01-11
発明の名称払拭装置
出願人株式会社ミツバ
代理人個人,個人,個人
主分類B60S 1/08 20060101AFI20250716BHJP(車両一般)
要約【課題】ワイパブレードの停止に起因する水溜まり線の発生を抑制することが可能な払拭装置を提供する。
【解決手段】所定の駆動制御装置によってワイパブレードを所定の払拭範囲において往復運動させる払拭装置であって、駆動制御装置は、通常モードと払拭範囲が通常モードよりも狭い狭払拭モードとを制御モードとして備え、狭払拭モードによる狭角払拭を停止させる場合、ワイパブレードを上記払拭範囲の上反転位置に移動させた後に停止位置に移動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の駆動制御装置によってワイパブレードを所定の払拭範囲において往復運動させる払拭装置であって、
前記駆動制御装置は、通常モードと前記払拭範囲が前記通常モードよりも狭い狭払拭モードとを制御モードとして備え、前記狭払拭モードによる狭角払拭を停止させる場合、前記ワイパブレードを前記払拭範囲の上反転位置に移動させた後に停止位置に移動させることを特徴とする払拭装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記駆動制御装置は、前記ワイパブレードが前記上反転位置に移動している際に前記狭角払拭を停止させる場合、前記ワイパブレードを前記上反転位置に移動させた後に前記停止位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載の払拭装置。
【請求項3】
前記駆動制御装置は、前記ワイパブレードが前記上反転位置から移動している際に前記狭角払拭を停止させる場合、前記ワイパブレードを狭払拭モード用下反転位置で折り返して前記上反転位置に移動させた後に前記停止位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載の払拭装置。
【請求項4】
前記狭払拭モードは、払拭サイクルが前記通常モードよりも高い豪雨モード又は超豪雨モードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
【請求項5】
前記駆動制御装置は、1つの動力源で一対の前記ワイパブレードを往復運動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
【請求項6】
前記駆動制御装置は、一方の前記ワイパブレードを往復運動させる一方の動力源と、他方の前記ワイパブレードを往復運動させる他方の動力源とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、払拭装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、自動運転車両に搭載されるワイパ装置が開示されている。このワイパ装置は、撮像装置により得られた撮像画像を利用して自動運転を実行するワイパ装置であって、拭き取り範囲と、拭き取り速度と、拭き取り動作の完了から次の拭き取り動作を開始するまでの待機時間である間欠時間とのうちの少なくとも一つを調整して拭き取り動作を制御するワイパ動作制御部を備え、このワイパ動作制御部は、車両が手動運転を実行中である場合に拭き取り動作として第1拭き取り動作を実行し、車両が自動運転を実行中である場合には、拭き取り動作として第1拭き取り動作とは異なる第2拭き取り動作を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-014408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のワイパ装置は、第2拭き取り動作において第1ワイパブレードを第2ワイパブレードから切り離して拭き取り範囲における上端位置に一旦停止させ、第2ワイパブレードによって第2拭き取り動作を実行する。このように第1ワイパブレードを拭き取り範囲における上端位置に停止させ、停止位置に水溜まり線が発生することにより運転者の視界を阻害する虞れがある。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ワイパブレードの停止に起因する水溜まり線の発生を抑制することが可能な払拭装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、払拭装置に係る第1の解決手段として、所定の駆動制御装置によってワイパブレードを所定の払拭範囲において往復運動させる払拭装置であって、前記駆動制御装置は、通常モードと前記払拭範囲が前記通常モードよりも狭い狭払拭モードとを制御モードとして備え、前記狭払拭モードによる狭角払拭を停止させる場合、前記ワイパブレードを前記払拭範囲の上反転位置に移動させた後に停止位置に移動させる、という手段を採用する。
【0007】
本発明では、払拭装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記駆動制御装置は、前記ワイパブレードが前記上反転位置に移動している際に前記狭角払拭を停止させる場合、前記ワイパブレードを前記上反転位置に移動させた後に前記停止位置に移動させる、という手段を採用する。
【0008】
本発明では、払拭装置に係る第3の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記駆動制御装置は、前記ワイパブレードが前記上反転位置から移動している際に前記狭角払拭を停止させる場合、前記ワイパブレードを狭払拭モード用下反転位置で折り返して前記上反転位置に移動させた後に前記停止位置に移動させる、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、払拭装置に係る第4の解決手段として、上記第1~第3のいずれかの解決手段において、前記狭払拭モードは、払拭サイクルが前記通常モードよりも高い豪雨モード又は超豪雨モードである、という手段を採用する。
【0010】
本発明では、払拭装置に係る第5の解決手段として、上記第1~第4のいずれかの解決手段において、前記駆動制御装置は、1つの動力源で一対の前記ワイパブレードを往復運動させる、という手段を採用する。
(【0011】以降は省略されています)

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