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公開番号
2025101886
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023218965
出願日
2023-12-26
発明の名称
払拭装置
出願人
株式会社ミツバ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60S
1/08 20060101AFI20250701BHJP(車両一般)
要約
【課題】一対のモータの同期駆動における通信遅延の影響を従来よりも低減させることが可能な払拭装置を提供する。
【解決手段】一対のモータを用いることにより一対のワイパブレードを個別に駆動する一対の駆動ユニットを備え、一対の前記駆動ユニットが所定の専用通信線を用いてモータの回転角に関する回転角情報を送受信することによって一対のモータを同期駆動する払拭装置であって、一対の駆動ユニットは、所定周期で回転角を順次取得し、最新の回転角と前回の回転角との差分に最新の回転角を加算した送信回転角を回転角情報として送受信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一対のモータを用いることにより一対のワイパブレードを個別に駆動する一対の駆動ユニットを備え、一対の前記駆動ユニットが所定の専用通信線を用いて前記モータの回転角に関する回転角情報を送受信することによって一対の前記モータを同期駆動する払拭装置であって、
一対の前記駆動ユニットは、所定周期で前記回転角を順次取得し、最新の前記回転角と前回の前記回転角との差分に最新の前記回転角を加算した送信回転角を前記回転角情報として送受信することを特徴とする払拭装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
一対の前記駆動ユニットは、通常通信線を介した有線通信に異常が発生した場合に、前記専用通信線を介して前記回転角情報を送受信することを特徴とする請求項1に記載の払拭装置。
【請求項3】
一方の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードのうち、車両の運転席側に設けられた前記ワイパブレードを駆動し、
他方の前記駆動ユニットは、車両の助手席側に設けられた前記ワイパブレードを駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
【請求項4】
一対の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードをシンメトリカル式で駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
【請求項5】
一対の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードをタンデム式で駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、払拭装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、制御情報を容易かつ確実に設定可能なワイパ装置が開示されている。このワイパ装置は、一方のモータによって駆動されるDR側ワイパブレードと、他方のモータによって駆動されるAS側ワイパブレードとを備え、一対のモータは、それぞれ個別の制御マイコンによって駆動制御され、一対の制御マイコン間は通信線にて接続されている。
【0003】
また、このワイパ装置は、一方の制御マイコンにはAS側制御情報が格納されており、AS側に制御情報が存在していない場合やAS側の制御情報がDR側の制御情報と対応していない場合等、所定の制御情報設定条件を具備した場合、DR側に格納されたAS側制御情報を通信線を介して他方の制御マイコンに送信し、これを受けた他方の制御マイコンは、受信した制御情報を用いてAS側の制御情報を設定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-055988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、このような背景技術に係るワイパ装置(払拭装置)では、一対の制御マイコン(制御装置)が通信線を介して制御情報を送受信することにより一対のモータの同期制御(同期駆動)を実現するものなので、制御装置における制御情報の取得に不可避的に遅れ(通信遅延)が発生する。この通信遅延は、一対のモータの同期駆動における駆動精度を低下させる虞がある。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、一対のモータの同期駆動における通信遅延の影響を従来よりも低減させることが可能な払拭装置の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明では、払拭装置に係る第1の解決手段として、一対のモータを用いることにより一対のワイパブレードを個別に駆動する一対の駆動ユニットを備え、一対の前記駆動ユニットが所定の専用通信線を用いて前記モータの回転角に関する回転角情報を送受信することによって一対の前記モータを同期駆動する払拭装置であって、一対の前記駆動ユニットは、所定周期で前記回転角を順次取得し、最新の前記回転角と前回の前記回転角との差分に最新の前記回転角を加算した送信回転角を前記回転角情報として送受信する、という手段を採用する。
【0008】
本発明では、払拭装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、一対の前記駆動ユニットは、通常通信線を介した有線通信に異常が発生した場合に、前記専用通信線を介して前記回転角情報を送受信する、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、払拭装置に係る第3の解決手段として、上記第1又は第2の解決手段において、一方の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードのうち、車両の運転席側に設けられた前記ワイパブレードを駆動し、他方の前記駆動ユニットは、車両の助手席側に設けられた前記ワイパブレードを駆動する、という手段を採用する。
【0010】
本発明では、払拭装置に係る第4の解決手段として、上記第1又は第2の解決手段において、一対の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードをシンメトリカル式で駆動する、という手段を採用する。
(【0011】以降は省略されています)
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