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公開番号
2025086916
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201164
出願日
2023-11-29
発明の名称
モータ装置
出願人
株式会社ミツバ
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
H02K
11/40 20160101AFI20250603BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】組立性を向上させつつ作動音を低減させることが可能なモータ装置の提供。
【解決手段】モータケースとギヤケース51とに挟持され、回転軸39の回転により発生する電気ノイズが流れるグランド端子70が設けられ、モータケースとギヤケース51との間には、回転軸39の周囲に配置され、かつ互いに突き当てられる第1~第3モータケース側突当面および第1~第3ギヤケース側突当面GF1~GF3からなる第1~第3固定部FP1~FP3が設けられている。グランド端子70は、回転軸39の周方向において隣り合う第1~第3固定部FP1~FP3を結ぶ線分(第1~第3モータケース側線分および第1~第3ギヤケース側線分GL1~GL3)のうち、最も短い線分(第2モータケース側線分および第2ギヤケース側線分GL2)を形成する第2固定部FP2と第3固定部FP3との間にのみ配置されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸と、
前記回転軸により回転されるギヤと、
を備えたモータ装置であって、
前記回転軸を収容するモータケースと、
前記ギヤを収容するギヤケースと、
前記モータケースと前記ギヤケースとに挟持され、前記回転軸の回転により発生する電気ノイズが流れる導電部材と、
を有し、
前記モータケースと前記ギヤケースとの間には、前記回転軸の周囲に配置され、かつ互いに突き当てられる一対の突当面からなる少なくとも3つの固定部が設けられ、
前記導電部材は、前記回転軸の周方向において隣り合う前記固定部を結ぶ線分のうち、最も短い線分を形成する前記固定部の間にのみ配置されている、
モータ装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のモータ装置において、
前記導電部材は、
前記回転軸の軸方向に延び、前記ギヤケースの内部に配置される本体部と、
前記回転軸の軸方向と交差する方向に延び、前記モータケースおよび前記ギヤケースに挟持される挟持部と、
を備えている、
モータ装置。
【請求項3】
前記本体部は、樹脂製の前記ギヤケースに設けられる開口部を閉塞する金属製のギヤカバーに電気的に接続されている、
請求項2に記載のモータ装置。
【請求項4】
請求項2に記載のモータ装置において、
前記ギヤケースは、前記挟持部により押し潰される凸部を有している、
モータ装置。
【請求項5】
請求項2に記載のモータ装置において、
前記導電部材は、前記ギヤケースに引っ掛けられる爪部を備えている、
モータ装置。
【請求項6】
請求項2に記載のモータ装置において、
前記挟持部は、前記回転軸の軸方向および前記回転軸の軸方向と直交する方向の双方に対して傾斜している、
モータ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転軸と、回転軸により回転されるギヤと、を備えたモータ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、アマチュアシャフトと、アマチュアシャフトにより回転されるウォームと、ウォームにより回転されるウォームホイールと、を備えた電動モータが記載されている。アマチュアシャフトはヨークに収容され、ウォームおよびウォームホイールはケーシングに収容されている。ヨークとケーシングとの間には環状の接触板が挟持されており、当該接触板は、アマチュアシャフトに伝わる電気ノイズをグランドに逃がす機能を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6051129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、接触板の成形精度にばらつきがあったり、ヨークおよびケーシングを互いに固定するネジの締め付けトルクにばらつきがあったりすると、アマチュアシャフトの軸心とウォームの軸心とがずれてしまい、作動音が大きくなるという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、組立性を向上させつつ作動音を低減させることが可能なモータ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様では、回転軸と、前記回転軸により回転されるギヤと、を備えたモータ装置であって、前記回転軸を収容するモータケースと、前記ギヤを収容するギヤケースと、前記モータケースと前記ギヤケースとに挟持され、前記回転軸の回転により発生する電気ノイズが流れる導電部材と、を有し、前記モータケースと前記ギヤケースとの間には、前記回転軸の周囲に配置され、かつ互いに突き当てられる一対の突当面からなる少なくとも3つの固定部が設けられ、前記導電部材は、前記回転軸の周方向において隣り合う前記固定部を結ぶ線分のうち、最も短い線分を形成する前記固定部の間にのみ配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、組立性を向上させつつ作動音を低減させることが可能なモータ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両のルーフに設置されたサンルーフ装置の概要図である。
サンルーフモータの出力ギヤ側を示す斜視図である。
サンルーフモータのカバー部材側を示す斜視図である。
回転軸の軸方向に沿うサンルーフモータの断面図である。
モータケースをフランジ部側から見た斜視図である。
ギヤケースをモータ収容部側から見た斜視図である。
ギヤケースをモータ収容部側から見た平面図である。
図6のA矢視図である。
グランド端子を単体で示す斜視図である。
サンルーフモータの分解斜視図(内部構造省略)である。
サンルーフモータの組立手順(1)を説明する図である。
サンルーフモータの組立手順(2)を説明する図である。
サンルーフモータの組立手順(3)を説明する図である。
実施の形態2を示す図11に対応した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態1について、図面を用いて詳細に説明する。
【0010】
図1は車両のルーフに設置されたサンルーフ装置の概要図を、図2はサンルーフモータの出力ギヤ側を示す斜視図を、図3はサンルーフモータのカバー部材側を示す斜視図を、図4は回転軸の軸方向に沿うサンルーフモータの断面図を、図5はモータケースをフランジ部側から見た斜視図を、図6はギヤケースをモータ収容部側から見た斜視図を、図7はギヤケースをモータ収容部側から見た平面図を、図8は図6のA矢視図を、図9はグランド端子を単体で示す斜視図をそれぞれ示している。
(【0011】以降は省略されています)
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