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公開番号
2025101138
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217761
出願日
2023-12-25
発明の名称
払拭装置
出願人
株式会社ミツバ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60S
1/08 20060101AFI20250630BHJP(車両一般)
要約
【課題】同期駆動における通信遅延の影響を従来よりも低減させることが可能な払拭装置を提供する。
【解決手段】一対のモータを用いることにより一対のワイパブレードを個別に駆動する一対の駆動ユニットを備え、一対の駆動ユニットが所定の専用通信線を用いてモータの回転位置を示す回転位置情報を送受信することによって一対のモータを同期駆動する払拭装置であって、一対の駆動ユニットは、駆動精度が要求される一対のモータの回転範囲では比較的高い分解能で回転位置を検出し、駆動精度が要求されない回転範囲では比較的低い分解能で回転位置を検出して同期駆動を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一対のモータを用いることにより一対のワイパブレードを個別に駆動する一対の駆動ユニットを備え、一対の前記駆動ユニットが所定の専用通信線を用いて前記モータの回転位置を示す回転位置情報を送受信することによって一対の前記モータを同期駆動する払拭装置であって、
一対の前記駆動ユニットは、駆動精度が要求される一対の前記モータの回転範囲では比較的高い分解能で前記回転位置を検出し、前記駆動精度が要求されない前記回転範囲では比較的低い分解能で前記回転位置を検出して前記同期駆動を行うことを特徴とする払拭装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
一対の前記駆動ユニットは、通常通信線を介した有線通信に異常が発生した場合に、前記専用通信線を介して前記回転位置情報を送受信することを特徴とする請求項1に記載の払拭装置。
【請求項3】
一方の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードのうち、車両の運転席側に設けられた前記ワイパブレードを駆動し、
他方の前記駆動ユニットは、車両の助手席側に設けられた前記ワイパブレードを駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
【請求項4】
一対の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードをシンメトリカル式で駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
【請求項5】
一対の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードをタンデム式で駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の払拭装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、払拭装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、複数のワイパアームのそれぞれを揺動制御可能なワイパ装置が開示されている。このワイパ装置は、図1等に示されているように、一対のワイパアームを個別に駆動する一対のワイパモータと、一対のワイパモータを個別に制御する一対の制御装置とを備え、一対の制御装置は、通信線を介して制御情報を送受信することにより一対のワイパモータの同期制御を行う。上記制御情報は、ワイパアームの位置情報やワイパのLo/Hi動作情報等である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-174177号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このような背景技術に係るワイパ装置(払拭装置)では、一対の制御装置が通信線を介して制御情報を送受信することにより一対のワイパモータの同期制御(同期駆動)を行うので、制御装置における制御情報の取得に不可避的に遅れ(通信遅延)が発生する。この通信遅延は、一対のワイパモータの同期駆動における駆動精度を低下させる虞がある。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、同期駆動における通信遅延の影響を従来よりも低減させることが可能な払拭装置の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、払拭装置に係る第1の解決手段として、一対のモータを用いることにより一対のワイパブレードを個別に駆動する一対の駆動ユニットを備え、一対の前記駆動ユニットが所定の専用通信線を用いて前記モータの回転位置を示す回転位置情報を送受信することによって一対の前記モータを同期駆動する払拭装置であって、一対の前記駆動ユニットは、駆動精度が要求される一対の前記モータの回転範囲では比較的高い分解能で前記回転位置を検出し、前記駆動精度が要求されない前記回転範囲では比較的低い分解能で前記回転位置を検出して前記同期駆動を行う、という手段を採用する。
【0007】
本発明では、払拭装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、一対の前記駆動ユニットは、通常通信線を介した有線通信に異常が発生した場合に、前記専用通信線を介して前記回転位置情報を送受信する、という手段を採用する。
【0008】
本発明では、払拭装置に係る第3の解決手段として、上記第1又は第2の解決手段において、一方の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードのうち、車両の運転席側に設けられた前記ワイパブレードを駆動し、他方の前記駆動ユニットは、車両の助手席側に設けられた前記ワイパブレードを駆動する、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、払拭装置に係る第4の解決手段として、上記第1又は第2の解決手段において、一対の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードをシンメトリカル式で駆動する、という手段を採用する。
【0010】
本発明では、払拭装置に係る第5の解決手段として、上記第1又は第2の解決手段において、一対の前記駆動ユニットは、一対の前記ワイパブレードをタンデム式で駆動する、という手段を採用する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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