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公開番号
2025080840
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194169
出願日
2023-11-15
発明の名称
車両用駆動装置
出願人
株式会社アイシン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
5/20 20060101AFI20250520BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】2つの水路形成部材の間に冷媒流路を形成する構成において、2つの水路形成部材の間に隙間を設けつつ、冷媒の流れ方向を適切に規制する。
【解決手段】第1流路形成部材と、第1流路形成部材に対向し、第1流路形成部材との間に冷媒用の流路を形成する第2流路形成部材と、第2流路形成部材よりも熱膨張係数が高い第3流路形成部材とを備え、第2流路形成部材は、流路における冷媒の流れを規制する流れ規制部を有し、流れ規制部は、第1流路形成部材に向けて突出し、かつ、第1流路形成部材に対して隙間を介して対向し、第3流路形成部材は、流れ規制部における第1流路形成部材に対向する端面に、又は、第1流路形成部材における流れ規制部が対向する表面に、設けられる、車両用駆動装置が開示される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1流路形成部材と、
前記第1流路形成部材に対向し、前記第1流路形成部材との間に冷媒用の流路を形成する第2流路形成部材と、
前記第2流路形成部材よりも熱膨張係数が高い第3流路形成部材とを備え、
前記第2流路形成部材は、前記流路における冷媒の流れを規制する流れ規制部を有し、
前記流れ規制部は、前記第1流路形成部材に向けて突出し、かつ、前記第1流路形成部材に対して隙間を介して対向し、
前記第3流路形成部材は、前記流れ規制部における前記第1流路形成部材に対向する端面に、又は、前記第1流路形成部材における前記流れ規制部が対向する表面に、設けられる、車両用駆動装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
車輪を駆動する駆動力を発生する回転電機を更に備え、
前記第1流路形成部材及び前記第2流路形成部材のうちの一方は、前記回転電機のステータコアの径方向外側に焼き嵌めされ、前記第1流路形成部材及び前記第2流路形成部材のうちの他方は、前記一方の径方向外側に配置される、請求項1に記載の車両用駆動装置。
【請求項3】
前記流れ規制部は、前記回転電機の軸方向、周方向、又は、これらの組み合わせの方向に延在する凸条又はリブの形態である、請求項1に記載の車両用駆動装置。
【請求項4】
前記流路の断面積は、前記流路における冷媒の温度が第1温度である場合に、前記流路における冷媒の温度が前記第1温度よりも高い第2温度である場合よりも大きい、請求項1に記載の車両用駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用駆動装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
回転電機まわりに設けられる2つの水路形成部材の間に冷媒流路(冷却水通路)を形成する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際特許公開第2021/199172号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、2つの水路形成部材の間に冷媒流路を形成する場合、冷媒が入口から入り出口から出る前の間、冷却対象物が所望の態様で冷却されるように、冷媒の流れ方向を規制する場合がある。この際、2つの水路形成部材の間には、組み付け上の制約等に起因して隙間を設ける場合が多く、かかる隙間に起因して、冷媒の流れ方向が適切に規制できない場合がある。
【0005】
そこで、1つの側面では、本開示は、2つの水路形成部材の間に冷媒流路を形成する構成において、2つの水路形成部材の間に隙間を設けつつ、冷媒の流れ方向を適切に規制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの側面では、第1流路形成部材と、
前記第1流路形成部材に対向し、前記第1流路形成部材との間に冷媒用の流路を形成する第2流路形成部材と、
前記第2流路形成部材よりも熱膨張係数が高い第3流路形成部材とを備え、
前記第2流路形成部材は、前記流路における冷媒の流れを規制する流れ規制部を有し、
前記流れ規制部は、前記第1流路形成部材に向けて突出し、かつ、前記第1流路形成部材に対して隙間を介して対向し、
前記第3流路形成部材は、前記流れ規制部における前記第1流路形成部材に対向する端面に、又は、前記第1流路形成部材における前記流れ規制部が対向する表面に、設けられる、車両用駆動装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
1つの側面では、本開示によれば、2つの水路形成部材の間に冷媒流路を形成する構成において、2つの水路形成部材の間に隙間を設けつつ、冷媒の流れ方向を適切に規制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両における車両用駆動装置の搭載状態を示した上面視の概略図である。
車両用駆動装置の断面図である。
車両用駆動装置を示すスケルトン図である。
本実施例による車両用駆動装置を概略的に示す側面図である。
流路形成部材の斜視図である。
図4のQ4部の拡大図である。
流路形成部材により形成される冷媒流路の概略図である。
冷媒流路の一部の断面図である。
第1出力部材と冷媒供給部及び冷媒排出部との位置関係を概略的に示す側面図である。
図2のQ6部の拡大図である。
本実施例による流路構造の概略的な断面図であって、図6CのQ7部の拡大図に相当する断面図である。
比較例の説明図である。
隙間に起因して凸部を跨いで径方向に流れる冷却水の説明図である。
本実施例において冷却水の温度が高いときの流路構造の状態を模式的に示す図である。
本実施例において冷却水の温度が低いときの流路構造の状態を模式的に示す図である。
第1変形例の説明図である。
第2変形例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率はあくまでも一例であり、これに限定されるものではなく、また、図面内の形状等は、説明の都合上、部分的に誇張している場合がある。
【0010】
以下の説明では、Y方向(図3等参照)は、車両用駆動装置100の使用状態での上下方向、すなわち、車両用駆動装置100をその使用状態での向きに配置した場合の上下方向に対応する。そして、Y1側及びY2側は、Y方向に沿った上側及び下側に対応する。なお、上下方向は、必ずしも鉛直方向と平行である必要はなく、鉛直方向成分を支配的に有すればよい。また、以下の説明における各部材についての方向は、それらが車両用駆動装置100に組み付けられた状態での方向を表す。また、各部材についての寸法、配置方向、配置位置等に関する用語は、誤差(製造上許容され得る程度の誤差)による差異を有する状態を含む概念である。A方向(図2等参照)は、軸方向に対応し、図2等には、A方向に沿ったA1側とA2側が定義されている。また、X方向(図3等参照)は、A方向及びY方向の双方に直交する方向であり、図3等には、X方向に沿ったX1側とX2側が定義されている。
(【0011】以降は省略されています)
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