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公開番号2025054863
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023164055
出願日2023-09-26
発明の名称回転電気装置及び発電装置
出願人個人
代理人個人
主分類H02K 35/02 20060101AFI20250331BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】永久磁石を利用する回転子を備えた新規な回転電気装置を提供する。
【解決手段】回転電気装置100は、中心軸22まわりに回転可能に構成された回転子20と、中心軸22を中心にして周方向に並んだ複数の第1永久磁石30と、回転子20に固定され、複数の第1永久磁石30と中心軸22との間に配置された少なくとも1つの第2永久磁石40と、を有する。複数の第1永久磁石30は、互いに同一の極性を中心軸22の方に向けて配置されている。第2永久磁石40は、前記極性と同一の極性を中心軸22とは反対の方に向けて配置されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
中心軸まわりに回転可能に構成された回転子と、
前記中心軸を中心にして周方向に並んだ複数の第1永久磁石と、
前記回転子に固定され、前記複数の第1永久磁石と前記中心軸との間に配置された少なくとも1つの第2永久磁石と、を有し、
前記複数の第1永久磁石は、互いに同一の極性を前記中心軸の方に向けて配置されており、
前記第2永久磁石は、前記極性と同一の極性を前記中心軸とは反対の方に向けて配置されている、回転電気装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記第2永久磁石に隣接し、前記中心軸を中心にして周方向に非対称に設けられた軟磁性体を有する、請求項1に記載の回転電気装置。
【請求項3】
前記第2永久磁石のN極とS極とを結ぶ線が、前記中心軸を中心とした半径方向に対して傾斜している、請求項1に記載の回転電気装置。
【請求項4】
前記回転子は、前記中心軸に交差する方向に揺動可能に構成されている、請求項1に記載の回転電気装置。
【請求項5】
前記中心軸に沿って延びる軸部材と、
前記軸部材の少なくとも一方の端部を支持する第1弾性部材と、を有する、請求項4に記載の回転電気装置。
【請求項6】
前記中心軸に沿って延びる軸部材と、
前記軸部材の鉛直方向の上部に設けられた重りと、を有する、請求項4に記載の回転電気装置。
【請求項7】
前記中心軸に沿って延びる軸部材と、
前記回転子のまわりに設けられた筐体と、
前記筐体と前記軸部材とを連結する複数の第2弾性部材と、を有する、請求項4に記載の回転電気装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載の回転電気装置と、
前記回転子に固定された少なくとも1つの第3永久磁石と、
前記中心軸に沿った方向において前記第3永久磁石に対向して配置されたコイルと、を有する、発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電気装置及び発電装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
回転電気装置は、電動装置や発電装置のように、回転可能な回転子を有する装置である。発電装置としては、例えば電磁誘導を利用した発電装置が知られている。以下の特許文献1及び特許文献2は、電磁誘導を利用した発電装置を開示している。
【0003】
特許文献2に記載された発電装置では、円周状に配置された複数のコイルを備えた第1の多層多極コイル板と、偏心錘と、円周状に配置された複数のコイルを備えた第2の多層多極コイル板とが、この順序で配置されている。偏心錘は、回転自在に構成された摺動体と、両面着磁された円盤状ないし扇形状の多極磁石と、を含む。多極磁石の重心位置は、軸心からずれるように配置されている。特許文献1に記載された発電装置は、振動に伴い偏心錘が回転することによって、電磁誘導により発電が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-070535号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2に記載された発電装置では、偏心錘の重量の不均衡によって外部振動が偏心錘の回転に変換され、偏心錘に設けられた磁石とそれに対向するコイルとの間の電磁誘導により、発電が行われる。しかしながら、偏心錘の重量の不均衡を偏心錘の回転に変換する場合、外部振動の周波数と重量の不均衡との関係がマッチしていないと、偏心錘が安定的に回転し難い。
【0006】
したがって、永久磁石を利用する回転子を備えた新規な回転電気装置及び/又は発電装置が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様に係る回転電気装置は、中心軸まわりに回転可能に構成された回転子と、前記中心軸を中心にして周方向に並んだ複数の第1永久磁石と、前記回転子に固定され、前記複数の第1永久磁石と前記中心軸との間に配置された少なくとも1つの第2永久磁石と、を有する。前記複数の第1永久磁石は、互いに同一の極性を前記中心軸の方に向けて配置されている。前記第2永久磁石は、前記極性と同一の極性を前記中心軸とは反対の方に向けて配置されている。
【0008】
一態様に係る発電装置は、上記の回転電気装置と、前記回転子に固定された少なくとも1つの第3永久磁石と、前記中心軸に沿った方向において前記第3永久磁石に対向して配置されたコイルと、を有する。
【発明の効果】
【0009】
上記態様によれば、永久磁石を利用する回転子を備えた新規な回転電気装置及び/又は発電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係る回転電気装置の模式的側面図である。
図2は、第1実施形態に係る回転電気装置の模式的上面図である。
図3は、第2実施形態に係る回転電気装置の模式的側面図である。
図4は、第2実施形態に係る回転電気装置の模式的上面図である。
図5は、第3実施形態に係る回転電気装置の模式的側面図である。
図6は、第3実施形態に係る回転電気装置の模式的上面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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