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公開番号2025060089
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170602
出願日2023-09-29
発明の名称モータ
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H02K 5/24 20060101AFI20250403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータの固有振動数を取付対象物の共振周波数から避けることができ、かつ、シャフトの倒れも抑制できるモータを提供することを目的とする。
【解決手段】モータ(10)は、環状に構成されたステータ(12)と、ステータの内側に配置されたシャフト(20)と、ステータ及びシャフトを支持するセンタピース(16)と、センタピースに固定された基板(24)と、基板を収容する収容部(48)と、収容部の周囲に拡がるフランジ(50)とを有し、センタピースに第1固定部(60)によって固定されたケース(22)と、ケースに第2固定部(62)によって固定されたモータホルダ(28)と、を備え、ケースは、収容部の側面とフランジとを繋ぐリブ(100)を有しており、リブには、切り欠き(106)が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
環状に構成されたステータ(12)と、
前記ステータの内側に配置されたシャフト(20)と、
前記ステータ及び前記シャフトを支持するセンタピース(16)と、
前記センタピースに固定された基板(24)と、
前記基板を収容する収容部(48)と、前記収容部の周囲に拡がるフランジ(50)とを有し、前記センタピースに第1固定部(60)によって固定されたケース(22)と、
前記ケースに第2固定部(62)によって固定されたモータホルダ(28)と、
を備え、
前記ケースは、前記収容部の側面と前記フランジとを繋ぐリブ(100)を有しており、
前記リブには、切り欠き(106)が形成されている、
モータ(10)。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記切り欠きは、前記リブの高さ方向に延びており、
前記切り欠きの一端部(106A)は、前記リブの高さ方向の下端部(100A)に達しており、
前記切り欠きの他端部(106B)は、前記リブの高さ方向の上端部(100B)よりも前記下端部(100A)側で終端している、
請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記フランジには、スリット(80)が形成されており、
前記切り欠きは、前記スリットと繋がっている、
請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記切り欠きには、弾性部材(30)が設けられている、
請求項1に記載のモータ。
【請求項5】
前記フランジには、スリットが形成されており、
前記スリットには、弾性部材が設けられている、
請求項1に記載のモータ。
【請求項6】
前記フランジには、前記収容部の側面と対向する外壁部(104)が形成されており、
前記リブは、前記収容部の側面と前記外壁部とを繋いでいる、
請求項1に記載のモータ。
【請求項7】
前記リブは、鉛直方向に延びている、
請求項1に記載のモータ。
【請求項8】
前記ケースは、
前記リブとしての第1リブ(100)と、
水平方向に延びて前記収容部の側面と前記フランジとを繋ぐ第2リブ(102)と、
を有する、
請求項1に記載のモータ。
【請求項9】
前記ケースに設けられた弾性部材を備え、
前記弾性部材は、
前記センタピースと前記ケースとの間をシールする第1シール部(74)と、
前記ケースと前記モータホルダとの間をシールする第2シール部(76)と、
前記第1固定部と前記第2固定部とを接続する振動伝達経路に設けられた防振部(78)と、を一体に有する、
請求項1に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ブロアモータが開示されている。ブロアモータは、有底筒状に形成されたヨークハウジングと、円盤形状に形成されヨークハウジングの開口部を塞ぐエンドフレームとを備える。ヨークハウジングとエンドフレームとは、モータケースを構成する。ヨークハウジングとエンドフレームには軸受がそれぞれ設けられており、各軸受にはロータのシャフトが回転可能に支持されている。ヨークハウジングの内側面には、ロータを挟んで対向して配置されたマグネットが固定されている。ブロアモータは、モータケースのヨークハウジングがモータホルダにフローティング支持されることにより保持されている。モータホルダは、車体に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-309601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シャフトを有し、モータホルダを介して取付対象物に取り付けられるモータについては、モータの固有振動数を取付対象物の共振周波数から避けることができることと、シャフトの倒れを抑制できることが求められる場合がある。
【0005】
本開示は、一つの観点として、モータの固有振動数を取付対象物の共振周波数から避けることができ、かつ、シャフトの倒れも抑制できるモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、環状に構成されたステータ(12)と、前記ステータの内側に配置されたシャフト(20)と、前記ステータ及び前記シャフトを支持するセンタピース(16)と、前記センタピースに固定された基板(24)と、前記基板を収容する収容部(48)と、前記収容部の周囲に拡がるフランジ(50)とを有し、前記センタピースに第1固定部(60)によって固定されたケース(22)と、前記ケースに第2固定部(62)によって固定されたモータホルダ(28)と、を備え、前記ケースは、前記収容部の側面と前記フランジとを繋ぐリブ(100)を有しており、前記リブには、切り欠き(106)が形成されている、モータ(10)である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、モータの固有振動数を取付対象物の共振周波数から避けることができ、かつ、シャフトの倒れも抑制できるモータが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るモータの断面図である。
モータの斜視図である。
モータの分解斜視図である。
ケースを裏側から見た斜視図である。
モータホルダを裏側から見た背面図である。
ケースを表側から見た斜視図である。
ケースを表側から見た平面図である。
ケースにおける第1リブの周辺部の拡大図である。
ケースにおける第2リブの周辺部の拡大図である。
モータにおける第1リブの周辺部の拡大図である。
モータにおける第2リブの周辺部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について説明する。
【0010】
図1から図3に示すように、モータ10は、ステータ12と、ロータ14と、センタピース16と、一対のボールベアリング18と、シャフト20と、ケース22と、基板24と、コネクタ部材26と、モータホルダ28と、弾性部材30とを備える。モータ10は、一例として、アウタロータ型のブラシレスモータである。モータ10は、例えば、車両の空調装置(HVAC: Heating Ventilation and Air-Conditioning)に適用されるファンモータである。
(【0011】以降は省略されています)

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