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公開番号
2025078188
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190583
出願日
2023-11-08
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
B60R
11/02 20060101AFI20250513BHJP(車両一般)
要約
【課題】表示方向を変更できる表示装置を提供する。
【解決手段】
車両の室内空間において用いられる表示装置である。当該表示装置は、折り曲げ可能なディスプレイと、ディスプレイを支持する支持部と、支持部の一部を駆動する駆動部と、を有す備える。また、当該ディスプレイは、運転席側に設けられる第1表示領域と、助手席側に設けられる第2表示領域と、を有する。また、当該駆動部が当該支持部の一部を駆動させることで、第1表示領域と第2表示領域の何れもが前記運転席から視認可能な第1形態と、前記第1表示領域が前記運転席から視認可能であり且つ第2表示領域が前記運転席から視認不能な第2形態と、を変更可能切替可能に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の室内空間において用いられる表示装置であって、
折り曲げ可能なディスプレイと、
前記ディスプレイを支持する支持部と、
前記支持部を駆動させる駆動部と、を備え、
前記ディスプレイは、前記車両の幅方向において運転席側に配置された第1表示領域と、前記車両の幅方向において助手席側に配置された第2表示領域と、を有し、
前記駆動部は、前記支持部を駆動させて前記ディスプレイを折り曲げることで、前記ディスプレイを、前記第1表示領域と前記第2表示領域の何れもが前記運転席から視認可能な第1形態と、前記第1表示領域が前記運転席から視認可能であり且つ前記第2表示領域が前記運転席から視認不能な第2形態と、に切替可能である、
表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1形態では、前記助手席側から、前記第1表示領域と前記第2表示領域の両方が視認可能である、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第2形態では、前記ディスプレイのうち前記車両の幅方向において、前記第1表示領域と前記第2表示領域との境界部が前記車両の前後方向における後側にせり出すように前記ディスプレイが折り曲げられ、前記第2表示領域が前記運転席から遮蔽されることで、前記第2表示領域が前記運転席から視認不能となる、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記支持部は、前記ディスプレイを裏面側から支持する複数の支柱であって、前記車両の上下方向に延在すると共に前記車両の幅方向に並んで配置された複数の支柱を有し、
前記駆動部は、前記複数の支柱のうち少なくとも一対の隣り合う前記支柱同士の間隔を変更することで、前記第1形態と前記第2形態とを切り替える、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記支持部は、前記ディスプレイを裏面側から支持する支柱であって、前記車両の上下方向に延在すると共に前記境界部に配置された支柱を有し、
前記駆動部は、前記支柱を前記車両の前後方向に移動させて前記境界部において前記ディスプレイを折り曲げることで、前記第1形態と前記第2形態とを切り替える、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記支持部は、前記車両の幅方向に並んで前記ディスプレイを裏面側から支持する複数の支持パネルを有し、
前記境界部は、隣り合う前記支持パネル同士の継ぎ目と重なっており、
前記駆動部は、前記支持部を駆動させ、前記継ぎ目において前記ディスプレイを折り曲げることで、前記第1形態と前記第2形態とを切り替える、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第2形態では、前記第1表示領域と前記第2表示領域とで異なるコンテンツを表示し、
前記第1形態では、前記ディスプレイに単一のコンテンツを表示する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記第2形態において前記第2表示領域に表示されるコンテンツを、前記第1形態において前記ディスプレイに前記単一のコンテンツとして表示する、
請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第1形態では、前記第1表示領域と前記第2表示領域とにまたがって前記ディスプレイに前記単一のコンテンツを表示する、
請求項7又は8に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第2形態において前記第2表示領域に表示されるコンテンツを、前記第1形態において前記第1表示領域に前記単一のコンテンツとして表示する、
請求項8に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置の技術に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、大面積の表示部を有し、ダッシュボードに配置される車載用表示装置において、運転者用表示領域がその映像面法線方向を後方向に向けた状態である一方で、同乗者用表示領域がその映像面法線方向を後左方向に向けた状態とすることで、運転者の視界に同乗者向けの映像が入ることを抑制しつつ、同乗者にも映像を視認させることが提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-138341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
運転者用表示領域と同乗者用表示領域とで、表示方向が常に異なる表示装置をダッシュボードに配置する場合、同乗者用表示領域に表示される情報は運転者には確認できない。
【0005】
本発明の技術は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の室内空間において用いられる表示装置において、ディスプレイにおける助手席側の領域と運転席側の領域の何れもが運転席から視認可能な状態と、ディスプレイにおける運転席側の領域が運転席から視認可能且つディスプレイにおける助手席側の領域が運転席から視認不能な状態と、で切り替え可能な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の技術は以下の構成を採用した。即ち、本発明に係る技術の一側面としての表示装置は、車両の室内空間において用いられる表示装置である。当該表示装置は、折り曲げ可能なディスプレイと、ディスプレイを支持する支持部と、支持部を駆動する駆動部と、を備える。また、当該ディスプレイは、車両の幅方向において運転席側に配置された第1表示領域と、助手席側に配置された第2表示領域と、を有する。また、当該駆動部が当該支持部を駆動させてディスプレイを折り曲げることで、第1表示領域と第2表示領域の何れもが前記運転席から視認可能な第1形態と、第1表示領域が前記運転席から視認可能であり且つ第2表示領域が前記運転席から視認不能な第2形態と、を切替可能に形成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車室内に搭載される表示装置について、状況に応じて表示方向を変更できる表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る表示装置の第1形態を示す図である。
図2は、実施形態に係る表示装置の第2形態を示す図である。
図3は、実施形態に係る表示装置の駆動部を示す図である。
図4は、実施形態に係る表示装置の構成を示す図である。
図5は、実施形態に係る表示装置の動作を示すフローチャートである。
図6は、実施形態の変形例1に係る表示装置の駆動部を示す図である。
図7は、実施形態の変形例2に係る表示装置の第1形態を示す図である。
図8は、実施形態の変形例2に係る表示装置の第2形態を示す図である。
図9は、実施形態の変形例2に係る表示装置の駆動部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は、一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲内で、適宜、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
【0010】
<実施形態>
図1は、本実施形態に係る表示装置1の第1形態を示す図である。図2は、本実施形態に係る表示装置1の第2形態を示す図である。表示装置1は、例えば、車両Vの室内空間において、ダッシュボードに設置される。図1では、車両Vの車両全長方向に沿った方向であって、車室側からウィンドシールドに向かう方向を「前」とし、その反対方向を「後」として、これらの方向を矢印で示している。また、車両Vの幅方向に沿った方向であって、車両Vの前方を見ている状態における右側から左側に向かう方向を「左」とし、その反対方向を「右」としている。また、車両方向の全高方向に沿った方向であって、運転席や助手席から運転者や同乗者の頭上へ向かう方向を「上」とし、その反対方向を「下」としている。なお、前、後、左、右、上、下とは表示装置1の各要素における相対的な位置関係を示すものに過ぎない。また、本明細書では、特に断りのない場合、前、後、左、右、上、下の各方向は、図1に示す各方向に相当する。便宜上、運転者及び同乗者「使用者」と総称し、運転席及び助手席を「座席」と総称する。また、以下の説明において、表示装置側から座席側に向かう方向(即ち、車両Vの前後方向における後側)を「手前側」と称し、その反対側(即ち、車両Vの前後方向における前側)を「奥側」と称する場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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