TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025107734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024001118
出願日2024-01-09
発明の名称車両制御装置、車両制御方法およびプログラム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60Q 1/04 20060101AFI20250714BHJP(車両一般)
要約【課題】意図しないヘッドライトの点灯を防止して消費電力を削減できるとともに、ユーザの利便性を向上させることができる車両制御装置、車両制御方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態の一態様は、外部給電の機能を有し、ヘッドライトの点灯・消灯の自動選択モードと手動選択モードとを切替え可能な車両において、車両制御装置は、コントローラを備える。コントローラは、外部給電の開始時に、自動選択モードから手動選択モードへ切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外部給電の機能を有し、ヘッドライトの点灯・消灯の自動選択モードと手動選択モードとを切替え可能な車両において、
前記外部給電の開始時に、前記自動選択モードから前記手動選択モードへ切り替えるコントローラを備える、
車両制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記外部給電の開始時に、前記ヘッドライトを消灯させた後、前記自動選択モードから前記手動選択モードへ切り替える、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記手動選択モードへ切り替えた後に、前記車両を走行させるための操作がユーザによって行われた場合、前記手動選択モードから前記自動選択モードへ切り替える、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
昼間に前記外部給電を開始した場合、前記ヘッドライトを消灯させた後に前記自動選択モードから前記手動選択モードへ切り替える、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記外部給電中、かつ、前記車両が走行可能な状態であるときに、ユーザに走行の意思がないことを示す判定条件が満たされた場合、前記ヘッドライトを消灯させた後に前記自動選択モードから前記手動選択モードへ切り替える、
請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項6】
前記判定条件は、
前記車両が起動して走行可能な状態になってからシフトレバーが操作されていないことである、
請求項5に記載の車両制御装置。
【請求項7】
前記判定条件は、
前記車両が起動して走行可能な状態になった後、シフトレバーがパーキングレンジになってからの経過時間が予め設定された閾値を超えることである、
請求項5に記載の車両制御装置。
【請求項8】
車両の外部に電力を供給する外部給電の機能を有する前記車両が備える車両制御装置であって、
前記車両が有するヘッドライトの点灯および消灯を制御するコントローラを備え、
前記コントローラは、
前記車両が起動すると、前記車両の周辺の環境に応じて、前記ヘッドライトを点灯または消灯させ、前記外部給電を開始すると前記ヘッドライトを消灯させる、
車両制御装置。
【請求項9】
外部給電の機能を有し、ヘッドライトの点灯・消灯の自動選択モードと手動選択モードとを切替え可能な車両が備える車両制御装置のコントローラが実行する車両制御方法であって、
前記外部給電の開始時に、前記自動選択モードから前記手動選択モードへ切り替える
車両制御方法。
【請求項10】
車両の外部に電力を供給する外部給電の機能を有する前記車両が備える車両制御装置のコントローラが実行する車両制御方法であって、
前記車両が有するヘッドライトの点灯および消灯を制御するとともに、
前記車両が起動すると、前記車両の周辺の環境に応じて、前記ヘッドライトを点灯または消灯させ、前記外部給電を開始すると前記ヘッドライトを消灯させる、
車両制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置、車両制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両において、ユーザの操作等によって外部給電モードが選択されると、車両から車両の外部の機器に対して給電を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-093604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来は、不要な電力を消費してしまうとともに、ユーザの利便性を低下させてしまうおそれがあった。具体的には、車両にあっては、夜間など車両の周囲が暗くなるとヘッドライトを自動的に点灯させる、いわゆるオートライトの機能を装備することが義務化されている。そのため、例えば車両において上記の外部給電が行われる場合に、車両の周囲が暗くなると、走行しないにも関わらずオートライトの機能によりヘッドライトが点灯し、不要な電力を消費してしまう。また、ヘッドライトが点灯すると、ユーザはヘッドライトを手動で消灯させることとなり、結果としてユーザの利便性が低下するおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、意図しないヘッドライトの点灯を防止して消費電力を削減できるとともに、ユーザの利便性を向上させることができる車両制御装置、車両制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、外部給電の機能を有し、ヘッドライトの点灯・消灯の自動選択モードと手動選択モードとを切替え可能な車両において、車両制御装置は、コントローラを備える。コントローラは、前記外部給電の開始時に、前記自動選択モードから前記手動選択モードへ切り替える。
【0007】
また、本発明は、車両の外部に電力を供給する外部給電の機能を有する前記車両が備える車両制御装置であって、前記車両が有するヘッドライトの点灯および消灯を制御するコントローラを備える。前記コントローラは、前記車両が起動すると、前記車両の周辺の環境に応じて、前記ヘッドライトを点灯または消灯させ、前記外部給電を開始すると前記ヘッドライトを消灯させる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、意図しないヘッドライトの点灯を防止して消費電力を削減できるとともに、ユーザの利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る車両制御装置による車両制御方法の概要を説明する図である。
図2は、第1実施形態に係る車両制御装置を含む車両制御システムの構成を示すブロック図である。
図3は、第1実施形態に係るコントローラが実行する処理手順を示すフローチャートである。
図4は、変形例に係るコントローラが実行する処理手順を示すフローチャートである。
図5は、第2実施形態に係るコントローラが実行する処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する車両制御装置、車両制御方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
カーテント
1か月前
個人
車窓用防虫網戸
2か月前
個人
警告装置
3か月前
個人
小型EVシステム
3か月前
個人
車輪清掃装置
1か月前
日本精機株式会社
ケース
3か月前
個人
ホイルのボルト締結
22日前
個人
アンチロール制御装置
4か月前
個人
キャンピングトライク
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
乗合路線バスの客室装置
6日前
個人
ブレーキシステム
3か月前
個人
車両用スリップ防止装置
28日前
個人
キャンピングトレーラー
1か月前
個人
アクセルのソフトウェア
27日前
個人
ワイパーゴム性能保持具
2か月前
個人
円湾曲ホイール及び球体輪
6日前
個人
車載小物入れ兼雨傘収納具
20日前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
3か月前
株式会社ニフコ
保持装置
21日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
3か月前
井関農機株式会社
収穫作業車両
2か月前
個人
自走式立体型洗車場
4か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
23日前
帝国繊維株式会社
作業車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
2か月前
株式会社ユーシン
照明装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
続きを見る