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公開番号
2025110791
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004833
出願日
2024-01-16
発明の名称
電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラム
出願人
株式会社デンソーテン
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250722BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電池として使用できる蓄電量が減少したままとなる事態を回避できる電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラムを提供する。
【解決手段】実施形態に係る電源制御装置は、コントローラを備える。コントローラは、自動運転制御装置を有する車両に搭載される。コントローラは、複数のセルを有する電池のセル電圧を車両の停車中に均等化する。コントローラは、車両の走行中にセル電圧の均等化が必要と判断すると、自動運転制御装置またはユーザに停車を要求する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
自動運転制御装置を有する車両に搭載され、複数のセルを有する電池のセル電圧を前記車両の停車中に均等化するコントローラを備え、
前記コントローラは、
前記車両の走行中に前記セル電圧の均等化が必要と判断すると、前記自動運転制御装置またはユーザに停車を要求する
電源制御装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、
前記車両の自動運転走行中に前記セル電圧の均等化が必要と判断して前記ユーザに停車を要求した後、前記ユーザから停車の許可を受け付けた場合に、前記自動運転制御装置に停車を要求する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記ユーザに停車を要求してから一定時間経過しても停車の許可を受け付けない場合に、前記自動運転制御装置に停車を要求する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項4】
前記コントローラは、前記自動運転制御装置に停車を要求する前に停車することを前記ユーザに通知する
請求項3に記載の電源制御装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記車両の手動運転走行中に前記セル電圧の均等化が必要と判断すると、前記ユーザに停車を要求する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記セル電圧の均等化が必要と判断すると、前記セル電圧の均等化の開始から完了までの所要時間を算出し、前記所要時間を前記ユーザに通知する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記車両の無人走行中に前記セル電圧の均等化が必要と判断すると、前記自動運転制御装置に停車を要求する
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項8】
自動運転制御装置を有する車両に搭載され、複数のセルを有する電池のセル電圧を前記車両の停車中に均等化するコントローラが実行する電源制御方法であって、
前記車両の走行中に前記セル電圧の均等化が必要と判断すると、前記自動運転制御装置またはユーザに停車を要求する
電源制御方法。
【請求項9】
自動運転制御装置を有する車両に搭載され、複数のセルを有する電池のセル電圧を前記車両の停車中に均等化するコンピュータに、
前記車両の走行中に前記セル電圧の均等化が必要と判断すると、前記自動運転制御装置またはユーザに停車を要求する手順を実行させる
電源制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車、ハイブリッド自動車、およびプラグインハイブリッド自動車には、複数のセルが直列に接続される電池が搭載される。電池は、充放電が繰り返されることで各セルのSOC(State Of Charge)に差が生じてセルバランスが崩れる。
【0003】
この場合、電池は、充電開始時にSOCの低かったセルが満充電になるまで充電されると、充電開始時にSOCの高かったセルが過充電になる。このため、電源制御装置は、充電中に最もSOCの高いセルが満充電になると充電を終了する。
【0004】
これにより、電源制御装置は、セルの過充電を防止することはできるが、充電開始時にSOCの低かったセルを満充電にできないので、蓄電量が減少する。そのため、停車中に各セルのSOCを均等化する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-72798号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、例えば、自動運転車両などのように、停車することなく長時間走行を行う車両に搭載される電池は、なかなかSOCの均等化が実施されない。この場合、電池は、セルバランスが崩れたままとなり、使用できる蓄電量が減少したままとなる。
【0007】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、電池として使用できる蓄電量が減少したままとなる事態を回避できる電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る電源制御装置は、コントローラを備える。前記コントローラは、自動運転制御装置を有する車両に搭載される。前記コントローラは、複数のセルを有する電池のセル電圧を前記車両の停車中に均等化する。前記コントローラは、前記車両の走行中に前記セル電圧の均等化が必要と判断すると、前記自動運転制御装置またはユーザに停車を要求する。
【発明の効果】
【0009】
実施形態に係る電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラムは、車両の走行中にセル電圧の均等化が必要と判断すると、自動運転制御装置またはユーザに停車を要求し、車両が停車すると均等化が行われるので、SOCの均等化が長期間行われない状態を回避できる。これにより、実施形態に係る電源制御装置、電源制御方法、および電源制御プログラムは、電池として使用できる蓄電量が減少したままとなる事態を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る電源制御装置の構成例を示す説明図である。
図2は、実施形態に係る電源制御装置の動作説明図である。
図3は、実施形態に係る電源制御装置の動作説明図である。
図4は、実施形態に係る電源制御装置のコントローラが実行する処理の一例を示すフロチャートである。
図5は、実施形態に係る電源制御装置のコントローラが実行する処理の一例を示すフロチャートである。
図6は、実施形態に係る電源制御装置のコントローラが実行する処理の一例を示すフロチャートである。
図7は、実施形態に係る電源制御装置のコントローラが実行する処理の一例を示すフロチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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