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公開番号
2025127711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024577
出願日
2024-02-21
発明の名称
電源回路および制御装置
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H02M
3/155 20060101AFI20250826BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電源効率を向上させることができる電源回路および制御装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る電源回路は、ハイサイドMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)およびローサイドMOSFETと、電圧印加回路とを備える。ハイサイドMOSFETおよびローサイドMOSFETは、電源とグランドとの間に直列に接続される。ハイサイドMOSFETおよびローサイドMOSFETは、交互にオンするように制御される。電圧印加回路は、ハイサイドMOSFETがオフされる場合に、ハイサイドMOSFETのゲートに負電圧を印加する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電源とグランドとの間に直列に接続され、交互にオンするように制御されるハイサイドMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)およびローサイドMOSFETと、
前記ハイサイドMOSFETがオフされる場合に、前記ハイサイドMOSFETのゲートに負電圧を印加する電圧印加回路と
を備える電源回路。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記ハイサイドMOSFETは、ドレインが前記電源に接続され、
前記ローサイドMOSFETは、ドレインが前記ハイサイドMOSFETのソースに接続され、ソースが前記グランドに接続され、
前記電圧印加回路は、前記ハイサイドMOSFETと前記ローサイドMOSFETとの接続点と前記グランドとの間に直列に接続されるコンデンサとダイオードとを含み、
前記コンデンサの低圧側の端子電圧を前記ハイサイドMOSFETのゲートに印加する
請求項1に記載の電源回路。
【請求項3】
前記電圧印加回路は、
前記コンデンサと前記グランドとの間に、前記ダイオードと並列に接続される抵抗を備える
請求項2に記載の電源回路。
【請求項4】
電源とグランドとの間に直列に接続されるハイサイドMOSFETおよびローサイドMOSFETと、
前記ハイサイドMOSFETと前記ローサイドMOSFETとが交互にオンするように制御するコントローラと、
前記コントローラによって前記ハイサイドMOSFETがオフされる場合に、前記ハイサイドMOSFETのゲートに負電圧を印加する電圧印加回路と
を備える制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、電源回路および制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
電源回路では降圧/同期型DCDCコンバータが広く用いられる(例えば、特許文献1参照)。降圧/同期型DCDCコンバータは、ハイサイドMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)とローサイドのMOSFETを交互にオンさせることにより電源効率を上げる。
【0003】
ただし、降圧/同期型DCDCコンバータは、ハイサイドMOSFETがオンする時間とローサイドMOSFETがオンする時間とが一部でも重なり、同時にオンする状態が発生すると貫通電流が流れてMOSFETが破損する。
【0004】
このため、降圧/同期型DCDCコンバータは、ハイサイドMOSFETとローサイドMOSFETが同時にオンしないように、ハイサイドMOSFETとローサイドMOSFETとが共にオフにするデッドタイムが設けられる。これはDCDCコンバータに限らず、ハイサイドMOSFETとローサイドMOSFETのオン、オフを交互に切り替える任意の回路にいえることである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-44940号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、電源回路は、ハイサイドMOSFETとローサイドMOSFETが同時オンしないように設定されるデッドタイム時間が長くなると、電源効率が低下する。また、一般的なMOSFETの駆動回路は、MOSFETをオンからオフにするまでの時間(オフ側の時間)がMOSFETをオフからオンにするまでの時間(オン側の時間)よりも長くなる傾向がある。このため、電源回路は、オフ側の時間に律速してデッドタイム時間を決める必要があるので、電源効率を向上させることが容易でない。
【0007】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、電源効率を向上させることができる電源回路および制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の一態様に係る電源回路は、ハイサイドMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)およびローサイドMOSFETと、電圧印加回路とを備える。前記ハイサイドMOSFETおよび前記ローサイドMOSFETは、電源とグランドとの間に直列に接続される。前記ハイサイドMOSFETおよび前記ローサイドMOSFETは、交互にオンするように制御される。前記電圧印加回路は、前記ハイサイドMOSFETがオフされる場合に、前記ハイサイドMOSFETのゲートに負電圧を印加する。
【発明の効果】
【0009】
実施形態に係る電源回路および制御装置は、ハイサイドMOSFETがオフされる場合、電圧印加回路がなければハイサイドMOSFETのゲートに0Vが印加されるところを、ゲートに負電圧をすることでハイサイドMOSFETのオフ側の時間を短縮できる。
【0010】
これにより、電源回路は、オフ側の時間に律速して決定されるデッドタイムを短縮することで、ハイサイドMOSFETおよびローサイドMOSFETがともにオフになる時間が短くなるので、電源効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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