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公開番号
2025075214
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186215
出願日
2023-10-31
発明の名称
顔認証装置
出願人
株式会社デンソーウェーブ
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250508BHJP(計算;計数)
要約
【課題】所定の画角内に2個以上の顔画像が収まる場合において誤った認証結果が得られることを防止し得る技術を提供する。
【解決手段】顔認証装置は、所定の画角内にコード画像と2人以上の顔に対応する2個以上の顔画像とが収まる場合に、2個以上の顔画像のそれぞれについて、当該顔画像によって示される顔とコード画像によって示される二次元コードとの間の距離を算出する算出部と、2個以上の顔画像について算出された2個以上の距離を利用して、2個以上の顔画像の中から対象の顔画像を選択する第1の選択部と、対象の顔画像から、対象の顔画像によって示される対象の顔の特徴を示す対象の特徴情報を取得する情報取得部と、コード画像から、二次元コードに記録されている、特定の顔の特徴を示す特定の特徴情報を読み取る読取部と、対象の特徴情報を特定の特徴情報と照合する認証処理を実行する認証部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像素子と、
前記撮像素子が二次元コードを撮像する場合に、前記撮像素子から前記二次元コードの画像であるコード画像を取得するコード取得部と、
前記撮像素子が2人以上の顔を撮像する場合に、前記2人以上の顔のそれぞれについて、前記撮像素子から当該顔の画像である顔画像を取得する顔取得部と、
所定の画角内に前記コード画像と前記2人以上の顔に対応する2個以上の顔画像とが収まる場合に、前記2個以上の顔画像のそれぞれについて、当該顔画像によって示される顔と前記コード画像によって示される前記二次元コードとの間の距離を算出する算出部と、
前記2個以上の顔画像について算出された2個以上の前記距離を利用して、前記2個以上の顔画像の中から対象の顔画像を選択する第1の選択部と、
前記対象の顔画像から、前記対象の顔画像によって示される対象の顔の特徴を示す対象の特徴情報を取得する情報取得部と、
前記コード画像から、前記二次元コードに記録されている、特定の顔の特徴を示す特定の特徴情報を読み取る読取部と、
前記対象の特徴情報を前記特定の特徴情報と照合する認証処理を実行する認証部と、
を備える、顔認証装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記第1の選択部は、前記2個以上の顔画像の中から、前記2個以上の距離のうちの最も短い距離に対応する前記対象の顔画像を選択する、請求項1に記載の顔認証装置。
【請求項3】
前記顔認証装置は、さらに、
前記撮像素子から2個以上の前記コード画像が取得され、前記所定の画角内に前記2個以上のコード画像と前記2個以上の顔画像とが収まる場合に、前記2個以上のコード画像のうちの最初に特定されたコード画像から順次に処理対象のコード画像を選択する第2の選択部を備え、
前記算出部は、前記2個以上の顔画像のそれぞれについて、当該顔画像によって示される顔と前記処理対象のコード画像によって示される前記二次元コードとの間の距離を算出し、
前記読取部は、前記処理対象のコード画像から前記特定の特徴情報を読み取る、請求項1又は2に記載の顔認証装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、顔画像を利用した認証を実行する顔認証装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、認証用コードと利用者の顔を撮像し、認証用コードから読み取られた顔特徴点と、利用者の顔の撮像画像から抽出された顔特徴点と、を照合して、利用者の認証を実行するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-222445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
認証用コードの利用者だけでなく、利用者とは異なる人物の顔が撮像される場合がある。所定の画角内に2個以上の顔画像が収まる場合に、認証用コードと照合する顔画像の選択を誤ると、誤った認証結果が得られる可能性がある。本明細書では、所定の画角内に2個以上の顔画像が収まる場合において誤った認証結果が得られることを防止し得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書で開示する顔認証装置は、撮像素子と、前記撮像素子が二次元コードを撮像する場合に、前記撮像素子から前記二次元コードの画像であるコード画像を取得するコード取得部と、前記撮像素子が2人以上の顔を撮像する場合に、前記2人以上の顔のそれぞれについて、前記撮像素子から当該顔の画像である顔画像を取得する顔取得部と、所定の画角内に前記コード画像と前記2人以上の顔に対応する2個以上の顔画像とが収まる場合に、前記2個以上の顔画像のそれぞれについて、当該顔画像によって示される顔と前記コード画像によって示される前記二次元コードとの間の距離を算出する算出部と、前記2個以上の顔画像について算出された2個以上の前記距離を利用して、前記2個以上の顔画像の中から対象の顔画像を選択する第1の選択部と、前記対象の顔画像から、前記対象の顔画像によって示される対象の顔の特徴を示す対象の特徴情報を取得する情報取得部と、前記コード画像から、前記二次元コードに記録されている、特定の顔の特徴を示す特定の特徴情報を読み取る読取部と、前記対象の特徴情報を前記特定の特徴情報と照合する認証処理を実行する認証部と、を備える。
【0006】
上記の構成によれば、2個以上の距離を利用したルールを予め決定しておくことで、対象の顔画像が誤って選択されることを防止することができる。所定の画角内に2個以上の顔画像が収まる場合において誤った認証結果が得られることを防止することができる。
【0007】
前記第1の選択部は、前記2個以上の顔画像の中から、前記2個以上の距離のうちの最も短い距離に対応する前記対象の顔画像を選択してもよい。
【0008】
二次元コードを提示する人物の顔は、他人の顔よりも二次元コードに近い可能性が高い。上記の構成によれば、二次元コードを提示する人物を推測して、その人物の認証を実行することができる。
【0009】
前記顔認証装置は、さらに、前記撮像素子から2個以上の前記コード画像が取得され、前記所定の画角内に前記2個以上のコード画像と前記2個以上の顔画像とが収まる場合に、前記2個以上のコード画像のうちの最初に特定されたコード画像から順次に処理対象のコード画像を選択する第2の選択部を備え、前記算出部は、前記2個以上の顔画像のそれぞれについて、当該顔画像によって示される顔と前記処理対象のコード画像によって示される前記二次元コードとの間の距離を算出し、前記読取部は、前記処理対象のコード画像から前記特定の特徴情報を読み取ってもよい。
【0010】
上記の構成によれば、2個以上のコード画像が取得される場合であっても、2個以上のコード画像のそれぞれの認証を順次に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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